Differences between revisions 15 and 16
Revision 15 as of 2009-06-25 17:58:06
Size: 2764
Editor: whitehole
Comment:
Revision 16 as of 2009-06-25 18:00:37
Size: 2789
Editor: whitehole
Comment:
Deletions are marked like this. Additions are marked like this.
Line 16: Line 16:
 錘 m=49g 、 L〜29cm
 
wire下端と錘およびwire上端の固定はピンバイスを使用。
   同じ仕掛けでサファイア dia.=0.25mm に代えると、振り子でQ=1200, 捻れでQ=450
 なので、Alの値は一応300KでのQ値とみて良いだろう。
 
写真はAlで吊った仕掛けの外観。

 .
錘 m=49g 、 L〜29cm wire下端と錘およびwire上端の固定はピンバイスを使用。
  . 同じ仕掛けでサファイア dia.=0.25mm に代えると、振り子でQ=1200, 捻れでQ=450
 なので、Alの値は一応300KでのQ値とみて良いだろう。 写真はAlで吊った仕掛けの外観。
 . [[attachment:P1080411s.jpg]]
Line 38: Line 38:
  || Nilaco 5N Al || 0.5 || 16.5N, 16.4N || 42MPa ||
  || ダイニーマ(高張力ポリエチレン)  || 0.01 ||  || 8.5GPa ||
  || カーボンワイアー  || 0.01mm  || || 5.0GPa ||
  || W  || 0.03mm  || || 3.2GPa ||
  || BeCu  || 0.09mm  || || 860MPa ||
  || Super Invar  || 0.1mm  || || 1.2GPa ||
  ||ヤニ入りハンダ  || 0.8mm  || || 24MPa ||
Line 47: Line 40:
  φ100mm d60mm のサファイヤ鏡は 1.8kg --> 450g重/wire = 4.5N/wire よって、破断応力の 1/4 程度の応力が働いている。  .
|| Nilaco 5N Al || 0.5 || 16.5N, 16.4N || 42MPa ||
 || ダイニーマ(高張力ポリエチレン)  || 0.01 ||  || 8.5GPa ||
 || カーボンワイアー  || 0.01mm  || || 5.0GPa ||
 || W  || 0.03mm  || || 3.2GPa ||
 || BeCu  || 0.09mm  || || 860MPa ||
 || Super Invar  || 0.1mm  || || 1.2GPa ||
 ||ヤニ入りハンダ  || 0.8mm  || || 24MPa ||


 φ100mm d60mm のサファイヤ鏡は 1.8kg --> 450g重/wire = 4.5N/wire よって、破断応力の 1/4 程度の応力が働いている。

方針 (2009/01/08 by 内山)

  • ニラコ、AL-011385, Φ0.50mm, 99.999%, 3500yen/1m
    を使う。 Q値測定に用いる同一ロットのものを、最終段懸架用ワイヤーに使うこととする。

Requirements

  • temperature at suspension point: 10K.
  • suspension wire: Aluminum, Φ0.5mm*400mm, 2 loops.
  • Q of wire: 10^4.
  • Q of pendulum: 1.2*10^6.

2009-06-25 (T. Suzuki)

簡単な報告。

・300K Al dia.=0.5mm の振り子 Q=400〜450、捻れ振動 Q=40。

  • 錘 m=49g 、 L〜29cm wire下端と錘およびwire上端の固定はピンバイスを使用。
    • 同じ仕掛けでサファイア dia.=0.25mm に代えると、振り子でQ=1200, 捻れでQ=450
    なので、Alの値は一応300KでのQ値とみて良いだろう。 写真はAlで吊った仕掛けの外観。
  • P1080411s.jpg

・温度を変えての測定は、7/13の週に辰巳氏がKEKに来る予定なので準備を進める。

2009-03-13 (T. Suzuki)

  • ・CLIO Al wire (5N, dia.=0.5 mm, 20m) 届いた
  • ・Handy Force Gauge (ALGOL HF-50)で破断応力測定。
    • 端は直径6mmのSUS棒に巻きつけた摩擦とビスでの押さえを使って固定。
    • 破断は試験ワイアーの直線部で起こっているので、端をつぶした影響は無いと観てよいだろう。
    • 破断時の最大張力を記録して、ワイアー断面積を使って応力に換算。
    • ワイアーが伸びて 直径が小さくなる分は無視している。
    • Nilaco 5N Al wire dia.=0.5mmは2回測定して、16.5N, 16.4Nだった。 破断応力にして42MPa。
    • . ついでに、他のワイアー(あるいはファイバー)も測ったものを書いておくと以下のとおり。
    • 細いワイアーの直径測定はMitsutoyoのディジタルノギスを使っているが、
    • 表示は 0.01mmの桁までなので、この細さのワイアーは誤差が大きいと思われる。

材質

Diameter (mm)

破断力 (N)

破断応力

Nilaco 5N Al

0.5

16.5N, 16.4N

42MPa

  • ダイニーマ(高張力ポリエチレン) 

    0.01

     

    8.5GPa

    カーボンワイアー 

    0.01mm 

    5.0GPa

    W 

    0.03mm 

    3.2GPa

    BeCu 

    0.09mm 

    860MPa

    Super Invar 

    0.1mm 

    1.2GPa

    ヤニ入りハンダ 

    0.8mm 

    24MPa

    φ100mm d60mm のサファイヤ鏡は 1.8kg --> 450g重/wire = 4.5N/wire よって、破断応力の 1/4 程度の応力が働いている。

  • ・Q測定は調整中。
    • 捻れ振動を使う予定。 トランスデューサーは静電容量型。

CLIO/Tasks/AlWireQ (last edited 2009-08-27 18:03:35 by whitehole)