* Collaboration with Virgo
Raffaele Framinioさんにサポートしてもらって、Virgoのdirector Federico Ferrini氏、spokes person Vinet Jean-Yves氏らとコンタクトを取って、detcharにおけるKAGRAとVirgoの協力体制について議論した。
コラボレーションは主に、
o KAGRA detcharの開発のための、Virgo 環境データへのアクセスと、情報交換、ツールの共同開発。
o 将来のdata sharingに向けての協力体制の強化
を目的。
データのアクセスや、コラボレーションに関しては以下結ばれたMOUが根拠となっている。
o EGO and ICRR signed a cooperation agreement in 2011
o Ligo-Virgo-Kagra signed a MoU in 2012

Virgo側のクラスタ管理責任者はAntonella Bozzi氏、Detcharの責任者はDidier Verkindt氏。

o Virgoデータについて
Bozzi氏にお願いして、Virgoのクラスタにアカウントをもらった。
VirgoクラスタへのログインはLIGOとは若干違っていて、
まずfirewall内に入るアクセス権をもらって、その後、すべてのマシンにログインできるアカウントをもらう。
一応、Virgoサイトにあるマシンのいくつかにログインしてみた、が、まだどこにデータがあるのかや、環境が全く分からないので、Didierとコンタクトを取っている。

* 協力体制について
シューマン共振を一つのテーマとして協力体制を議論した。
我々の磁場測定のプランを話し、向こうも興味を持ってくれた。
特に、環境雑音スタディの責任者Irene Fiori氏、コミッショニングの責任者Bas Swinkels氏との
コンタクトを勧められた。

* 来週の神岡での測定のための準備@柏
今週火曜〜金曜に、柏で地震計と磁力計、ロガーのテストを行う。
地震計:
o 地震計の持ち運びについての知識を得る。
o 地震計の使い方を学ぶ。
o ロガーにつないでデータを取ってみる。

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山元です。柏での地磁気及び地面振動測定の練習の件です。

まず東谷さんと今朝話をしました。お世話引き受けてくださるそうです。
ありがとうございます。

というわけで私はお役ごめんですが、最後の御奉公にまとめておきます。

(1)ロガー及び地震計は101のロフトに現在あります。東谷さんが
降ろします。(手伝いが必要だったら言ってください)

(2)ちんたん君が東芝で使っていたスペアナ(floppy外部ドライバも)
を101に移しました。使ってください。

(3)東谷さんは現在101で冷凍機ユニットの試験を進めているので
101にいることが多いです。

(4)10/18(金)に東理社からクライオスッタの搬入があります。

(5)地震計ですが東谷さんの話によると講義は最初の30分だけで
その後は使いこなして慣れるしかないということでした。
ですので端山君か小野君のどちらかがいるなら火曜の午後一番に
鈴木さんの講義を受けたほうがよいと思います。
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磁力計:
(o 前回の天文台のテストで、動いていることは確認した。)
(o 電圧をテスラに較正する係数がわかった。)
o 磁力計をロガーでつないでデータを取る。

* detcharソフト開発にHaskellを使う検討
o detcharシステムのGUIについて 結構手間取ったが、HaskellからGTKを使うパッケージをインストールした。簡単なサンプルで動作確認をした。
o Frame libraryを使うためのラッパーの開発。
FFI(Foreign Function Interface)を用いて、Cの関数をHaskellで使えるようにする。
現状では基本的な読み書きが大体できるようになった。