2023/7/12 鈴木、牛場、小森、山元 + 山元が後で加えたこと 真空槽の候補 CLIK -> なんとか入る? 長谷川クライオ ? 柏 クライオ ? 山田君がやるならKEK ->サイズ測ること 測定サンプル 天文台もしくは柏地下にサンプルあり。ストックリストを作成するのがfirst step。 満たすべき仕様 (1)直径220mm、厚さ150mm、c軸と円柱軸は平行。 ->KAGRAの鏡及びFEM simulationとの比較のため (2)全面研磨 ->大石修論は研磨のQへの影響を報告している。 光学測定したサンプルでも側面を研磨していない可能性がある。 (3)目視で大きな傷などがないことが確認できる。 以下はあってもよい (1)反射膜->測定で好都合 (2)flat cut (3)HCBで付けた耳 研磨あり耳なしあるか。 共鳴を励起するアクチュエータ 静電アクチュエータを用いる。コイル-マグネット アクチュエータは散逸を導入する可能性があるため。 沼田修論博論と比較するとそれなりに力は強くなれそう(沼田修論博論よりKAGRAの鏡は直径厚さとも倍くらい あるので質量が1桁大きくこの点は励起するうえで不利。しかし共鳴周波数は半分になっており、かつ極板の サイズを2倍(面積4倍)できるので相殺してむしろ強くなる)。 懸案事項は以下に極板とサンプルの間の距離を小さくできるか(後述)。 ちんたん博論によるとmm程度の間隔があれば励起できたとのこと。mm程度なら振動でぶつかることはなかった(KAGRA鏡程度のサイズの場合は不明)。 突発的な振動や真空引きによる傾斜などによりぶつかるリスクあり。 アクチュエータの固定方法(これ自体が振動しないようにする。) どのモードのQを測定するかはシミュレーションの結果から検討。開発修論にまとめられている。富山大のCOMSOL serverに結果が残っている。 センサー マイケルソン干渉計が妥当か。大石修論、沼田修論博論、ちんたん博論と伝統的な手法。 パワーは必要ない。サンプルの反射率が高い必要はない(マイケルソン干渉計のコントラストは 片方の鏡の反射率がかなり低くてもそれほど下がらない。実際沼田修論博論は反射膜がないサンプルの 振動をマイケルソンがモニターしている)参照鏡に制御をかけてサンプルの共鳴振動を測定。 支持系 基本的に散逸を導入しないようにする必要がある。 nodal support system or suspension ? 双方の最大の懸念点 nodal support system ; 20kg のサンプルの安全なインストール手順の確立(軽いサンプルの場合は手による微調が可能であるが。) suspension : どのように振り子モードをdampingするか?静電アクチュエータのとの間隔にも絡む。 nodal support system 支持の散逸は極めて小さいことが期待できる。 20kg のサンプルの安全なインストール手順の確立が必要。 耳がある場合鏡面真ん中がnodeかは検討する必要である。 ->開発修論にまとめられている。富山大のCOMSOL serverに結果が残っている。 suspension Prototypeへの発展が期待できる。 この支持の散逸が十分小さいかは確信が持てない。 どのように振り子モードをdampingするか?静電アクチュエータのとの間隔にも絡む。 single pendulumだとdampingは難しい。 double pendulumだと中間マスは鏡と同程度の質量(20kg)が必要。中間マスのdampingも大変。磁石を使うなら相当数必要。 ワイヤは直径0.25mm程度は必要。端のクランプ方法。材質は?TAMAはタングステン。冷やすとしたら脆性の検討必要。 stand off:材質とサイズ検討(TAMAが参考になる?材質はアルミ。冷やすなら別の検討必要)。stand offを付けるジグ必要。 吊るジグも必要。