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==== 対応策 ====
=== 5. トラブル対応策 ===
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=== 5. トラブル対応策 ===

2017/6/19 15:00-16:00 AEL meeting

  • 出席者: 宮川、上泉、霜出、戸村、道村、中野、奥富


1. 現在進んでいる回路の進捗状況

  • 時間がなく検討できず。

 * 発注状況
  * 標準シャーシ50台、RF部品用の専用シャーシを20台は24台6月2日に納入された。残り26台が6月9日、30台が6月16日に納品予定。
  * 6/16にレギューレーターボード200台納品予定。
  * 6/9にLVDT combiner納品予定。

 * RF関連の部品調達部品実装まで、基板30枚を発注済み。納期が7月上旬予定。
  * パネルをこれから発注予定。
  * Wenzelの見積もりが来たので、仕様確認され次第発注する。納期10週。

 * LVDT combiner
  * 残り6台の部品が6月くらいになりそう。連休明けに送付した。
  * 一台坑内でPR3用に使い始めた。

 * I&Q demodulatorは部品表をデンセイに送るが、遅れ気味。
  * リンエイにSMAケーブルの見積もりが来たので、間も無く発注する。納期は在庫による。
  * ササキにD-SUB変換ケーブルの見積もりと納期を確認した。
  * ササキにD-SUB9pin 40cmケーブルを200本を頼む。
  * 組み込みは必要台数は霜出さんにやってもらう。残りはデンセイに頼む予定。

 * CRY
  * LPCDの既存のものを変更する。
   * 基板は同じもので、抵抗だけ変える。抵抗は入手済み。タイミングを見て交換する。
   * Top図は別番号、パネルはフロント側だけ別番号。RFのパネルと同時に発注。

 * GEO phoneのパネルも4枚発注する(一台すでにできているので、計5台になる)。LPCDとRF系と合わせての発注。

 * ISS
  * EAGLEでデザインされていたものをAltiumに変換。
  * 13日にKAGRAに来る予定。

2. 検査体制

  • LPCDは伝達関数、ノイズの測定を継続中。新たに7台遠方にあったものも測定する。
  • Watch dogが動作するかの簡易検査。FCとSCの出力を確認している。
    • 後日各サブシステムに作動するレベルをチェックしてもらう。

3. 防湿材

  • 引き続き検討。
    • そもそも必要か?
    • やるとしたら製作済みの電源ボードを10枚くらい。
    • どれくらいもたせたいか?
    • 方法は?材質、厚さ、マスキング方法など。
    • どうやってテストする?

4. トラブル報告等

前回会議までのトラブル

  • RFPDが故障した。昔は何台か、最近は1台壊れた。
  • LVDTのドライバーのパネルのザグリ量が大きすぎて、薄い金属部分でとめるだけになっていて、ケーブルをはめた時点で穴が空いてしまった。
  • LPCDで回路ミスが発覚。一箇所GNDに落とし忘れたためWatchdogが働かない。ワイヤーで0Vに落とす修正をすることで解決できる。
  • RF PD or QPDでコネクタがはまらない。
    • 先っぽに柔らかいケーブルをつける。テンポラリーのケーブルを渡したのでテストしてもらう。ケーブダイレクトのやつは使えないので注意。
    • 真空層のフランジにD-SUB9ピンがはまらないのも同じ問題。シェルが落ちるかどうかは要確認。
  • Markにネジを返してもらう。
  • BSで使っていたLPCD(S1504056)を交換するときに、基板上の電源のコンデンサが焦げていたので交換した。

新規トラブル

  • 6/12 TTFSSの1台目EOM出力が張り付いていた。チェックでは特におかしなことはなかった。半田不良箇所らしきものがあったので一応直した。
    • PMCサーボを代わりに使おうとすると、カレントリミットでショートしているように見える。研究棟でチェックしても問題ない。
    • AELのメンバー3人が入坑しチェック。その際、テーブルにシャーシが触れていたからかもしれないと判断(まだ結論は出ていない)。
    • 電流リミットもないように見えた。PMCサーボのEOMパスが張り付いた。18V電源がカレントリミットに達していた。元の電源のカレントリミットを6A上げた。
    • 18Vの電圧降下が起きていたので、大元で電圧を上げた。
  • HPCDを使おうとして、動かなかった。回路室に持ってくると異常なし。カレントリミットが原因だった。
  • MC servoのIN1に入れると上に張り付く。ネジが2つ外れていたが、1セットのみ見つかった。外れないようにスプリングをつけた。一応おかしなところはないように見える。ただし、スイッチの切り替えはしていないので、見えていないだけかもしれない。
  • 伝達関数測定時、コヒーレンスが悪くて、HPCDのコイルの出力が小さい。HPCDを交換したら使えるようになった。再び最初動かなかったものに交換したら、結局動いた。サチっていた可能性がある
  • Type BpでLVDT回路の中の基板の出力がノイジー。基板を交換することで対応予定。
  • Type BでLVDTドライバーが動かない。

5. トラブル対応策

  • 何か起こったらまず回路のメンバーに電話する。
  • フォーマットを作って、Dropboxに入れる。
  • 回路グループのメンバーができるだけ坑内に入る。
  • 電源に電流リミット値を書いておく。
  • シャーシの電源容量を把握すること。出来ればシャーシにテプラを貼っておく。

6. その他


  • 次回打ち合わせ7月3日(月)午後3時。

KAGRA/Subgroups/AEL/meeting/20170619 (last edited 2017-06-19 16:06:10 by OsamuMiyakawa)