DetChar MTG =========== Author: Yuzurihara Date: 2014/08/05 11時08分38秒 1 参加者 ~~~~~~~~ 端山, 山本, ゆずりはら, 上野, 成川 2 announce ~~~~~~~~~~ 2.1 f2f での報告 ================ 以下のような質問があった [http://gwwiki.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/KAGRA/Subgroups/DET/Meet/Agenda201400805?action=AttachFile&do=view&target=20140805_detchar_slides_hayama.pdf] Q. どのようなnoise badget toolを考えているか? eNB, matlabベース スクリプトなのでその都度走らせる必要がある これをそのまま使わなくても、ソースはあるのでそれをKAGRAで用意すれば良い (kippからのcomment) detcharは2つの方向に進んでいる, 装置方面と解析方面 2.2 苔山氏との議論 ================== 2014/8/3(日)にLIGOのcommisioningに参加している苔山氏と議論を持った detcharとcommisioningチームの連携について聞いた detcharチーム(解析屋)とcommisioningチーム(実験屋)との間にはかなり距離がある 仲立ちしていた方がspokesmanの方が現場を離れたため、さらに状況が厳しくなった 2つのチームの知識がまったく異なるため、チームとしての共同体制を築けていない rana氏がツールの希望などを出すなど、コミュニケーションを取るための試みがある こういった歪みが最終的にデータ解析に響いてくる 例えばglitchが出たとしてもそれがどこから来たか把握できない KAGRAではこういう事態を避けたい 2.3 ノイズバジェットツール ========================== aLIGOでは今までのツールが一新され、matlab simlinkをベースに新しく作られた channelから現在の検出器の構成を把握して、伝達関数を計算する 現在よく使われているのは、過去のデータについてノイズバジェットを行うこと [http://gwwiki.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/KAGRA/Subgroups/DET/Meet/Agenda201400805?action=AttachFile&do=view&target=20140805_detchar_slides_hayama.pdf] 4ページがその例 (左)現在どのようなフィルターがONになっているのかが見られる (右)フィルターがONになっていると赤になる(?) それらの振幅と位相情報から伝達関数が計算できる (神田)ハードウェアインジェクションはやっているのか? ソフトだけではなく、たまにハードウェアインジェクションをしないといけないだろう -> 不明 こういった分野はHaskellの得意分野 関数合成を使えば容易に表現できる 例えば module1 . module2 . plot . module3 module1と2にGUIのBOXなど呼び出す, module3にフィルターが入る(?) aLIGOのノイズバジェットツールをそのまま用いた方が良いのかは要議論 LIGOのWipf氏がノイズバジェットツールについて詳しい 現在コンタクトを取っているところ 2.4 今週のaLOG ============== 今週からaLOGを読んで行こう 日本でキロメートルクラスのcommisioningをやったことがあるのは数人 知識を集める目的 全部を報告するのは無理なので 各人が興味を持ったor面白いと思ったトピックについて紹介する方針を取る aLOG web site [https://alog.ligo-la.caltech.edu/aLOG/index.php] LIGOでのcommisioning作業内容はすべてここに集積される tagでdetcharと調べればよい 報告は10分程度で, 全部網羅する必要はない 来週は山本氏 2.4.1 channel間のcoherenceを調べるツール ---------------------------------------- gabriele.vajente Virgoのcommisioningのプロ [https://alog.ligo-la.caltech.edu/aLOG/index.php?callRep=13810] 自分の作ったツールを走らせた 長時間のデータのcoherenceを取った OAF-CAL_DARM_DQ vs L1:LSC-MICH_OUT_DQ の間にcouplingがある coherenceを取り除くようなことを行うと・・・(グラフ不明) ここ2週間でSNRが2倍くらいあがったのはこの改善のおかげ 2.4.2 inspiral rangeを見るためのツール -------------------------------------- [https://alog.ligo-la.caltech.edu/aLOG/index.php?callRep=13895] NDS2サーバーからデータを取得してrangeを計算するツール (譲原) 何が新しいのか? (端山) リアルタイムに計算できることが新しい 3 daily work ~~~~~~~~~~~~ 3.1 N次Low/High-pass Butterworthフィルタの実装 ============================================== [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/07/nlowhigh-pass-butterworth-1.html] bi-linearフィルターを用いた標準的な手法で実装した フィルターはかなり重要な関数なので、いろんな人に使ってもらい、 バグだしなどを行う必要がある 他にもいくつかのfilterを実装した 3.2 検出器雑音生成モジュールの追加 ================================== [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/07/post-17.html] moduleのテストなどのために検出器雑音が必要になる場合が多々あるので 関数を作った 検出器名と周波数のリスト,乱数生成器を引数に取るものと 検出器名と周波数のリスト,何度データを生成するかの回数を引数に取るための関数 2種類用意した 乱数生成器はUNIXタイムを引数に取るので 3.3 ライブラリStatisticsUtilsの作成と使い方 =========================================== [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/07/statisticsutils.html] Cで実装した permutation testを用いるモチベーションの説明 (山本)神岡マシンは復旧している (端山) [https://github.com/gw-analysis/detector-characterization/blob/master/HasKAL/src/HasKAL/StatisticsUtils/Functions.hs] Haskellでラップを行った CDoubleを使った方が計算コストは減る KAGALIにそのまま入れたいので、汎用性のある入出力にすべき 3.4 HasKALのインストール(cabal install) ======================================= [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/08/haskalcabal-install.html] 神岡のDetCharマシンにアクセスが出来ないため、 手元のマシンでHasKALが動かせるようにインストールを行った。 その際に少し躓いたので備忘録 3.5 HROOTのテストコード(タイトル、軸、色指定等) =============================================== HROOT-0.8で, 色やタイトルが付けられるようになった