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Digital Control Systemの導入

タスクの目的

CLIOへのDigital制御システムの導入の目的

  • LCGTで使用するデジタルコントロールシステムを導入する。
  • デジタルシステム導入による干渉計開発の効率化・省力化の実現。

ゴール

上記目的を達成するための手段として

  • AdvLIGOで使用されるデジタルシステムに準拠したものを導入する。

などであるが、これはLCGTでのデジタルシステムのためのテストベンチも兼ねている。

マイルストーン

ゴール達成のために越えるべきマイルストーンと達成目標期日は以下の通り。 導入にあたり、以下に示すような段階的なステップを踏むことになる。

また、以下のようなスクリプトもしくはアプリケーションを組む予定である

スケジュール

  • 2008年12月: CLIO用デジタルシステムのデザイン及び部品の発注
  • 2009年1月: 宮川渡米、Caltechにてデジタルシステムの組み立て(2weeks)
  • 2月: 柏にてテスト
  • 3月: CLIOに導入、Per-arm length信号の置き換えとノイズ評価
  • 4月以降 In-arm length信号の置き換え、long term monitorの開始
    • In-line End chassisの追加
    • Alignment信号のデジタル化

メンバーと役割分担

このメンバーリストの主旨はコアの人々とその役割分担を明示することである。 これにより、各人がどの項目の遂行に責任を持つかを明示している。 よって当然ながら、この枠にとどまらず、様々な機関から様々な人の協力を得て実際のプロジェクトは進行している。

  • 東大宇宙線研 宮川()
  • 国立天文台 新井 () / 辰巳()

必要アイテム概要

  • SUN Fire X4600;4(or 8) processors, RAID HDD pic1 pic2 pic5

  • CentOS, Real Time Core, Matlab
  • Expansion chassis
  • ADC
  • DAC
  • I/O binary
  • General linux for operation and monitor
  • CDS software (RTFE, DAQS, EPICS, AWG, DTT, foton, dataviewer, striptool, ezca, tds, burt, conlog)
  • Related Analog circuits
    • Timing system
    • Whitening, dewhitening, anti aliasing, anti imaging filters

Draft

今日、新井/辰巳でLIGOデジタルシステムを精査しました。

以下はそれに新井が多少色をつけて、いまのところのリコメンデーションを作っ てみました。まだダイアグラムとか書かないと行けないのですが、とりあえず 送ります。

【CLIO digital 1st phase】 o 目標

  • LIGOデジタルシステムを小規模なサーボで稼働させ、 その最初の利点が享受できる。

o 初期目標達成時期:7月末

  • 細かいスケジュールは宮川案で。

o 上記目標を達成するために、次の事項が出来るようになるべし

  • - ロックアクイジションと感度が取れるところまでが自動化される。
    • (アラインメントさえあわせれば、あとはスイッチ、ポン!)
    - mass lock loopをデジタル化する。
    • - variable gain - whitening (on/off) - digital anti-whitening - digital filtering - digital anti-dewhitening - dewhitening (on/off)
    - 感度がリアルタイム表示される。 - 常温ベスト(+α)感度が維持される
    • - 本来はcoil driverに手を入れなければならないが、
      • おそらくそこまでは手がまわらないので、 coil matrixは利用しないで進める可能性あり

【上記機能を達成するために必要な回路類の検討】 o 大枠

  • - プロセッサとExpansion Chasisを光接続したものをセンター部に置く。 - つまり現段階でエンドにI/Fを設置する必要は無い。

o 現段階でTiming Systemを組む必要は無いと判断した。これはTiming system

  • がLIGOのサイトの各ラックにAdvLIGOの仕様を満たす1ppsをdistributeする ものであると推測されるからである。[要確認]。 現有のGPSが1pps outputを持っているため、GPS serverを購入する必要も基 本的には無い。 逆に、AdvLIGOの最新のTiming SystemはFPGA等を用いたものであり、 内製はほぼ不可能

    http://ilog.ligo-wa.caltech.edu:7285/advligo/TimingDistribution 疑問点1: processor側になにか供給する必要があるか? 疑問点2: expansion chasis内のclock driverとは何者か?1PPSをADCのSYNC

    • に供給するという理解で正しいか?

o LIGO側が買うとは言え何が起こっているのか把握して、何が来るのか把握す る必要がある。

o 作製が必要なユニット

  • ●ユニット数を確認
    • とくにWhite/Dewhiteの調整のためBinary I/Oチャンネルが必要と思うので確認
    ●ラックの必要ユニット数の確認 ●結構な数のケーブルが必要(SCSI68P, D-sub 37など) ●differentialもので2Pin LEMOなどが使用されている部分の手当など

=>●ダイアグラム作製が必要 例: http://www.ligo.caltech.edu/~abbott/OMCglobalPdf/OMC%20ISC/Block%20Diagrams%20and%20Overviews/ISC%20System%20Block%20Diagram/D070261_b5.pdf

  • - ADC-AA interface unit (AA内蔵か?) - AA unit - whitening unit - DAC-AI interface unit (AI内蔵か?) - AI unit - dewhitening unit - デモジュレータ他とwhitening unitのI/F - 各種回路とBinary I/OのI/F用Unitは?[要確認]

o whitening/dewhiteningの仕様策定

視覚的に分かりやすいヒューマンインターフェースの提供/よりスムーズなロックアクイジションの提供/デジタル制御フィルターによる制御デザインのしやすさ/スクリプト化、速いスイッチング等による、複雑な制御の切り替え時におけるヒューマンエラーの軽減/レーザーパワー、温度等、長期間モニタの提供

CLIO/Tasks/DigitalControl (last edited 2010-11-09 08:23:47 by NaokoOhishi)