attachment:detchar_20140805.txt of KAGRA/Subgroups/DET/Meet

   1                                   DetChar MTG
   2                                   ===========
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   4 Author: Yuzurihara
   5 Date: 2014/08/05 11時08分38秒
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   7 1 参加者
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   9   端山, 山本, ゆずりはら, 上野, 成川
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  12 2 announce
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  15 2.1 f2f での報告
  16 ================
  17    以下のような質問があった
  18    [http://gwwiki.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/KAGRA/Subgroups/DET/Meet/Agenda201400805?action=AttachFile&do=view&target=20140805_detchar_slides_hayama.pdf] 
  19    Q. どのようなnoise badget toolを考えているか？
  20    eNB, matlabベース
  21    スクリプトなのでその都度走らせる必要がある
  22    これをそのまま使わなくても、ソースはあるのでそれをKAGRAで用意すれば良い
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  24    (kippからのcomment) detcharは2つの方向に進んでいる, 装置方面と解析方面
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  27 2.2 苔山氏との議論
  28 ==================
  29    2014/8/3(日)にLIGOのcommisioningに参加している苔山氏と議論を持った
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  31    detcharとcommisioningチームの連携について聞いた
  32    detcharチーム(解析屋)とcommisioningチーム(実験屋)との間にはかなり距離がある
  33    仲立ちしていた方がspokesmanの方が現場を離れたため、さらに状況が厳しくなった
  34    2つのチームの知識がまったく異なるため、チームとしての共同体制を築けていない
  35    rana氏がツールの希望などを出すなど、コミュニケーションを取るための試みがある
  36    こういった歪みが最終的にデータ解析に響いてくる
  37    例えばglitchが出たとしてもそれがどこから来たか把握できない
  38    
  39    KAGRAではこういう事態を避けたい
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  43 2.3 ノイズバジェットツール
  44 ==========================
  45    aLIGOでは今までのツールが一新され、matlab simlinkをベースに新しく作られた
  46    channelから現在の検出器の構成を把握して、伝達関数を計算する
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  48    現在よく使われているのは、過去のデータについてノイズバジェットを行うこと
  49    [http://gwwiki.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/KAGRA/Subgroups/DET/Meet/Agenda201400805?action=AttachFile&do=view&target=20140805_detchar_slides_hayama.pdf] 
  50    4ページがその例
  51    (左)現在どのようなフィルターがONになっているのかが見られる
  52    (右)フィルターがONになっていると赤になる(？)
  53    それらの振幅と位相情報から伝達関数が計算できる
  54 
  55    (神田)ハードウェアインジェクションはやっているのか？
  56    ソフトだけではなく、たまにハードウェアインジェクションをしないといけないだろう
  57    -> 不明
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  59    こういった分野はHaskellの得意分野
  60    関数合成を使えば容易に表現できる
  61    例えば
  62    module1 . module2 . plot . module3
  63    module1と2にGUIのBOXなど呼び出す, module3にフィルターが入る(?)
  64    
  65    aLIGOのノイズバジェットツールをそのまま用いた方が良いのかは要議論   
  66    
  67    LIGOのWipf氏がノイズバジェットツールについて詳しい
  68    現在コンタクトを取っているところ
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  70 
  71 
  72 2.4 今週のaLOG
  73 ==============
  74    今週からaLOGを読んで行こう
  75    日本でキロメートルクラスのcommisioningをやったことがあるのは数人
  76    知識を集める目的
  77       
  78    全部を報告するのは無理なので
  79    各人が興味を持ったor面白いと思ったトピックについて紹介する方針を取る
  80 
  81    aLOG web site
  82    [https://alog.ligo-la.caltech.edu/aLOG/index.php]
  83    
  84    LIGOでのcommisioning作業内容はすべてここに集積される
  85 
  86    tagでdetcharと調べればよい
  87    報告は10分程度で, 全部網羅する必要はない
  88    来週は山本氏
  89 
  90 
  91 2.4.1 channel間のcoherenceを調べるツール
  92 ----------------------------------------
  93     
  94     gabriele.vajente
  95     Virgoのcommisioningのプロ
  96     [https://alog.ligo-la.caltech.edu/aLOG/index.php?callRep=13810]
  97     
  98     自分の作ったツールを走らせた
  99     長時間のデータのcoherenceを取った
 100     
 101     OAF-CAL_DARM_DQ vs L1:LSC-MICH_OUT_DQ 
 102     の間にcouplingがある
 103     
 104     coherenceを取り除くようなことを行うと・・・(グラフ不明)
 105 
 106     ここ2週間でSNRが2倍くらいあがったのはこの改善のおかげ
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 108 
 109     
 110 
 111 2.4.2 inspiral rangeを見るためのツール
 112 --------------------------------------
 113     
 114     [https://alog.ligo-la.caltech.edu/aLOG/index.php?callRep=13895]
 115 
 116     NDS2サーバーからデータを取得してrangeを計算するツール
 117     (譲原) 何が新しいのか？
 118     (端山) リアルタイムに計算できることが新しい
 119 
 120 3 daily work
 121 ~~~~~~~~~~~~
 122 
 123 3.1 N次Low/High-pass Butterworthフィルタの実装
 124 ==============================================
 125    [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/07/nlowhigh-pass-butterworth-1.html]
 126    
 127    bi-linearフィルターを用いた標準的な手法で実装した
 128    フィルターはかなり重要な関数なので、いろんな人に使ってもらい、
 129    バグだしなどを行う必要がある
 130 
 131    他にもいくつかのfilterを実装した
 132    
 133 
 134 3.2 検出器雑音生成モジュールの追加
 135 ==================================
 136    [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/07/post-17.html]
 137    
 138    moduleのテストなどのために検出器雑音が必要になる場合が多々あるので
 139    関数を作った
 140 
 141    検出器名と周波数のリスト,乱数生成器を引数に取るものと
 142    検出器名と周波数のリスト,何度データを生成するかの回数を引数に取るための関数
 143    2種類用意した
 144    乱数生成器はUNIXタイムを引数に取るので
 145 
 146 3.3 ライブラリStatisticsUtilsの作成と使い方
 147 ===========================================
 148 
 149    [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/07/statisticsutils.html]
 150    
 151    Cで実装した
 152    permutation testを用いるモチベーションの説明
 153 
 154    (山本)神岡マシンは復旧している
 155 
 156    (端山)
 157    [https://github.com/gw-analysis/detector-characterization/blob/master/HasKAL/src/HasKAL/StatisticsUtils/Functions.hs]
 158    Haskellでラップを行った
 159    CDoubleを使った方が計算コストは減る
 160    
 161 
 162    KAGALIにそのまま入れたいので、汎用性のある入出力にすべき
 163 
 164 3.4 HasKALのインストール(cabal install)
 165 =======================================
 166 
 167    [http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/detectorcharacterization/2014/08/haskalcabal-install.html]
 168    神岡のDetCharマシンにアクセスが出来ないため、
 169    手元のマシンでHasKALが動かせるようにインストールを行った。
 170    その際に少し躓いたので備忘録
 171 
 172 3.5 HROOTのテストコード(タイトル、軸、色指定等)
 173 ===============================================
 174    HROOT-0.8で, 色やタイトルが付けられるようになった
Attachment 'detchar_20140805.txt'

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