● AOS bKAGRA Phase-2以降スケジュール相談

・日時: 2017/9/6(水) 13:30-16:30  解析棟
・参加: 阿久津, 苔山, 川村, 麻生, 宮川, 内山, 斎藤, 安東
・内容: 
    bKAGRA Phase-2以降に向けてのAOSスケジュールの情報収集・相談
     * これまでの経緯復習・現状把握
     * AOSのスケジュール
     * スケジュールに組み込んでおくべき関連作業
     * 他サブシステムと関係での要確認事項・前提タスクの洗い出し
     * (必要ならば) 物品の準備、マンパワー・体制について
     * その他、必要なこと

・AOSスケジュールの概要: 
    - TMS:  Phase-1中 固定鏡インストール(スケジュール要検討).
                防振された最終版は2018年5-8月 (2か月x2台)を想定.
    - WAB: 冷却試験 Y-front  2018年1月から3月 (Phase-1中).
               Phase-2ではCRYpとすり合わせてインストール(設置 2week, CRYp後 2week).
    - NAB:  ITM/ETMのタイミングを想定 (インストール  2week/1台).
    - ミドルバッフル, ビームダンプのスケジュール未定(H30予算).

・要調整項目
  - CAL: EXA/EYA内 NAB設置場所についてすりあわせ.
  - CRY: WABインストール段取りについてすりあわせ.
  - IOO/MIF: ビームダンプの設計について相談.

・A/I: 
   - Phase-1中のスケジュール詳細化 (AOS, 特にTMS試験).
   - Phase-2以降のスケジュール概略まとめ (AOS).

---- 以下詳細 -----------------------------------------------------

・現状把握 (Phase-1まで)
  * TMS (透過モニタ): 
    - BRT 両endに固定(防振系無)で設置. GPT (Gouy Phase Telescope)は真空槽の外.
    - 1台分の物品は揃っている.  アラインメント調整中(@NAOJ).
    - 山本 (こうへい)くん (ICRR, M1)の参加が期待できる可能性.
    - AOSでGreen光源を準備して, 固定TMS (X, Y両方)テストする可能性.
      固定TMSインストール 1週間/台.
      PR2に入射用の鏡を設置. ETMYインストール後に評価試験.
       -> スケジュール詳細化が必要.
  * Narrow Angle Baffle
     本体は納品済. 劣化が心配.
     今年度 懸架系 設計 1台試作, 残り3つ部品納品予定 (予算計上 済み). 
       -> EXA/EYA PCalとの場所インターフェース調整.
  * Wide Angle Baffle
     本体・懸架系部品図 ほぼ完了. 
     今年度  1台試作 (年内), 残り3つ部品納品予定 (予算計上 済み). 
       -> ヒートリンク, 冷却試験.
    - 冷却試験: Y-front  2018年1月から3月.
  * ビームダンプ
    - Phase-1の間は予定していない.
  * OpLev: 
    - 常温用は 必要部品調達済.
    - 低温テストマス用 -> 8割程度はそろっている. Phase-1期間中のものは準備完了.
        ITM Payload用の台は未発注. 
  * ViewPort
    - Main beam用: 物品準備済み.  20枚程度.
    - OpLev用 不具合対応  
          1回目 順次交換中. タイミングを見て順次交換. 
          2回目不具合-> 9月末に納品予定.    
    - 一般用: 準備済み.

・Phase-2 スケジュール見通し
  * TMS: 防振系部品発注済 -> 今年度組み立て.
      -> 2018年にインストール  (5-8月 2か月x2).
           1m径程度の物品をエンドまで運搬の必要あり. CRYp組み立てフレームが邪魔にならないか?
      - インストール 1か月. 防振系コミッショニング.
  * WAB
    - Y-front冷却試験 継続 (?)
    - WABインストール (設置 2week, CRYp後 2week)  -> 要調整.
  * NAB
    - インストール  2week/1台 : Aタンクを開けられるタイミング. 
      ITM/ETMのタイミングを想定.
  * ビームダンプなど
    - H29年度 200万円-> これはなし, H30年度 900万円
    - ミドルバッフル 300mm角: コアオプティクス周りは大まかに想定がある. 14枚.
       -> 2018年度内. スケジュール IOO/MIFと調整.
    - ビームダンプ: 詳細保留. -> OMC内での散乱光を考量する必要あり.
  * センサなど: 他サブシステム(AOS, VIS, CRY, IOO?)と要調整.
  * ViewPort: 他サブシステムと調整してスケジューリング (MIF, IOO, VAC).   

・他サブシステムとの調整項目
  * チャンバー周りの清掃 (SEOへの依頼)

・その他の話題
  * 真空槽内をのぞくためのイルミネータがあれば良いかもしれない.
     -> 当面, 必要な人が考えるということで.

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