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Revision 9 as of 2011-05-11 21:35:58
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Line 8: Line 8:
 . iLCGT時にエンドテストマスの位置を5m程度手前に設置する
 . プランについて、今のところ致命的な問題は見当たらない。
 .   --> 従来のプランと定量的に比較検討を進める.
         . iLCGT時にエンドテストマスの位置を5m程度手前に設置する
           . プランについて、今のところ致命的な問題は見当たらない。
           . --> 従来のプランと定量的に比較検討を進める.
Line 41: Line 41:
 関口: 予算的な面で、確認. 廣瀬: Type-Aの技術的な成熟度と今回の判断との関係についての質問.  関口: 予算的な面で、確認.
廣瀬: Type-Aの技術的な成熟度と今回の判断との関係についての質問.
Line 76: Line 77:
  . (安東注: 常温Type-B防振系は最終的な低温Type-Aより防振性能が良い)

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  • ・日時: 2011年5月11日(水) 13:30-16:30
  • ・出席: 高橋、黒田、山元、川村、大橋、安東、三代木、宗宮、
    • 内山、鈴木、廣瀬、関口、榊原、中谷、我妻、山本、 麻生、宮川
  • ・議題: LCGT建設計画について
  • ・決定事項:
    • iLCGT時にエンドテストマスの位置を5m程度手前に設置する
      • プランについて、今のところ致命的な問題は見当たらない。
      • --> 従来のプランと定量的に比較検討を進める.

  • ・A/I: 防振系を中心とした開発・建設計画プランについて、
    • 2つの案の定量的な比較を取りまとめる(高橋氏中心に)。
    • 次回は5/31-3辺りに開催.
  • ・資料: 下記のwikiページ

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・議論の詳細:

  • 資料について説明(安東・高橋)
    • コスト 常温真空槽 3200万円/台 Type-B防振系 1700万円/台
      • 防振系設置・調整にかかる期間 2か月/台
      • --> 2チーム同時作業で 6か月/7台

    その後、参加各氏の意見交換

    宮川:フロント部の常温->低温取り換えはどういう計画か?

    • ->常温部防振系撤去とクライオスタット設置はいずれにせよ必要. 詳細は要検討 (安東)

      • 干渉計は一度コミッショニングを開始したらできるだけdead timeは小さくしたい.
      • MC用のType-Cの開発計画は?

    宗宮: エンドだけ冷却した半低温でのIRを一応評価 -> 184Mpc.

    • Type-A防振系にどの程度自信があるかがポイントだろう.
    • 重要なのでお金がかかったとしても、かけるべき.
    麻生: 新プランにポジティブ.
    • これまでのいプランでは実現可能とは思えなかったが、これなら可能性がありあそう.
    我妻: 新プランに賛成.
    • Type-Cを使用するのはどうか?
    山元: Front部の取り換え計画はどうかという、宮川氏と同じ疑問.
    • Data解析に対して海外との共同解析の経験を積む観点も重要.
    関口: 予算的な面で、確認. 廣瀬: Type-Aの技術的な成熟度と今回の判断との関係についての質問.
    • VIRGOインストール時の苦労について、資料はあるか?
      • -> 内部ドキュメントとしてある (高橋)

    黒田: 低温ペイロードの実機試験ができるという点で賛成.
    • 経費・マンパワーについての検討は必要だろう.
    川村: 定量的な比較検討をした上で判断すべき.
  • 山本: 新プランに賛成.
    • 常温干渉計を稼働させ、デモンストレーションすることが大事.
    • VIRGOなどの失敗の経験は、実際に経験した人を取り込まない
      • 限り資料だけで生かせるかは疑問.
    • アクチュエータの仕様などは、予め決めておくべき. 実機で見て
      • から設計変更している時間は無い.
    中谷: 新プランに期待している.
    • これまでのプランでは破綻の懸念があったが、光が見える.
    • リスクに対する想像力を持ち、知恵を集めて良いプランにして欲しい.
    三代木: 定量的な比較評価が必要. Type-A,Bが技術的に同じという点など.
    • 低温ペイロードとの接続手順はどうするのか考えるべし.
    大橋: 基本的に新プランに賛成.
    • Type-A真空槽(クライオスタット)+ Type-B防振系という組み合 わせは可能か?
      • -> 防振系土台構造が全く違うので、周囲にやぐらを組むなど

      • しなくてはならず、かなり大変 (高橋)
      • クライオスタット実証機試験用の別室を拡張してType-Aを組む可能性もあるかも.
    鈴木(頂いたメールの要約):
    • 費用面では可能だろう.
    • SAS-Aを備えた両エンドのクライオスタットを実証実験で使えれば、冷却のみでなく
    • 行える事の幅は当然広がるので、望ましい方向.
    • 実験を実行する人員は問題.
    • 別室に実証機を置く案ではダクトシールドの長さを十分に取れな い事とSAS無しが
    • 弱点だった.この2点は解消されるので、これまで よりすぐれた案と思う.
  • リカルド(メールでのやり取りの要約, 今日, 紹介を忘れていました):
    • 暫定的なType-Bを製作するコスト・手間の面から反対.
    • 低温に進むには時間がかかるだろうから、観測データを得るために
    • 最初から良い性能を持ったType-Aを導入する方が良い.
    • 低温開発には別の試験施設が必要.

誤解があるといけないので、一応下記が原文.

  • --- リカルドの意見 ---
  • Dear Masaki,
  • I told you that my point of view is not opposed to yours, it is only different.
  • I read your note, and the only thing that I disagree with is precisely the idea
  • to make a temporary setup with type-B chains. I expect that we will need long
  • development before we can implement the cryogenics into LCGT, which requires a
  • separate test facility. Therefore, in my opinion, in order to generate useful
  • GW data, we need to spend more effort into building a strong warm LCGT, with
  • full seismic isolation from day one. In this framework temporarily using type-B
  • chains for the test masses seems to me a waste of money, manpower, and time,
  • and we should avoid that step. If you drop the idea of type-B chains for the
  • test masses, we fully agree. I will be happy to further discuss with you in Elba.
  • Riccardo


議事録110511 (last edited 2011-05-17 11:52:19 by ANDO Masaki)