前回まで 環境モニタ:4月にXエンドに地震計を置いて、地面振動の長期モニターを行うことを検討しているが、都丸さんが天文台に来ていたので、辰巳さんと議論した。Xエンドの環境(特に湿度)がよくないので、DAQをどうするかで話がなかなか進展していないが、やってみればなんとかなるという結論。ネットワークは無いので、モニターはできない。定期的にハードディスクを変えて、データを解析するという方式で行う。 今回 o 準備できそうなモニタ ・Guralpの3軸加速度計:1台(離れた地点での相関を取る必要があるならもう1台設置しても良いが、こちらで必要になったときには一時ピックアップさせてもらう可能性はある) ・古いフラックスゲート型ガウスメータ:1台(地磁気レベルは計測可能) ・マイクとアンプ(音圧計測):1つ(現状良い候補はないが、場合により私物を提供出来る可能性有り) o ネットワークが今月中に使えるようになる。 o 確認事項 ・辰巳さんDAQのframedata関係の調整について - FrameFileのネーミングルールはLIGOに沿ったものにする。 - チャンネル名について http://gwwiki.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/KAGRA/Subgroups/DGS/ChannelList K1:PEM-EX_ACC_UPPER_FLOOR_X 温度計はK1:PEM-EX_TEMP_???_??? マイクはK1:PEM-EX_MIC_???_??? 磁束計はK1:PEM-EX_MAG_???_??? - DAQで使えるチャンネルは8チャンネル 2013 年版のシステムテスト・レポート http://gwdoc.icrr.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/private/DocDB/ShowDocument?docid=1805 o Windows XP --> Windows 7 に PC を交換。 o Frame Library ver. 8.10 --> 8.20 など細かな変更はありますが、性能は上記レポートの通り。 ======================================================= [[ KAGRA のデータ取得系との差異 ]] a) GPS clock に同期していない。 PC の内部 clock ではなく、Tektronics AFG3022 を sampling clock source として使用。 b) 正秒スタートではない。 KAGRA データ取得システムでは 1秒の開始毎に出される「正秒信号」を トリガーにしているので、記録された最初のデータは 1秒の開始タイミングに同期している。 c) 8CH 同時サンプリングではない。 Multiplexer type ADC を使用 平たく言うと1つの ADC で CH1 -> 2 --> 3 --> 4 --> ... --> 8 --> CH1 と順番に A to D 変換してる。 ======================================================= [[ To be discussed ]] 1) sampling freq. 16384 Hz 2) Number of data in a frame 65536 samples /frame = 4 sec /frame @ 16382 Hz sampling ・TAMA300の地面振動は測定できることは先日辰巳さんのデータを解析した際にスペアナのスペクトルと大体合っていること確認しましたが、今回の各種データはダイナミックレンジ内なのか、DAQ雑音はどれくらいかなどについて、確認したく思います。その他プリアンプなどの必要性等。