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 * 出席者: 宮川、戸村、上泉、霜出、青海  * 出席者: 宮川、戸村、上泉、霜出、青海、高瀬

2023/5/23 15:00-16:00 AEL meeting

  • 出席者: 宮川、戸村、上泉、霜出、青海、高瀬


0. 2023年度回路製作予定

  • FY2023
    • D-sub BNC for DAC x10 (10x10=100)
    • Pico motor driver
    • DC PD driver
  • Circuits spares/repairs: 2500
    • DC QPD:200

    • coil driver (予備基板: HP 8枚, LP ~10枚, monitor board 0枚):300
    • whitening filter x10:200
    • IRIG-B:300
    • RF PD:400

    • RF PD interface (予備基板4枚):100
    • RF QPD:400

    • RF QPD interface (予備基板5枚):100
    • others:500

1. 観測前の状況確認

  • Calの回路交換も無事にすんだようである。
  • OMCの回路の解析を霜出さんがしてくれた。その結果、なぜ-15000ctくらいでサチるのか理由が判明した。
  • Common mode servoのGR PDHの予備が全種類ある状態になった。
  • Post O4a
  • AAの改造

2. IO chassis

  • マウントレールも買う必要がある。(2/7)見積もり待ち。-> 来年度に持ち越し。-> (5/23)5/17に到着。

  • Timing slaveが在庫がほとんど尽きる。
  • (5/23)未組み立てが2台あるので、自分たちで組み立てる。ただしAdnacomが足りない。

3. Shutter

  • ユニバーサルで1枚作り、あとは基板を起こす。(霜出)-> 11/1 Altiumで再設計

  • (1/10)2月6日以降に切り替え。

4. D-SUBケーブル

  • (2/7) 最後、チェッカーを作る。-> (5/9)回路設計はほぼできたので、部品剪定をしている。

  • (5/9)D-SUB9pin用シェル交換の準備ができた。とりあえず100個あるので50本分交換することができる。戻ってきたケーブルを直すにとどめ、積極的には交換しない。

5. BNC-D-sub

  • DAC-BNC
    • DAC用は、以前のものをベースにして10台製作した。
    • 測定プログラムを更新中->->(4/4) 更新完了、あとは測定。->(5/9)測定完了。ノイズは大したことなさそう。ジャンパーをつけたらノイズが減った。

  • DAC用の新しいものを製作を前に、ノイズ測定をする。-> (5/23)DACとAIを繋げて測定する。

6. AA/AI filter

  • (4/18)青海さんが測定したAIシャーシに2台NGがあった。コンデンサがずれていると思われる。
  • (4/18)西野君のD論実験でAA/AIが1-2台必要。
  • (4/18)Hitz製のAA/AIで何台か故障しているので、修理する。->霜出 -> (5/9)修理継続中。(5/23)部品待ち。

  • (5/9)AAの改良。O4bに向かってOMCのQPDへの24kHzの信号でセンタリングをしたい。現在の10kHをのローパス30kHzに変更する。必要チャンネル数は16程度。LPFはどうやら2台で、最低2つコンデンサを変更することで実現できる。

7. Whitening filter

  • 後半に作る。部品集めから。-> 上泉

    • 部品が350-400万くらいかかりそう。->三代木さんと相談。->(1/10)予算が一旦ストップしたが、300万円分の許可が出た。現在見積中。->買える部品は全部買った。

    • (4/18)足りてない部品の見積りを依頼した。

8. DC QPD

  • (1/10)基板在庫が尽きた。来年度初めの組み立てを目指し、今年度から部品を見積もり、発注する予定。
  • (3/7) いくつかの部品(抵抗、フォトダイオード、Opamp)が足りていない。年度明けに発注。
  • (4/4) 50枚を目処。QPDの在庫は5個。ざっくり20台製作か。-> 基板を作る枚数も、部品の数も20台分にする。

    • (4/18)足りてない部品の見積りを依頼した。LTのquadオペアンプが足りていないので、それを除いて基板を作る。必要な場合は他のオペアンプで自分ではんだづけする。
    • (5/23)部品手配完了。今後製作。

9. HPCDもう1ロット

  • 10台分の部品集めを開始。-> 12/4 12月1日に発注した分は納品された、ただし足りない部品があるので発注はのちに。(上泉)

  • (3/7) LPよりもHPの方が必要。最終段のハイパワーアンプと高出力用抵抗を4月になったらすぐに発注。
  • (4/18)足りてない部品の見積りを依頼した。
  • (5/23)部品手配完了。今後製作。基板はHPCD20 + monitor20枚を部品載せまでして、10台分組み立て、残り10枚は予備。
  • (4/18)加速度計にはLPCDが4台程度必要。干渉計的にはO5まではHPCDが必要。-> LPCDは余裕があるので、HPCDを作る方向。

10. IRIG-B

  • (4/4) 2Uのままで、必要ないBNC用基板は入れないでおく。5台を目処につくる。
  • (4/18)IRIG-B daughter board ROMがある。Timing slaveにもROMがあるが、それが書き換えが必要かどうか、テストベンチを使って調べる。
  • (5/23)IRIG-B daughter board ROMに書き込む必要があるが、LIGO DCCにデータがある。書き込みは普通のことなので、できるはず。
    • (5/23)ディスプレイの入手が海外製品で大変そう。5x2=10台購入。
    • (5/23)JTAG USBも2本購入。

11. Configボード

  • Whintening用のDIPスイッチを基板と部品があるだけ(10枚程度)作る。
    • 基板を作る必要がある。->高瀬さん

  • (4/18)高瀬さんに4枚ハンダづけをしてもらう。-> (5/9)完了。

  • (4/18)新たに100枚作るか?-> (5/9)まずはあまり部品の数が100枚分くらいあることを確認しているので、100枚作ることにする。部品乗せまで発注する。-> 霜出

    • (5/23)6月初めに到着予定。

12. Common mode servo

  • (4/4) CMBのglitch問題。
    • 基板についたコネクタのところが揺れてノイズになっていたよう。
      • 入れ替えたものでも接触不良が確認できた。コネクタを固定するような方法を考える。
    • slowとfastのD-SUB9pinケーブルが入れ替わっていた事が霜出さんにより発見された。現実的にはRTモデルの入力のところで入れ替えて正しく動くようにしていた。
  • (4/18)パネルに固定されていないコネクタを、外してみて、耳付きのコネクタに付け替え、パネルを新たに作って付け替える。
    • 4月初めにデンセイに送ってみてもらったら、可能というとなのでまず1枚進める。-> (5/9)4/28にデンセイから返ってきて、変更可能とわかったので、他の基板も同様に進める。

    • 最初に予備基板のみを交換して、次に予備シャーシの分を交換。最後に坑内に入っているのがまとまってきたら交換。
  • パネルの調整は高瀬さんが担当、戸村さん、上泉さんでサポート。
  • D-SUBや2ピンLEMOのモニター用ポートはパネルから離されていて、10ohmと100nFでGNDにつながる。本来モニターポートは常時信号に使うべきではない。
    • -> 一度、O4a後でもいいので、モニターのみの使用にできないか、打診してみる。-> (5/23)基板に固定して、使うことに決定。

  • (5/23)デンセイに10枚分をコネクタ交換してもらうよう発注した。6月以降に到着。

13. 故障など

  • オシロが不調(立ち上がらない)->自前修理を試みる。 -> 三代木さんから在庫確認が来ていた。

  • IO chassisのコンデンサが焦げた。->交換してみる。

  • Nikhefが作ったLVDTの基板のノイズが大きかった。
  • KEPCO30Aの修理は2台とも完了。
    • 同時に落ちるコネクタの購入。
  • 9/6 テスターが一つ故障。簡単に直せたら修理。
  • 9/6 IO chassisのコンデンサが焼けたやつを、コンデンサを外してそのスロットは使えなくした。これで再利用できる。
  • 9/6 SR785が調子が悪いので、新しいものに置き換えた。調子が悪いのはあまり再現性がないので修理も難しい。余裕がある時にオーバーホールするかも。
  • HPCDリレー切り替えできず。調べても問題なし。接点皮膜か?メンテナンスデーにリレーを切り替えるようなスクリプトを組む。-> 池田さんが作ってくれた。月に一度くらいで動かしている。

    • すでに交換済み。
  • 山本君がHPCDを2台使いたいといのでLPCDから変更した。LPCDの分を1枚使ったので、HPCD基板を1枚使った。
  • 10/2 EndのHPCDを交換する必要がある。片方交換済み。もう片方は回路はできているので交換待ち。-> シャーシ1台、基板が1台分が予備。

    • リレーの接点不良の可能性がある。
  • SR560が返ってきたが、バッテリーが死にかけている。-> H26の古いものだが、バッテリーは以前交換したもの。交換したが初段のFETがおかしいかも。使用不可のシールを貼って保留。

  • AgilentのN5181Bが計3台故障。とりあえず修理は保留。
  • 2022/12/6 3f RFPDの周波数調整。電気的に特に不具合はなかった。
  • (3/7) 回路室のテストベンチのラックの100V電源にフィルター3つつけている。そこから30mA漏れていて漏電と検出されている。
  • (5/9) 牛場君から、whitening filterのスイッチが1ch動かないとの報告があった。持ち帰ったものは、スイッチIC自身が壊れていたが、5Vのレギュレータの供給電圧が5.8Vだったので、ICとレギュレータの両方を交換して直った。直ったものは測定中。

14. ADC/DACノイズについて

  • 8/9 18Vと24VのGNDが繋がるとだめ。
    • 8/9 IO chassisの出力側: DACのSCSIケーブルと、DIOのケーブルのDO側が繋がっていると、IO chassisの電源(24V)のGNDとIO chassisの筐体が繋がる。ラックのフレームと回路電源(18V)のGNDが繋がっている。そのためさらに何らかの理由で24Vと18Vの繋がっているよう。
  • 9/6 IO chassis筐体とデジタルのGNDがどこで繋がるか探した。DACのボードを設置して内部のSCSIケーブルを繋ぐとフレームと繋がる。あとは、アナログGNDとデジタルGNDがどう触れるか?真ん中にあるフレーム周りで、塗装で落ちてるかどうかでデジタルのGNDが筐体に落ちるか決まっているよう。
  • 9/6 DACのボード内で、デジタルのGNDとAGNDはつながっている。ただし、AGNDは回路のGNDとは別物。
  • 9/20 デジタルGNDとアナログGNDがつながる原因は、DAC出力(アナログGNDに繋がっていて、それがデジタルGNDに繋がっている)からAI入力につながるが、その各入力が10kOhmで繋がっているが、ch数が多いので抵抗値が小さくなり、全体として入力インピーダンスが低い。電源入れない時の出力インピーダンスが45kOhm(+)、100kOhm(-)。
  • 10/2 回路室にADCノイズが測れるテストベンチを新規PCと共に作る。-> 山本 押野君の機材を移動して、そのスペースに新たなPCとHitz製のIOシャーシで組む。

  • 12/6 坑内各ラックのADCのノイズを測りたい。どのチャンネルに載っているかを特定する。
  • 12/6 回路室のWSの準備ができた。置き場所を探してる。まずはADCノイズの再現。
    • 回路室を片付ける必要がある。不必要なものは屋根裏部屋へ。
  • 12/23に坑内SR系とOMCラックのADCチャンネルのノイズを測定した。残りはIOO周り。
  • (2/7)測定すべきものはすべて測定した。
  • (3/7) Xend 1階のADC3枚のノイズを測定した。Yendが最後に残っている。
  • (4/4) 近いうちにDACの測定テストを試しにやってみる。
    • (4/18) 4/7にIX,IYのDACの以前測ったもの以外の測定をした。
      • (4/18) AI以降に回路をつなぐと、ピークがたくさん出ていた。周波数にも規則性がない。dewhiteningで対処療法的に回避している。
      • (4/18) 両エンドとType A以外をどこまでやるかを検討中。
  • (5/9)回路室でIOシャーシを置く場所を確保した。
  • (5/9)DACのノイズをEXとEYで測定した。平田さんたちがIXとIYのDACノイズを測定した。生のDACではまだいいが、回路を繋ぐとノイズがかなり大きくなる。Dewhitnening filterでとりあえず対処療法で良しとした。

15. その他

  • D-SUB37pinケーブルを作る。-> Misumi

  • 電子負荷装置が入荷した。
  • 新しいSR785用にノイズカットのトランスを入れるといい。->霜出。

  • (4/4) DAC-BNC converのゲインを2倍にしたものを山本君に渡した。データも測定して渡した。

提案

  • テーブルで使うようなDC電源タップが必要か。短いやつ。
  • クリーンブース内のミニラックをDINレールにしたらどうか
  • PEMのAC100VをDCに変換してもらう。-> PEMと話し合いを持つ。

配線案

  • 電源の中点をラックに落とす。

買い物

  • ***電源用D-SUBなどの組み込みに使うコネクタなどの在庫が切れてきている。*** -> いくつかは購入した。

  • 不足品をリストアップ。


  • 次回打ち合わせ6月6日(火)午後3時。
  • 次々回打ち合わせ6月20日(火)午後3時。

KAGRA/Subgroups/AEL/meeting/20230523 (last edited 2023-05-23 16:04:08 by OsamuMiyakawa)