差出人: Nobuyuki Kanda 日時: 2009年6月8日 20:14:08:JST 宛先: LCGT-data@icrr.u-tokyo.ac.jp 件名: [LCGT-data 00003] 解析検討事項(ホワイトペーパーに向けて) 返信先: LCGT-data@icrr.u-tokyo.ac.jp データ関連サブグループの皆様 先に議論した解析関連の検討事項(宿題ともいう)を列記してみました。 担当を決めて解析ミーティングを定例開催してゆきます。 日程はまたあとで調整のメールをしますが、とりいそぎ課題について コメント、加えるべき事項、担当立候補あればおねがいします。 (なければ、少し待って当ててゆきます。) --- NS-NS インスパイラル波形について(*) 各種感度曲線と、 ・検出レンジ ・観測頻度期待値(最新のものを調査) ・質量、到来時刻の決定精度(\Delta m, \Delta t_0) NS-NS 合体付近の波形について ・中性子星の半径が推定できるか?できるとしたら誤差は? BH-BH 合体 ・インスパイラル波形での観測レンジ ・上記で決め得る物理は? ・観測頻度期待値(調査) Supernovae ・予想スペクトルのまとめ(できるだけ網羅) ・観測頻度期待値(調査) 連続波 ・既知パルサーからの上限値予想 <ー既にあるので、最新データ(カタログ)を再確認 ・E@Home同等をやる(またはLIGOと一緒にやる)として、必要なリソース ・LMXBからの重力波の頻度予想(調査) 背景重力波 ・adv.LIGOとのoverlap function ・偏極を考慮しての上記(瀬戸さんの論文参考に) --- データ解析における60Hzハムの影響について (なるべく定量的に。TAMA, LISMの結果を再整理?) --- (*)は、初観測か初期1,2年の観測での事項 既に一度出したことがありますが、updateないし再確認のこともあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 神田展行 大阪市立大学大学院理学研究科 宇宙・高エネルギー物理学講座 〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138 TEL(FAX兼)オフィス:06-6605-2648 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=