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2 ** 2013-03-21 11:00-12:00
3 参加者:山本、譲原、端山
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5 *** 参考資料
6 Internal review
7 http://gwdoc.icrr.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/private/DocDB/ShowDocument?docid=807
8 External review
9 http://gwdoc.icrr.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/private/DocDB/ShowDocument?docid=947
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11 *** DetCharシステムの開発環境(サブシステムに共通なもの)
12 復習
13 行うこと
14 ある与えられたチャンネルデータに含まれる、
15 定常性ノイズの評価・対策
16 非定常ノイズの評価・対策
17 それらをあわせて望遠鏡の状態とすると、
18 望遠鏡状態の診断を行うシステムの構築。
19
20 方法
21 案1)DTTと親和性が高いDMTなどLIGOで開発が進められているもの(LAL-detchar)を利用・拡張していく。
22 案2)独自のシステムを開発する。
23 案3)案1−2の折衷
24 案4)他のアイディア
25 ...
26
27 現在は案3を採用している。
28
29 DetCharシステムは、実験家が使いやすいシステムにする必要がある。
30 特にコミッショニング期間(KAGRAの場合、半年!)で役に立つことが重要。
31 どのようなシステムがコミッショナーに使いやすいか?
32 → 使ってもらえなかったら意味がない
33 (例:マニュアルの作成、フレンドリーなユーザインターフェース、覚えることはなるべく少なく)
34
35 どのような開発方法が開発者にとって開発しやすいか
36 → 開発者のモチベーションが上がらなかったらろくなものができない。
37 (例:C++でライブラリを作って、それを自分の好きな言語で読み込んで使う。など)
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39 ***** 議事録
40 o 案2について、KAGRA独自のサブシステムのdetcharは独自に作る必要がある。
41 o デジタルが不調のときどうする?
42 DTTが動かない場合、DMTも動かなくなるのかはわからない。(AI 次回報告、議論)
43 o DMT、DTTのデベロッパーがいない状況で、それをプラットフォームにしてよいのか?
44 o 現在は、ディスプレイ関係は独自、ソフトウェアはLAL-detcharをベースにして進めている。
45 o DMT, DTTベースで開発をすすめ、大本がコケたとき、他のプラットフォームに移行することは可能か?
46 おそらく可能。
47 AI DMTソフトの開発のための資料を送る。
48
49 議論は継続
50 現在のところ
51 案1 0 票
52 案2 1票
53 案3 1票
54
55 *** ソフトウェアの開発
56 復習
57 DetCharシステムに乗せるソフトウェアと、特定の用途の
58 もの(シャドウセンサーによるバイオリンモード効果の低減、相関磁場モニタ)など、
59 周辺環境を含む望遠鏡の状態を解析するためのツール。
60
61 方法
62 案1)DMT上に開発していく。
63 案2)独自のパッケージを作っていく
64 案3)LAL-detcharにそって開発し、LVCにも貢献していく
65 案4)案1−3を融合
66 案5)案2と3の折衷
67 案6)他のアイディア
68 ...
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70 現在は案5を採用している。
71
72 ***** 議事録
73 議論は継続。システムの案件と近い。
74
75 *** 韓国との共同研究テーマについて
76 背景
77 これまで韓国グループとは、主に多チャンネルを用いた多変量解析で、雑音と重力波を区別するテーマに関して共同研究してきた。
78 しかし3月で2国間交流の科研費が終了することになった。
79 この先については現在のところわからないので川村さんに問い合わせる?
80 何もアクションを起こさなかったらそのままなくなると思われる。
81
82 現在進行形のテーマは
83 **** Event detection pipelines (K)
84 **** Feature selection statistics (t- or z- statistics) (K)
85 **** To measure channelsʼ’ responsibility for noise events(J)
86 **** Classification of noise events (J)
87 **** Integrating these information, localize the noise sources.
88 **** First exam is to localize hardware injection we generated during last CLIO operation.
89 Other exams are to do same for noise identified already in LSC
90
91 ***** 議事録
92 この先どうする???
93 AI 川村さんに問い合わせる。この先の韓国との共同研究はどうする?
94 responsible channelを特定する方法はあるのか?
95 →まだ研究段階。複数のテーマを融合してやる。
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97 *** UTB detcharの提案について
98
99 論文:
100 http://ads.nao.ac.jp/abs/2012CQGra..29t5018C
101
102 Kazu,
103 I would like to propose that work which requires access to Kagra data. Specifically, I would like to use the engineering
104 information to help develop a new detector characterization method called the Critical Coupling Likelihood (CCL) method.
105 This method is a new analysis approach intended to help characterize future GW detection instruments. In order to use
106 Kagra to aid in the development of CCL we at UTB would need to move sizeable blocks of Kagra engineering data onto our computing
107 clusters at UTB. This data would then be processed into a metadata product with tools such as GSTLAL, then this data would be
108 fed into CCL. All of this data processing would yield information about subsystem behavior observed with CCL. The primary
109 goal is to to be able to estimate the behavior of complex GW detector subsystems. In the case of using engineering data
110 we are testing CCL to see if estimates of transfer functions for complex systems can be obtained from engineering data.
111 In engineering data, there already exist explicit transfer function measurements, comparing CCL results to these measured transfer
112 functions would be very useful and serve as case study data which we expect to use to publish a paper arguing for the use
113 of dynamically estimated transfer functions. We hope that if we can reliably obtain reasonable transfer function estimated with
114 CCL, then CCL calculations should be able to identify shifts in subsystem behavior while the system is active. We hops that our
115 interest in Kagra data becomes a long term collaboration, developing our intuitive detector characterization knowledge using current
116 and future Kagra subsystems. Our work should help to reduce the Kagra commissioning time in the future, and potentially other Kagra benefits
117 not yet realized. Our actions assume a successful tests of CCL using Kagra data,
118 and this can result in availability of a new type of commissioning tool that will be at Kagra's disposal in the future. I, Cristina V. Torres
119 would like to collaborate with Kazuhiro Hayama, and Kagra on behalf on the Center for Gravitational Wave Astronomy at the
120 University of Texas at Brownsville. In addition to myself, I would also like to integrate my future collaborators and graduate
121 students into this Kagra detector chacterization effort.
122
123 Cristina
124
125 << 要約 >>
126 CCLという新しいdetcharソフトをKAGRA(CLIO)のデータを用いて開発したい。
127 第一目標は、CCLを用いてサブシステムの挙動を調べること。
128 データから測定された伝達関数とCCLの結果を比較できればCCLの開発にとても役に立つ。
129 その結果は論文にできるだろう。
130 もしCCLをもちいて伝達関数が得られたら、システムが動作している間のサブシステムの挙動の変化を特定できるだろう。
131 長い共同研究を望む。
132 こういった研究は、KAGRAのコミッショニング時間の短縮に役に立つだろう。また他にも気づいていない利点があるだろう。
133 将来的には自分の共同研究者や学生も取り込んで、KAGRA detcharに貢献したい。
134
135 ***** 議事録
136 LIGO、Virgoのデータではなく、KAGRA(CLIO)のデータを使う意義は??
137 → 例えばCLIO実験であれば、望むデータ(例えばハードウェアインジェクションなど)を比較的取得しやすいという利点はある。
138
139 *** 多変量解析についての統数研の間野さんのコメント
140 私自身もrandom forestやSVMを用いていたり、最近はSVMに代表されるカーネル法の
141 応用として尤度を使わないベイズ推測を手掛けていて、問題意識はよく分かりました。
142 いくつか感想を書かせて頂きます。
143
144 1. バーストサーチではモデルを仮定しにくいので、いずれ実際のsignalが蓄積する
145 のでしたら機械学習の手法が有効というのはその通りと思います。
146
147 2. bias-varianceのトレードオフがあるので、チャンネルを増やせばよいというものでもなく、
148 いずれ有用なチャンネルを選択する必要が生じると思います。
149
150 3. inputが具体的に何かが分かりませんでしたが、複数チャンネルからの時系列データと
151 思います。inputの仕方が重要と思います。
152
153 4. 個々のsignalのsignalらしさ(仮説検定のp値にようなもの)を定量化する必要が生じる
154 と想像しますが、そのためには、random forestやSVMのような判別の枠組みは
155 使いにくいかもしれないと思いました。
156
157
158 ****** 議事録
159 多変量解析から一度レクチャー。
160 資料を渡す。
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