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*バックアップの必要性は私も感じていましたので、宮川君から話を 聞いていたOSEM(シャドーセンサー)に関心を持っていたところです。 *シャドーセンサーにしろ反射型フォトセンサーにしろ低温で動作する PD と LED が必要です。 *低温でのサファイアファイバーの Q 値測定でInGaAs PDとIR LEDの組み合わせたセンサーを 使った実績があります。 |
* バックアップの必要性は私も感じていましたので、宮川君から話を 聞いていたOSEM(シャドーセンサー)に関心を持っていたところです。 * シャドーセンサーにしろ反射型フォトセンサーにしろ低温で動作する PD と LED が必要です。 * 低温でのサファイアファイバーの Q 値測定でInGaAs PDとIR LEDの組み合わせたセンサーを 使った実績があります。 |
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1e-14 m/rtHz @ 20Hz 以下という要求値と コイルドライバー雑音 1e-8 と仮定すると <<BR>> 400 um/V /f^2 以下にアクチュエイター効率は制限される。<<BR>> しかし、これは TAMA 鏡制御用より 100倍も強いので 神岡なら問題なし。 |
1e-14 m/rtHz @ 20Hz 以下という要求値と コイルドライバー雑音 1e-8 と仮定すると <<BR>> 400 um/V /f^2 以下にアクチュエイター効率は制限される。<<BR>> しかし、これは TAMA 鏡制御用より 100倍も強いので 神岡なら問題なし。 |
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LIGO OSEM でも 7e-11 m/rtHz @ 20Hz の雑音レベルなので 単純に cryo-base に feedback してしまうと、<<BR>> 制御ゲインを 1e-4 程度にしないとセンサー雑音で鏡を揺らしてしまう。 <<BR>> 制御帯域は 2-3 Hz と見込まれるので、デジタルでも大変? |
LIGO OSEM でも 7e-11 m/rtHz @ 20Hz の雑音レベルなので 単純に cryo-base に feedback してしまうと、<<BR>> 制御ゲインを 1e-4 程度にしないとセンサー雑音で鏡を揺らしてしまう。 <<BR>> 制御帯域は 2-3 Hz と見込まれるので、デジタルでも大変? |
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--> 試案1<<BR>> TAMA でやったように、もっと上流に feedback (actuate) したいが cryo-base より上流には<<BR>> 共振周波数 5Hz の硬い構造ばかりなので、 上流を actuate することは困難。 |
--> 試案1<<BR>> TAMA でやったように、もっと上流に feedback (actuate) したいが cryo-base より上流には<<BR>> 共振周波数 5Hz の硬い構造ばかりなので、 上流を actuate することは困難。 |
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*CLIOにdigital systemが入るのが7月なのでそれまでに間に合うか *7月の段階ではセンターにしかADCとDACがない、エンドのケーブルを引っ張って来れるか *帯域的にはケーブルを引っ張ってきてもデジタルで十分 *要チャンネル数チェック |
* CLIOにdigital systemが入るのが7月なのでそれまでに間に合うか * 7月の段階ではセンターにしかADCとDACがない、エンドのケーブルを引っ張って来れるか * 帯域的にはケーブルを引っ張ってきてもデジタルで十分 * 要チャンネル数チェック |
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[[attachment:Photosensor_top.pdf|荒瀬実験レポート]]<<BR>> | [[attachment:Photosensor_top.pdf|荒瀬実験レポート]]<<BR>> |
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==== coil-magnet sensorの追加 ==== *cryo baseにcoil-magnet sensorとcoil-magnet actuatorの2セットを追加 *大橋案、感度不明 *多分一番シンプル、光を使わなくてよい *位置センサーにはならないが、ダンピングだけなら十分 |
==== coil-magnet sensor の追加 ==== * cryo baseにcoil-magnet sensorとcoil-magnet actuatorの2セットを追加 * 大橋案、感度不明 * 多分一番シンプル、光を使わなくてよい * 位置センサーにはならないが、ダンピングだけなら十分 |
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[[CLIO/Plans/Damping/BackupPlan|Backup Plan]] | [[CLIO/Plans/Damping/BackupPlan|Backup Plan]] |
方針 (2009/01/08 by 内山)
actuate position: cryo base
actuator: coil magnet actuator
magnet: SmCo
Coil bobbins: AlN
Number of actuation: 2 (Length & Yaw)
バックアップ・プランの必要性
- バックアップの必要性は私も感じていましたので、宮川君から話を 聞いていたOSEM(シャドーセンサー)に関心を持っていたところです。
- シャドーセンサーにしろ反射型フォトセンサーにしろ低温で動作する PD と LED が必要です。
低温でのサファイアファイバーの Q 値測定でInGaAs PDとIR LEDの組み合わせたセンサーを 使った実績があります。
Damping system への要求値
- 常温、低温を問わず、制御雑音を 1e-17 m/rtHz @ 20Hz 以下に抑えなければならない。
- cryo-base 以下は、光軸方向に 5Hz と 0.8Hz の共振を持つ懸架系。
単純に逆算すると 1e-17 * (20/5)2 * (20/0.8)2 = 1e-13 m/rtHz @ 20Hz at cryo-base
制御雑音の要求値は安全係数10を見込んで 1e-14 m/rtHz @ 20Hz
アクチュエイターへの要求
1e-14 m/rtHz @ 20Hz 以下という要求値と コイルドライバー雑音 1e-8 と仮定すると
400 um/V /f^2 以下にアクチュエイター効率は制限される。
しかし、これは TAMA 鏡制御用より 100倍も強いので 神岡なら問題なし。
制御設計への要求
LIGO OSEM でも 7e-11 m/rtHz @ 20Hz の雑音レベルなので 単純に cryo-base に feedback してしまうと、
制御ゲインを 1e-4 程度にしないとセンサー雑音で鏡を揺らしてしまう。
制御帯域は 2-3 Hz と見込まれるので、デジタルでも大変?
--> 試案1
TAMA でやったように、もっと上流に feedback (actuate) したいが cryo-base より上流には
共振周波数 5Hz の硬い構造ばかりなので、 上流を actuate することは困難。
digital制御
acutuatorを用いたダンピングならdigital制御が必須(楽)、ただし
- CLIOにdigital systemが入るのが7月なのでそれまでに間に合うか
- 7月の段階ではセンターにしかADCとDACがない、エンドのケーブルを引っ張って来れるか
- 帯域的にはケーブルを引っ張ってきてもデジタルで十分
- 要チャンネル数チェック
センサーの検討
反射型フォトセンサー
センサー感度 2.4e-8 m/rtHz @ 1Hz
1e-7 rad/rHz @ 1Hz with 0.24m senser separation
- レンジ +-2mm
- 発熱量:不明
LIGO OSEM
- 感度 3e-10 m/rtHz @ 1Hz, 7e-11 m/rtHz @ 20Hz
- レンジ +-1mm
TAMA LVDT
- 感度 3e-8 m/rtHz @ 1Hz
レンジ ??? (>2mm)
coil-magnet sensor の追加
- cryo baseにcoil-magnet sensorとcoil-magnet actuatorの2セットを追加
- 大橋案、感度不明
- 多分一番シンプル、光を使わなくてよい
- 位置センサーにはならないが、ダンピングだけなら十分
- レンジ +/-2mm