1 Minutes of the today's DETCHAR telecon 2013 06 18
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   4 端山、関口、苔山、横澤、山本、譲原、伊藤(書記)
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   6 [A] Announce [端山]
   7 (1)  ６月１０日、１１日 第４回Japan-Korea workshopでのKorea detcharグループとの今後の共同研究の報告。
   8 (2) グリッチのcharacterizationについて、大原さん（新潟大）等が開発しているHilbert Huang transformを用いた研究との連携
   9 (3) SKが貸すことができるmagnetometerのスペックについて
  10 (1) 日韓ワークショップと今後の日韓共同研究についての報告
  11 # Comissioningの間に役立つものを作りたい。
  12 # event triger generation pipeline (HHT利用) 作成では、CLIOデータを使ったパイプラインのテストもしている。
  13 日韓のプレゼンではテスト結果も示しているので参照のこと。
  14 # ノイズを特定して、ノイズ源がどこにあるのかを調べる方法を日韓で開発。
  15 ・教師あり・無しの学習を使ってグリッチ源を特定する。
  16 ・間野さんが専門家なので参加してもらってすすめる。
  17 ・論文にする仕事。 
  18 ・日韓で隔週テレコンすることになった。火曜日朝１１時３０分〜
  19 正確は日時は、決まったら後日端山が連絡する。
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  21 (2) 大原グループのHHTバースト解析について
  22 # 韓国グループもやっているので、できれば英知の結集をもくろむ。
  23 # 来週新潟大D2金山君に彼らの状況・結果をレポートしてもらう。
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  25 (3) KAGRAで観測が始まったらシフト体制が組まれる。
  26 # detcharの仕事をシフトにやってもらうことを考える。
  27 # ８月のf2fまでにdetcharとしてシフトにやってほしいことのリストを作成する。
  28 たたき台を端山が作る。来週以降議論する。
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  30 (4) 相関磁場解析
  31 # Super-Kamiokandeが磁場計を貸してくれる。横澤が調べている。
  32 # LVCが相関磁場解析で使っていた磁力計よりも若干性能は悪い。
  33  神岡の地磁場環境を測定する目的では十分であり、最初はSKから借りて
  34 磁場観測をおこない、SKとの共同研究の端緒とする。
  35 #次の段階としては、TAMAにより高性能な磁力計があり、高橋竜太郎さんに聞けばよい。
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  38 [B] Special Topic
  39 • バイオリンモードスタディレポート（端山）
  40 http://gwdoc.icrr.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/private/DocDB/ShowDocument?docid=1697
  41 # 結果の詳細は上記レポート参照。
  42 # 今回でバイオリンモード研究はいったん終わりにしたい。
  43 # 山元さんに連絡を取っており、f2fで発表するつもり。
  44 # レポートの出来次第では、violin mode対策について真剣に議論する場をf2fで設けたい。
  45 # EOに内容を話して、真剣に議論するべきかどうか、detcharとしての方針を決めたい。
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  47 # レポート内容：
  48 (1) violin modeが１６分裂するのか？
  49 # iLIGO 340Hz 1st violin (2007年S5) violin に注目した。
  50 eLIGOはsupensionの機構はiLIGOとほとんど変わらない。
  51 ミラーを２本吊りしている。
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  53 # page 5. 右上スペクトル1st violin は実際 ~ ６本に分離している。
  54 2nd modeは裾野が狭くなっている。
  55 一般に高次モードは裾野が狭くなる。
  56 これは、ノイズフロアが高くなり、高次モードは弱くなるから。
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  58 (2) インスパイラルへの影響
  59 # page 12. 赤い線の４分裂したバイオリンモードは実際にはより振幅大きくなる可能性ある。
  60 （振幅は1/2程度になるはずだが、赤い線はそうなってない。）
  61  16分裂のほうは振幅はたぶん正しいはず。
  62 # イベントレイトはKAGRA official design を使った場合に比べて７０パーセント程度まで落ちる。
  63 (インスパイラルレンジが現行の90パーセント程度になる。)
  64 #パラメータ決定精度は、完全にはSNRのみによるわけではないので、きちんと計算したい。
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  66 (3) バースト探索
  67 # 100から300Hzに等間隔に分裂しているとしている。
  68 この分裂幅がデータ解析としては重要。
  69 # モデルによって、かなり結果は異なる。
  70 # 可聴半径は90（４分裂）パーセントから８０パーセント(１６分裂)に減少する。
  71 # 計算したSNRはマッチドフィルター解析を使ったときのものなので、最大値。
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  73 [端山]
  74 結果をどう解釈するか。
  75 この結果をもってEO・KAGRAに対策を迫れるか？
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  77 [関口]
  78 非定常性についてはどうか？
  79 一度励起されると数日間励起されっぱなしになるはずで、その影響は
  80 どうなのだろうか？
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  82 [端山]
  83 定常時に比べて１０倍エネルギーが増加すると、インスパイラルレンジは200Mpc以下になる。
  84 TAMAのときには、ロック直後２０分ぐらいは、１００倍ぐらい励起されている。
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  86 [関口]
  87 非定常励起はどれくらいの頻度で起こるのか？
  88 励起が減衰する前に起こると。。。
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  90 [端山]
  91 LIGO S5 地面振動 (SNR ~ 50)のイベントが１日に５０程度あり。
  92 加えてよく分からない由来のグリッチ。
  93 それら由来のh(t)チャンネルへの影響考えられる。
  94 （実際の影響は現在資料が手元に無いので、分からない）
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  96 [関口]
  97 防振系が違うので、応答も違うし、頻度は分からない。
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  99 [苔山]
 100 LIGOでは強く励起しないと見えないと思われるがどうか？
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 102 [端山]
 103 eLIGOでははっきり見えているが、aLIGOでは見えないという質問？
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 105 [苔山]
 106 OSEM (? "オーセム") では見えないけど、Interferometerでは見える。
 107 Suspensionの人に聞いておく。
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 109 [端山]
 110 非常に重要なので、h(t)チャンネルで見えるのかどうか調べておいてほしい。
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 112 [伊藤]
 113 周波数はどれくらい揺らぐのか？
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 115 [端山]
 116 Ｑ値が高いのでそれほどは揺らがない。
 117 note)勘違い。バイオリンモードの周波数は荷重バランスなどによって変わるので、地震などで大きな力が加わったり、長い時間経つと変化する。initial LIGOでもバイオリンモードの共振周波数は観測開始と観測後では変化していた、確か数Hzから数10Hzだったと思う。（数100Hzの変化ではなかった。）
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 119 [伊藤]
 120 連続波としては、できるだけ周波数は動いてほしくない。
 121 現在のバイオリンモードは、１６分割してもちょうど知られている電波パルサーが存在しない範囲にある。
 122 また、高周波数300 Hz ~ 650 HzはSco-X1の予想周波数帯域。
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 124 [端山]
 125 高周波数に行ったほうが、裾野は目立たなくなる。
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 127 [端山・伊藤]
 128 iLIGO解析のときには、バーストや連続波では、1st violin modeがあった
 129 330Hz - 350Hzのデータは利用していない。今回もそれをやると、
 130 100 Hz - 300 Hz 帯域（sweet spotの200Hz）を捨てることになる。
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 132 ただし、インスパイラルは捨てる必要は無いと思われる。
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 134 [伊藤・関口]
 135 分裂によってキャリブレーションがどれくらい大変になるのか？
 136 とくに位相変化。LIGOでやっているのに比べてどれくらい大変？
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 138 [端山]
 139 大変になるとは思うが、具体的な計算は専門家に聞かないと不明。
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 141 [関口]
 142 Violin mode付近でフリーマスと考えられなくなる。
 143 重力波に対する応答を計算してみる。
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 145 [端山]
 146 分裂した周波数が重要。
 147 ただ、どこに分裂するか分からないからなんとも言えない。
 148 最悪なケースを考えると、こうなる、周波数を移動するとSNRがこれだけ改善する。
 149 そういう論法にする？
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 151 [関口]
 152 等周波数間隔で１６分割というのは、最悪なシナリオ、が起こりうる。
 153 バイオリンモードの周波数を変えるためには、ファイバーの形状を変える。
 154 vertical 100Hz peakが変わる。100 Hz peakが移動するとインスパイラルレンジへの
 155 その影響も考える必要がある。
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 157 おそらく高周波に移動する。
 158 100Hz付近の熱雑音フロアにも影響与える可能性がある。
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 160 バイオリンモードの周波数を高周波にして（裾野を小さくして）計算するには、
 161 100Hz peak 熱雑音等も考える必要ある。そこらへん変えたやつを端山に
 162 （時間があれば）送る。