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. バックアップの必要性は私も感じていましたので、宮川君から話を 聞いていたOSEM(シャドーセンサー)に関心を持っていたところです。<<BR>> シャドーセンサーにしろ反射型フォトセンサーにしろ低温で動作する PD と LED が必要です。 <<BR>> 低温でのサファイアファイバーの Q 値測定でInGaAs PDとIR LEDの組み合わせたセンサーを 使った実績があります。<<BR>> | . バックアップの必要性は私も感じていましたので、宮川君から話を 聞いていたOSEM(シャドーセンサー)に関心を持っていたところです。<<BR>> . シャドーセンサーにしろ反射型フォトセンサーにしろ低温で動作する PD と LED が必要です。 <<BR>> 低温でのサファイアファイバーの Q 値測定でInGaAs PDとIR LEDの組み合わせたセンサーを 使った実績があります。<<BR>> |
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=== 検討項目 === * 感度 . 常温、低温を問わず、制御雑音を 1e-17 m/rtHz @ 20Hz 以下に抑えなければならない。 cryo-base 以下は、光軸方向に 5Hz と 0.8Hz の共振を持つ懸架系。 単純に逆算すると 1e-17 * (20/5)^2^ * (20/0.8)^2^ = 1e-13 m/rtHz @ 20Hz . 制御雑音の要求値は安全係数10を見込んで、 {{/moin_static172/modern/img/smile3.png}} '''1e-14 m/rtHz @ 20Hz''' |
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* 発熱の有無 | === Damping system への要求値 === * 常温、低温を問わず、制御雑音を 1e-17 m/rtHz @ 20Hz 以下に抑えなければならない。 <<BR>> * cryo-base 以下は、光軸方向に 5Hz と 0.8Hz の共振を持つ懸架系。 * 単純に逆算すると 1e-17 * (20/5)^2^ * (20/0.8)^2^ = 1e-13 m/rtHz @ 20Hz * 制御雑音の要求値は安全係数10を見込んで '''1e-14 m/rtHz @ 20Hz''' |
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=== 反射型フォトセンサー === * センサー感度 1e-7 rad/rHz @ 1Hz [[attachment:Photosensor_top.pdf|荒瀬実験レポート]] |
---- * アクチュエイターへの要求 1e-14 m/rtHz @ 20Hz 以下という要求値と コイルドライバー雑音 1e-8 と仮定すると <<BR>> 400 um/V /f^2 以下にアクチュエイター効率は制限される。<<BR>> しかし、これは TAMA 鏡制御用より 100倍も強いので 神岡なら問題なし。 ---- * 制御設計への要求 LIGO OSEM でも 7e-11 m/rtHz @ 20Hz の雑音レベルなので 単純に cryo-base に feedback してしまうと、<<BR>> 制御ゲインを 1e-4 程度にしないとセンサー雑音で鏡を揺らしてしまう。 <<BR>> 制御帯域は 2-3 Hz と見込まれるので、デジタルでも大変? --> 試案1<<BR>> TAMA でやったように、もっと上流に feedback (actuate) したいが cryo-base より上流には<<BR>> 共振周波数 5Hz の硬い構造ばかりなので、 上流を actuate することは困難。 === センサーの検討 === ==== 反射型フォトセンサー ==== [[attachment:Photosensor_top.pdf|荒瀬実験レポート]]<<BR>> * センサー感度 2.4e-8 m/rtHz @ 1Hz<<BR>> . 1e-7 rad/rHz @ 1Hz with 0.24m senser separation<<BR>> * レンジ +-2mm |
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=== LIGO OSEM === * |
==== LIGO OSEM ==== . http://www.ligo.caltech.edu/docs/G/G080466-00.pdf * 感度 3e-10 m/rtHz @ 1Hz, 7e-11 m/rtHz @ 20Hz * レンジ +-1mm ==== TAMA LVDT ==== * 感度 3e-8 m/rtHz @ 1Hz * レンジ ??? (>2mm) |
方針 (2009/01/08 by 内山)
actuate position: cryo base
actuator: coil magnet actuator
magnet: SmCo
Coil bobbins: AlN
Number of actuation: 2 (Length & Yaw)
バックアップ・プランの必要性
バックアップの必要性は私も感じていましたので、宮川君から話を 聞いていたOSEM(シャドーセンサー)に関心を持っていたところです。
シャドーセンサーにしろ反射型フォトセンサーにしろ低温で動作する PD と LED が必要です。
低温でのサファイアファイバーの Q 値測定でInGaAs PDとIR LEDの組み合わせたセンサーを 使った実績があります。
Damping system への要求値
常温、低温を問わず、制御雑音を 1e-17 m/rtHz @ 20Hz 以下に抑えなければならない。
- cryo-base 以下は、光軸方向に 5Hz と 0.8Hz の共振を持つ懸架系。
単純に逆算すると 1e-17 * (20/5)2 * (20/0.8)2 = 1e-13 m/rtHz @ 20Hz
制御雑音の要求値は安全係数10を見込んで 1e-14 m/rtHz @ 20Hz
- アクチュエイターへの要求
1e-14 m/rtHz @ 20Hz 以下という要求値と コイルドライバー雑音 1e-8 と仮定すると
400 um/V /f^2 以下にアクチュエイター効率は制限される。
しかし、これは TAMA 鏡制御用より 100倍も強いので 神岡なら問題なし。
- 制御設計への要求
LIGO OSEM でも 7e-11 m/rtHz @ 20Hz の雑音レベルなので 単純に cryo-base に feedback してしまうと、
制御ゲインを 1e-4 程度にしないとセンサー雑音で鏡を揺らしてしまう。
制御帯域は 2-3 Hz と見込まれるので、デジタルでも大変?
--> 試案1
TAMA でやったように、もっと上流に feedback (actuate) したいが cryo-base より上流には
共振周波数 5Hz の硬い構造ばかりなので、 上流を actuate することは困難。
センサーの検討
反射型フォトセンサー
センサー感度 2.4e-8 m/rtHz @ 1Hz
1e-7 rad/rHz @ 1Hz with 0.24m senser separation
- レンジ +-2mm
- 発熱量:不明
LIGO OSEM
- 感度 3e-10 m/rtHz @ 1Hz, 7e-11 m/rtHz @ 20Hz
- レンジ +-1mm
TAMA LVDT
- 感度 3e-8 m/rtHz @ 1Hz
レンジ ??? (>2mm)