DetChar Meeting 2014-07-01 minutes taker Hayama 横澤氏から、現在の状態の望遠鏡の背景重力波への感度を調べるStochasticモニタ、望遠鏡のノイズフロアの時間発展をモニタするノイズフロアモニタ、HROOTを用いたプロットツールの開発の計画についてプランが示された。3つを同時に進め、約1ヶ月で完了させる予定。 浅野氏からバイオリンモードの進捗状況報告があった。重力波データに入る狭帯域雑音(ライン)を除去するmedian-based line tracker(MBLT)の実装を行っており、参考論文を読み、running medianを計算するソフトウェア大体できた。 山本氏から、望遠鏡雑音をStudent-t分布でモデリングを行うstudent-rayleighモニタの開発について進捗状況の報告があった。GUIでモニタが一通り動くところまで進んだ。これからnuの精度を求める部分、リアルタイム性についての詳細なスタディなどを行っていく。間野氏から、ヒストグラムのstudent-rayleigh分布フィッティングの際に、最小自乗法の他にlikelihoodで行ったらどうかというコメントがあった。 (横澤) - Stochastic monitor - 3タスクにタスク化 開閉重力波検出についてのスタディ 1タスク モニターのコーディング 1タスク テスト 1タスク /Omegaを計算するプログラム HLVKIをもちいた10ペア 始めは全周波数のh^2/Omegaをプロットする。特定の周波数のh^2/Omegaの時間発展 - ノイズフロアモニタ - 論文読み    1タスク プログラム構成 1タスク プログラミング 2タスク GUI      1タスク バイオリンモード(浅野) 最近の進捗状況 project descriptionを詳しくした。 論文読みが終了 実装:既存のMBLTを実装中 medianを取るパートが完成した。 mbltの実装を今週できるかな?といったところ。 student-t noise modeling(山本) 最近の進捗状況 project descriptionを詳しくした。 非ガウス雑音で望遠鏡運転のどんな改善が見込まれるか student-tのnuを決める推定ルーチンの実装が完了した。 GUIの実装は試験的に終わった。 今後、nuの推定精度を見積もっていきたい。 リアルタイムでのモニタについて 128秒が10秒程度でできそう。今後正確に見積もっていきたい。 オーバーラップさせるとその度合いでリアルタイム性が失われるので、どのくらいオーバーラップさせるのが良いかを調べていきたい。 最終的にはヒストグラムとFFTで計算コストがリミットすると思われる。 ヒストグラムはHROOTを使っている。 最小自乗法で行っている。 分布を推定する際にビンの切り方に依存するのが問題になるだろう。 ライクリフッドを用いるものもよい。