1557
Comment:
|
2724
|
Deletions are marked like this. | Additions are marked like this. |
Line 3: | Line 3: |
CLIOのデジタル制御システムに関わる回路類の性能評価とデータ蓄積方法を、試行しながら考える。 評価方法については、2010年6月中にだいたいの目処をつけることを目標とする。(担当:大石、斉藤、supervisor:宮川、辰巳ほか)参考: [[CLIO/ Tasks/ DigitalControl/ Caltech_setup|2.辰巳からの要望 の3]] |
|
Line 5: | Line 8: |
CLIOのデジタル制御システムは、とりあえず以下のように構成される。 ||Analog input ||>||(Whitening Filter)||>|| Differential input driver||>|| AntiAliasing Filter|| >|| ADC ||>|| Digital control ||>|| DAC ||>||AntiImaging Filter(=AA) ||>|| Differential output Receiver ||>|| (Dewhitening Filter) ||>||Analog output|| |
CLIOのアナログ-デジタル間は、とりあえず以下のように構成されている。 ||Analog input ||>||(Whitening Filter)||>|| Differential driver||>|| AntiAliasing Filter|| >|| ADC ||>|| Digital control ||>|| DAC ||>||AntiImaging Filter(=AA) ||>|| Differential Receiver ||>|| (Dewhitening Filter) ||>||Analog output|| 近日中に、以下のように変更される ||Analog input ||>||Differential Driver||>||(Whitening filter)||>||AntiAliasing Filter||>||ADC||>||Digital Control||>||DAC||>||AntiImaging Filter(=AA)||>||Differential Receiver||>||(Dewhitening filter)||>||Analog output|| |
Line 9: | Line 15: |
また、2010年5月現在、CLIOでは、デジタル制御システムのパーツとして、AA, Differential Driver, Differential Receiver<<BR>> | 2010年5月現在、CLIOでは、AA, DD, DRの3種類の回路を試作済 ([[http://gw.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/CLIO/Tasks/DigitalControl/TaskList|タスクリスト]]参照)。<<BR>> |
Line 11: | Line 18: |
の3種類の回路が作成されている。<<BR>> | 今後、CLIOの感度を出していくための基礎データとして、これらの構成要素の特性を調べ、記録していく。 * アナログ回路の特性(伝達関数、雑音レベル)の測定には、スペアナを、 * デジタル回路の特性(伝達関数、雑音レベルなど)の測定には、diaguuiを用いる。<<BR>> |
Line 13: | Line 22: |
これから、CLIOの感度を出していくために、これらの回路の特性を調べ、記録しておく。 アナログ回路の特性(伝達関数、雑音レベル)の測定には、スペアナを、<<BR>> デジタル回路の特性(伝達関数、雑音レベルなど)の測定には、diaguuiを用いる。<<BR>> |
[[CLIO/Tasks/DigitalControl/PerformanceTest/Diaggui|Diagguiのつかいかた]] |
Line 17: | Line 24: |
== diagguiのつかいかた == | また、現時点で、入力の60Hzの振幅が大きく、dynamic rangeを制限する可能性があることが問題となっている。 == Calibration == ADC(Analog-to-Digital Converter)は、アナログ信号をデジタルに変換するもので、 今回用いているのは、vendor:general standardsの[[http://www.generalstandards.com/view-products.php?product=pmc66-16ai64ssa| PMC66-16AI64SSA-64-]]デジタル信号の1LSB(Least Significant Bit)は、rangeをビット数で割ったものになり、 {{{ 1LSB=V/ }}} ボードによって若干の誤差があるため、これを計測する。<<BR>> 計測方法は、 |
Line 19: | Line 37: |
portaで {{{ $diaggui & }}} とすると、Diagnostic test toolsという画面が現れる。4つのtab(Input, Measurement, Excitation, Result)のうち、通常はMeausrementのtabが選択されています。<<BR>> * 雑音レベルの測定をするときは、Measurement中のFourier Powerを選択します。 * 伝達関数の測定をするときは、Swept Sine Responseを選択します。<<BR>> |
|
Line 27: | Line 38: |
Measurement channels |
== 雑音測定 == === === まずADCの雑音を測定する。入力をterminateして、diagguiで測定した値を上記のcalibrationで した図を == 伝達関数測定 == == カップリング測定 == |
PerformanceTest
CLIOのデジタル制御システムに関わる回路類の性能評価とデータ蓄積方法を、試行しながら考える。 評価方法については、2010年6月中にだいたいの目処をつけることを目標とする。(担当:大石、斉藤、supervisor:宮川、辰巳ほか)参考: 2.辰巳からの要望 の3
CLIO Digital
- CLIOのアナログ-デジタル間は、とりあえず以下のように構成されている。
Analog input |
> |
(Whitening Filter) |
> |
Differential driver |
> |
AntiAliasing Filter |
> |
ADC |
> |
Digital control |
> |
DAC |
> |
AntiImaging Filter(=AA) |
> |
Differential Receiver |
> |
(Dewhitening Filter) |
> |
Analog output |
近日中に、以下のように変更される
Analog input |
> |
Differential Driver |
> |
(Whitening filter) |
> |
AntiAliasing Filter |
> |
ADC |
> |
Digital Control |
> |
DAC |
> |
AntiImaging Filter(=AA) |
> |
Differential Receiver |
> |
(Dewhitening filter) |
> |
Analog output |
(white/dewhite filterは雑音レベルを気にするときのみ使用。)
2010年5月現在、CLIOでは、AA, DD, DRの3種類の回路を試作済 (タスクリスト参照)。
今後、CLIOの感度を出していくための基礎データとして、これらの構成要素の特性を調べ、記録していく。- アナログ回路の特性(伝達関数、雑音レベル)の測定には、スペアナを、
デジタル回路の特性(伝達関数、雑音レベルなど)の測定には、diaguuiを用いる。
- また、現時点で、入力の60Hzの振幅が大きく、dynamic rangeを制限する可能性があることが問題となっている。
Calibration
- ADC(Analog-to-Digital Converter)は、アナログ信号をデジタルに変換するもので、
今回用いているのは、vendor:general standardsのPMC66-16AI64SSA-64-デジタル信号の1LSB(Least Significant Bit)は、rangeをビット数で割ったものになり、
1LSB=V/
ボードによって若干の誤差があるため、これを計測する。
計測方法は、
雑音測定
- === === まずADCの雑音を測定する。入力をterminateして、diagguiで測定した値を上記のcalibrationで した図を
伝達関数測定