DetChar MTG ============ Author: Takahiro Yamamoto Date: 2013/07/02 出席者: 高橋, 端山, 苔山, 大原, 宮川, 間野, 横澤, 伊藤, 譲原, 山本 Table of Contents ================= 1 Summary 2 Agenda 2.1 f2f MTGについて[端山] 2.2 A04ブートキャンプ[端山] 2.2.1 DetCharに深く関わるテーマ 2.3 HHTを用いたラインモニタ[端山] 2.3.1 今後のストラテジー 2.3.2 LIGOにおけるラインモニタの現状 2.4 観測時のシフト体制[端山] 2.4.1 検討事項 1 Summary ---------- - f2f MTGについて: DetCharグループとして横澤さんと、学生1、2人が話す - A04ブートキャンプ: 非ガウス・突発性雑音などDetCharに深く関わるテーマがある - HHTを用いたラインモニタ: FSCANと比較して使えるかの判断を早急に下す(2.3.1参照) - 観測シフト体制: KAGRAとして何も決まっていないのでDetCharから積極的に働きかけていく(2.4.1参照) 2 Agenda --------- 2.1 f2f MTGについて[端山] ========================== - 若手が発表する方が望ましい - 横澤さんと学生1、2人が話す 2.2 A04ブートキャンプ[端山] ============================ - 新学術の枠組みでの解析の話 - C/C++のコーディング規約について - 解析ソフトウェアの話 - NHAを用いた解析手法など 2.2.1 DetCharに深く関わるテーマ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1. 非ガウス雑音を取り入れた解析手法の開発<横山さん> 2. 突発性雑音の低減<辰巳さん> 2.3 HHTを用いたラインモニタ[端山] ================================== - LIGOではline-mon, FSCANなど - 時間周波数空間で信号をモニタ - モノクロマティックな信号を仮定してキャラクタライズしている - この仮定が足かせになる場合がある - これを回避するためにHHTを導入できないか? - HHTで同様のことが出来るという印象[高橋] - マンパワー的には少し厳しいが検討する方向で[高橋] - 夏以降ならM1の若松君が可能[大原] - 多くのIMFに分かれるようならHHTでは厳しいかもしれない[大原] - SNが非常に大きいので分かれても大丈夫では? 2.3.1 今後のストラテジー ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1. シミュレーションデータでツールのテスト 2. 実データでFSCANの結果と比較 3. シミュレーションで精度、性質のスタディ 4. 苔山さんにLIGOで運用してもらう 5. 実データに適用して論文化 2.3.2 LIGOにおけるラインモニタの現状 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ - LIGOではすべてのファストチャンネルを見る事が可能PSL[苔山] - 過去のデータもみれるのか?[宮川] - 過去にさかのぼって見る事が可能[苔山] - EPICS化したものを見ているのか[宮川] - DAQを見ている[苔山] - WLINEというもっともラインの強い時間などを記録してくれるツールもある[苔山] - どう改善すれば今後役に立つか? - コミッショニングとツール開発者の連携がないのが問題[苔山] - 今の日本の問題はコミッショニングするものが無い事[宮川] - PSLが無い頃はコミッショニング出来なかった[苔山] - PSLがあっても完全に役立てられている訳ではない[苔山] - KAGRAはコミッショニング期間が短いので今から動く必要がある - 防振系など現状形のあるものを利用していけばよい[宮川] - FSCANはPSLと独立している[苔山] - 解析の人たちは見ていないのか?[宮川] - 解析側は必要チャンネルのみ見ている状態[苔山] - コミッショニングやツール開発者はどのくらいの人数?[宮川] - 現場でコミッショニング10人いない程度、開発組はMTG参加者で25人くらい[苔山] 2.4 観測時のシフト体制[端山] ============================= - まだなにも決まっていないのでDetCharからの働きかけも容易 - オンサイトの情報を有効活用し質の高いデータ解析を可能にする - SKでは大きなイベントでは完全に自動化、他は人の目のチェックが入る[横澤] - ただし結果の公表は自動では行わない[横澤] 2.4.1 検討事項 ~~~~~~~~~~~~~~~ 1. 現場にローカライズされたデータの質に関する情報を記録活用する 2. DetCharシステム、ツールの改善 3. glitchのスタディプランを作る 4. イベントアラートを手動で行う際の体制について 5. 手動・多チャンネル解析それぞれによる雑音減特定の連携