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Line 15: Line 15:
 10 ppm 以下であり、かつ、8時間平均値が 20 ppm 以下であること」とされています。  10 ppm 以下が多いです。
Line 21: Line 21:
 上記でみたように、規制値は低濃度であるため、酸素濃度計(通常20.9%)などで代用できません。<<BR>>  規制値は低濃度であるため、酸素濃度計(通常20.9%)などで代用できません。<<BR>>
Line 25: Line 25:
 はCO, O2ガス検知器ですので、電池残量の確認後、
 大気較正(Airボタンを長押ししてRELEASEが表示されるまで保持)を行ってください。
 はCO, O2ガス検知器です。酸素濃度計は検出器の性質上、感度が常に劣化していきますので、電池残量の確認後、
 大気較正(Airボタンを長押ししてRELEASEが表示されるまで保持)を行ってください。坑内では較正しないでください。
Line 28: Line 28:
=== 症状 === === 症状と治療 ===
Line 31: Line 31:
 1時間の暴露では、500ppmで症状が現れはじめ、1000ppmでは顕著な症状、1500ppmで死に至るとされていますが、
 低濃度でも長時間暴露されると症状が現れます

 
 1時間の暴露では、500ppmで症状が現れはじめ、1000ppmでは顕著な症状、1500ppmで死に至るとされています。
 これより濃度が低い場合でも、曝露時間が長い場合は注意が必要です。<<BR>>
Line 35: Line 35:
 [[http://www.nihs.go.jp/hse/chem-info/aegl/agj/ag_Carbonmonoxide.pdf|急性曝露ガイドライン濃度]]
<<BR>>
 治療は酸素の投与が基本です。
Line 36: Line 39:
=== 治療 ===  === 対策1:防毒 ===
Line 38: Line 41:
=== 防毒 === === 対策2:内燃機関の使用抑制 ===

坑内一酸化炭素への注意喚起

  • 一酸化炭素(Wikipedia)は、 常温常圧で無色無臭の気体であり、一酸化炭素中毒の原因となります。
    入坑時はCOガス検知器を携行し、万一50ppm以上になった場合は、作業を中断して退避してください。

発生源

  • 燃焼によって発生します。坑内で自動車やディーゼル発電機などの内燃機関を使用すると発生します。

CO濃度規制値

  • 労働安全衛生法では50 ppm 以下とするよう定められています。
    その他規制値では 10 ppm 以下が多いです。 このように、非常に低い濃度で規制されています。

ガス検知

  • 規制値は低濃度であるため、酸素濃度計(通常20.9%)などで代用できません。
    一酸化炭素用のガス検知器を使ってください。

    分室においてあるもの はCO, O2ガス検知器です。酸素濃度計は検出器の性質上、感度が常に劣化していきますので、電池残量の確認後、 大気較正(Airボタンを長押ししてRELEASEが表示されるまで保持)を行ってください。坑内では較正しないでください。

症状と治療

  • 軽症では、頭痛・耳鳴・めまい・嘔気などが出現します。 1時間の暴露では、500ppmで症状が現れはじめ、1000ppmでは顕著な症状、1500ppmで死に至るとされています。

    これより濃度が低い場合でも、曝露時間が長い場合は注意が必要です。
    参考資料:

    急性曝露ガイドライン濃度


  • 治療は酸素の投与が基本です。

対策1:防毒

対策2:内燃機関の使用抑制

KAGRA/Safety/Topics/2014/CO (last edited 2014-10-14 11:58:07 by NaokoOhishi)