{{{ LCGT Collaboration Meeting 議事録 2010年 4月 19日(月曜) 14:00-15:00 出席者: [ICRR] 中谷・黒田・三代木・石塚・三尾・森脇・斎藤(芳)・高橋(竜) [NAOJ] 川村・佐藤・辰巳・西田・安東・麻生, [KEK] 鈴木, [Skype] 山本(博)・新井・苔山・宮川・内山. アクションアイテム: - 組織図に RSE ロードマップ検討作業部会を追加する. 議事: - 真空 (斎藤) 大型ガスケットの再見積の結果がきた.前回の見積よりかなり 安くなったが,まだ TAMA の時の相場より 2倍くらい高く,検討中. - 防振 (高橋) オクトパスというツールで,Majorana 氏に LCGT 用ペイロードの 剛体モデルの計算をしてもらっている. Matlab SimMechanics でも剛体モデルをたて,結果を比べる予定. 三週間程度が目標に行っている. - 低温 (鈴木) 4月初めに Ulvac の超材料研究所を鈴木・斎藤・高橋で訪問し,各種材料の 表面反射率の測定を行った.ここでの測定は空気中・室温に限定される. 低温での測定は現在準備中. - 制御作業部会 (麻生) 光学系の設計を開始した.特にフォールディングを含めたリサイクリング 共振器まわりを重点的に.レングスセンシングの構成は帯域作業部会で 決まってきたので,アラインメントセンシングの構成を詰める. 宗宮氏を中心に議論を行う. SAS とのすりあわせ上,フォールディングはなるべく避けたい.そのため 共振器内レンズの使用も検討.サファイアの研磨精度も絡んでくるので複雑. 三尾「計算ツールは?」 麻生「レングス・アラインメントの応答計算は LIGO の Opticle がある. 鏡の不完全性を扱うツールも LIGO にあるので山本氏の協力を仰ぎたい. 山本「いくつかのツールを組み合わせれば解析可能.」 - 干渉計サポート (三代木) 特になし. - デジタル制御 (宮川) Stefan Ballmer 氏の作業により,タイミング関係の問題が解決した. 麻生氏の作業により picomotor 制御まわりが改善. - レーザー・サファイア (三尾) レーザーは特になし. 光学吸収測定,シリカサンプルの個体差は見えるようになってきた. 手持ちのサンプルでは,国産 (AGC製) のものが Suprasil より吸収が 小さいという結果になった. 熱・弾性複合の有限要素解析ができるようになり,サファイアの評価の 準備が整った.その結果,表面の吸収効果に敏感なことがわかり, バルク吸収との分離の方法を検討中. LCGT では BS がシリカなので,リサイクリング共振器のフォールドの議論に あたっては熱効果の非対称性がけっこう大きいことに注意してほしい. - TAMA (辰巳) 特になし. - 文章管理 (宮川) かなりの数のグループから更新 ICD が提出された.形式にばらつきがあり, 実用的なのもとなるために,あと数回改訂する必要があると思われる. アップロード方法の質問が多かったので,後でメールで流す. 鈴木「設計ドキュメントも歩調を合わせて改訂したほうがいいのでは」 宮川「"デザインドキュメント参照" となっているところも ICD に直接 書くように変えていきたい」 - 組織図について (黒田) 前回の文書管理の議論で,組織図の作業班リーダーと ICD まとめ役の 関係がよくわからないという指摘を受けたので,補足しておきたい. LCGT Wiki (http://gwwiki.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/LCGT/) 参照. ここにある組織図の中で,コーディネータ以下のまとまりを 「作業グループ」と呼ぶことにする. RSE ロードマップ検討作業部会がまだ入っていないので,次の版で入れたい. 川村「RSE 特別作業班は中谷 PM 直属とし,中谷 PM に結果を直接 報告するということでお願いしたい」 宮川「班の英語名やリーダーが組織図と ICD でずれているので直したい」 - GWADW (黒田) 170名近くの登録あり.赤字を出さずに進められそう. - 次回 5月 10日 (月曜) 14:00-15:00 }}}