EVOの使い方

EVOの概要

EVOはCaltechの高エネルギーグループによって主にLHC用の遠隔会議を念頭に開発されたオンライン会議システムです。 EVOには以下のような特徴があります。

このページでは、EVOをLCGT関連の会議で利用する方法について説明します。
まず、EVOを利用する方は必ずユーザー登録をする必要があります。EVOの利用者登録を参照してください。その後、EVOの起動会議への参加、を参照してEVOで会議への参加して下さい。

SkypeでEVO会議に参加される方は、Skypeでの参加を読んでください。電話での参加希望の方は、電話での参加をご参照下さい。

EVOで会議を主催する方は、EVO会議の主催を参考にしてください。

EVOの詳しい使い方は、EVO Documentationを読んでください。

EVOの利用条件

EVOのプロジェクトリーダーに問い合せたところ、EVOの利用は研究者コミュニティ、特に物理の研究に対してはオープンであり、無料でどんどん使って欲しいとのことでした。しかし、一つのプロジェクトからの利用が非常に頻繁になった場合は、EVOのインフラ維持に何らかの協力(おそらく金銭的)を依頼するかもしれないとのことです。LCGTが週に数回程度利用するぐらいでは問題がないと考えられます。ちなみに、現在日本でEVOに接続するとKEKのサーバに繋がります。LCGTの利用頻度が高くなった場合は、KEKとの相談になる可能性があります。

EVOの利用者登録

EVOのWeb Page(http://evo.caltech.edu/)へ行き、Registerをクリックします。
ユーザー名、パスワード、Emailアドレスを入力してSubmitすれば登録完了です。

EVOの起動

EVOのWeb Page(http://evo.caltech.edu/)へ行き、"Start EVO 2.0"をクリックします。
EVOのクライアント(Javaのプログラム)が自動的にダウンロードされて起動されます。もし、JRE(Java Runtime Environment)がお使いのコンピュータにインストールされていない場合、インストールする必要があります。WindowsやMacでは、自動的にダウンロード画面に誘導されるはずです。ライセンスに同意して、インストール後、もう一度"Start EVO 2.0"をクリックしてください。Linuxの場合は、各Distributionのパッケージシステムから、SunのJREをインストールしてください。例えばUbuntuの場合、インストールするべきパッケージはsun-java6-binです。

sudo apt-get install sun-java6-bin

でインストールできます。

EVOが起動すると、途中でユーザー名とパスワードを聞かれます。上で登録したIDとパスワードを入力してログインしてください。

会議への参加

EVO.png

EVOが起動されると、上のような画面が現れます。EVOでは誰かが主催した会議(Meeting)に参加するという形を取ります。LCGT関連の会議では、その会議の主催者からEVOのMeeting名がメールなどで伝えられるはずです。Meeting名は、例えば"LCGT Collaboration Meeting"というようなものになります。

Meetingに参加するには、上部メニューバーのMeetingsから"Search for meetings"を選びます。開いた検索画面に条件を入力して参加すべきMeetingを検索します。基本的には、右上部の"Filter Titles"にチェックを入れて、テキストボックスにMeeting名(の一部)を入力します。 Searchボタンをクリックしてしばらく待つと、条件に一致するMeetingが表示されるので、参加したいものを選んでクリックします。

Meetingにはパスワードをかけることも出来ます。もし主催者がパスワードをかけている場合は、会議の開催メールでパスワードを伝えているはずなので、そのパスワードを入力してMeetingに参加します。

EVOの簡単な使い方

Koala.png

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Audio.png