第四回Layout会議 (1)iLCGTの時のITM設置にかかわる問題点について(麻生・三代木) 資料参考 (ITMを26.6m先に置いた場合のレイアウトについて(麻生) DXFファイル) (iLCGTの光軸) 主な問題 (a)とにかくPOXYは取れそうにない。で、納得するか。 (b)iLCGT ITMの光軸の取り方をどうするか。 (2)遮熱シールドダクト クライオスタットのデザインはほぼ確定しました。 iLCGTのPOXY問題から予想される結論から、BS-ITMの間に入れる遮熱ダクトはiLCGTの段階から入れるか。 腕側はどうするか? 参考資料:ITMクライオスタット周辺図110707, iLCGTの光軸110707 (3)MCとの結合とセンター付近の全体像(三代木) 資料参考(LCGT Layout Plan 1) このLayoutの重要ポイント: (a)BS-PR2(SR2)は2mさらに離す案を採用。PR3は1m、PRMは2mレーザー側に寄せ るようにし、PRC共振器長さを維持。これによりPR3とPRMも1mさらに離れる。 PR2をBSからさらに3mはなす案は、クレーンの下にPR2が来なくなったり、レーザー側 のトンネルを1mの拡張が必要になる問題あり。 (b)iLCGT用のITMの位置は、bLCGTのFP共振軸上に設置してある。 GVの窓の位置が真ん中なので、そのせいで、iLCGT FP共振軸とbLCGT共振軸を違えるのは、真空設置作業に再設置作業が必要となる。 (c)入射光学系提案のMCLayoutと結合 MCの入斜と結合したが、MC内での光軸、途中のMTR、ISOなどは暫定。 MCの鏡のウェッジ角度は、図の3種の反射光(AR1回目反射、共振器反射、共振器反射の1ARHR反射-AR透過)の分離を考えて2.5°とした。 図では、MCへは右下入射だが、結果ISOとMTR2が近くなっている。なので、右上入射のほうがいいかもしれないが、MCinでの反射光の具合による。 現状MCタンクからそれらを外に出すなら、直径500くらいの小窓付きフランジが必要。 出射光が、斜めっているので、GV窓の通過に関し注意が必要。 (d)GVの前後は740ミリ確保。 BS-ITMXの間にあるGVの位置が、クレーン下からはみ出しているが、位置の変更は可能。門型クレーンは他の用途でも作ると思われるので、それを利用しても対処可能。 腕部のGVの窓の位置は、真ん中。 (e)iLCGT用のITMタンクを描いたが、bLCGTのITM位置からの距離26.6mに、サファ イアー>シリカ光学素子を通過することによる距離修正は入っていない。 (f)BS付近のダクトの接合は、斜めにしていないが、実際は遮熱シールド部全体と合わせて斜め接続にしないと、800開口ではPOXYが欠けるおそれあり。900開口ならよいが、入熱が増える。 (4)iLCGTでやりたいこととやれることの確認 RFPMIまで? RSE RFPMIまで? (5)Type-Bの取り出し窓設計について。足の位置も。 胴回りのデザインをどうするか? 脚の位置をできるだけ、ダクトに近づけられるか? 鏡の保持パーツによって、横を通過する光軸が遮蔽されたりしないか? (6)AOS(阿久津) 補助光学系のキックオフ・ミーティング