2014/5/19 15:00 AEL meeting
- 出席者: 宮川、上泉、高橋、関口
- Stepper motor driverの電源とシャーシ組込み
- driver自身はうまく動いた。RS485のピンアサインがコイルドライバとネットワークRS485変換機で違っていたことが原因。
- このドライバーを使うことですすめる。
- モーター側のコネクタはD-SUB9ピン、一つのD-SUBで一つのモーターを駆動する。Type Bで6つのモーターを使う。一枚のドライバで最大6ch駆動できる。
- ドライバ自身は同時にモーターを駆動することができる。ただし、ロックしている最中にモーターを動かさないので、物理的に同時に動かす必要がある可能性は少ない。
- 駆動電流0.9A/モーター一個、電圧15V。
- ドライバーを神岡に送ってもらい採寸する。
- モーターが行き過ぎないようにリミッターを付ける。
- コイルの線4本、前後にあるスイッチに各2本、計4本で、合計8本
- DI 12chが必要。
interface boardを作る->上泉
NIKHEFの使用状況も確認してみる->高橋
- LVDT driver用の中継機版と変調用発信器回路について
- 各シャーシに一個発信回路を載せる。
- 変調回路の差周波がノイズになる可能性がある。周波数をずらせた方がいい。
- 周波数1kHz
- Type Aで8chなので、1Uシャーシに4chのボードを2枚挿す。
- 基板をNIKHEFに送り返す確認。
- Coil driver方針検討とワルシャワ大グループへの依頼について、及びコネクタ類の検討
- ハイパワー用でもOPA548で問題ない。
- whitening filterの組み立てとGIFへの引き渡し
- Optical leverの改造について
I&Q demodulator準備状況
- そもそも現在の物を改良が可能かどうか?(宮川)
- 予算の問題はあるが、一応改良は可能。(高橋)
- 差動入力について
- AI、Dewhiteningの出力の形に合わせるために差動の方がいい。(宮川)
- オペアンプが増えるが、特に問題はない。(高橋)
- 差動出力
- そもそもコイルへの出力がシングル出力だとGNDの変動がのる。(麻生)
- モニタを差動にするのは問題ない。(高橋)
- コイルの方も差動になるのは、装置上は問題ないが、オペアンプが一つ増えるのが一番の制限。(高橋)
- きちんとしたノイズは多段制御をきちんと考える必要がある。干渉計側からの要求値は存在する。ロックアクイジションするための必要な最大電流からダイナミックレンジが決まり、そこから決まるノイズがきまり、それが変位雑音の要求を満たすがどうかを議論する必要がある。(麻生)
- 今は最終仕様のものを作るのは無理なのでは?(麻生)
- iKAGRAで必要なのは28か29台で変わらず。(高橋)
- 前回は5台で150万円+panelと箱代(4万)位か?30台作ると大まかに言って1000万円。
- 現在の物はIP用。
- Type BやType Bp用のPyaloadに使うための物を作る予定だが、ハイパワー過ぎる。
- Type Aのものはまだ全く考えていない。低温グループが担当?
- Lowパワー用にもう一度プロトタイプを作るべき、その際に差動入力等を入れてもう少し詰めたものを作る。(宮川)
- 高出力仕様にしておいて、後で上の方で使い回すことはできないのか?(麻生)
- IPに使うことはできそう。(高橋)
- 28台のうち11台は使いまわせそう。(高橋)
- iKAGRA用を最初11台とかに制限できないのか?その間にきちんとした物を作るのはどうか?(宮川)
- 21台が最低限iKAGRAで必要
- EMACに頼んだ物は一度忘れてaLIGOのを参考に最初から設計し直すべき。(麻生)
- まだ時間があるので、aLIGO用の回路を参考にローパワー用の物を一から検討し直す方針で進める。AELで作れば多少節約できるはずである。(宮川)
- 必要な仕様を、ダイナミックレンジと変位雑音から関口君が計算する。分からない場合は麻生君も手伝う。
- 基本的に最終段とその上についているOSEM用の物で、段に依って仕様が異なる可能性はあるが、部品の変更等で対応できる範囲だと考えられる。
- テスト入力端子、及び入力のリモート切り替え、Watch dogの位置等もその際に再検討。
- 真空槽内ケーブルについて
- 真空仕様のテフロンケーブル、ツイストペアでシールド付き、特注品。シールドをどこに落とすか等はアセンブリ時に調整可能。
- 将来、真空槽内ケーブルを作る際に、回路グループ側も交えて検討する。
- 間もなく発注するフィードスルーに関しては、今回のケーブル製作には影響しない。