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1サスペンションに2つのモデル
 * TypeCを除く、すべてVISのモデルは、TowerとPayloadの2つのモデルに分けた。
 * 例外として、TypeCにはTowerモデルはなく、Payloadのみである。
 * メンテナンスの手間を減らすために、各サスペンションで使うステージのブロックは共通化する。
 * 共通化で生じたステージブロックの不要な入出力は終端処理しておく。
 * サスペンションモデルは制御方法の違いごとに、ブロックを分ける。

== サスペンションモデル ==
1サスペンションに2つのRTモデル
 * まず、LIGOでSEIとSUSとしてRTモデルが分かれているように、KAGRAも分ける。
 * TypeCを除く、すべてのVISのRTモデルは、TowerとPayloadの2つのRTモデルに分けた。
 * 例外として、TypeCにはTowerモデルはなく、Payloadのみにした。
Line 12: Line 18:
 * Towerモデルはすべて共通にする。例えば、Type-BpはIPを持たないし、TypeBはBFダンパーを持たないが、同じモデルを使う。一応、物理的に存在しないものはモデル内では終端処理しているため、制御に影響はない。一見無駄に思えるが、TypeAでつかったDiagguiファイルが、チャンネルエラーを返すことなく、そのまま流用できるので、メリットは大きい。
 * (追記:やっぱりTypeBpにはIPがないので、BFのセンサーコレクションが必要になるかもしれないので、将来はTOWER_MASTER.mdlにPREISOLATOR、BFDAMPER、としてモデルブロックを分けたほうがいいかも。)
 * Towerモデルは、1種類のブロックを用意する。
 * (追記:TypeA,B,Bpでタワー部分の制御方法が違うので、3種類にするかもしれない。)
Line 16: Line 22:
 * Payloadモデルは、4種類用意する。それらはTypeA、TypeBとBp、TypeCのIMC、TypeCのOMCで使われる。  * Payloadモデルは、4種類のブロックを用意する。それらはTypeA、TypeBとBp、TypeCのIMC、TypeCのOMCで使われる。
Line 58: Line 64:
||MCI || || IMC ||完了 ||
||MCE || || IMC ||完了 ||
||MCO ||
|| IMC ||完了 ||
||IMMT1 || || IMC ||完了 ||
||IMMT2 || || IMC ||完了 ||
||OMMT1 || || OMC ||完了 ||
||OMMT2 || || OMC ||完了 ||
||OSTM ||
|| OMC ||完了 ||
||TMSX || || VIS_TMS_LIB/TMS_VIS || [4,6] ||
||TMSX || || VIS_TMS_LIB/TMS_VIS || [6]||
||MCI ||--- || IMC ||完了 ||
||MCE ||--- || IMC ||完了 ||
||MCO ||---
|| IMC ||完了 ||
||IMMT1 ||--- || IMC ||完了 ||
||IMMT2 ||--- || IMC ||完了 ||
||OMMT1 ||--- || OMC ||完了 ||
||OMMT2 ||--- || OMC ||完了 ||
||OSTM ||---
|| OMC ||完了 ||
||TMSX || VIS_TMS_LIB/TMS_VIS||--- ||[4,6] ||
||TMSX || VIS_TMS_LIB/TMS_VIS||--- || [6]||

Real Time Model Development


コンセプト

  • メンテナンスの手間を減らすために、各サスペンションで使うステージのブロックは共通化する。
  • 共通化で生じたステージブロックの不要な入出力は終端処理しておく。
  • サスペンションモデルは制御方法の違いごとに、ブロックを分ける。

サスペンションモデル

1サスペンションに2つのRTモデル

  • まず、LIGOでSEIとSUSとしてRTモデルが分かれているように、KAGRAも分ける。
  • TypeCを除く、すべてのVISのRTモデルは、TowerとPayloadの2つのRTモデルに分けた。
  • 例外として、TypeCにはTowerモデルはなく、Payloadのみにした。

Towerモデル

  • Towerモデルは、1種類のブロックを用意する。
  • (追記:TypeA,B,Bpでタワー部分の制御方法が違うので、3種類にするかもしれない。)

Payloadモデル

  • Payloadモデルは、4種類のブロックを用意する。それらはTypeA、TypeBとBp、TypeCのIMC、TypeCのOMCで使われる。
    • Type-A用のモデルは、MN、IM、TMを含む。
    • Type-BとBp用のモデルは、IM、TMを含む。
    • Type-CのIMC用のモデルは、TMだけを含み、TMのセンサーにはOptiical Leverを使う。
    • Type-CのOMC用のモデルは、TMだけを含み、TMのセンサーにはOSEMを使う。

ファイル

ライブラリモデル (/opt/rtcds/userapps/release/vis/common)

  • ./VIS_LIB.mdl : 共通で使うブロックを置く場所。
    • たくさんあるので省略。
  • ./TOWER_MASTER.mdl
    • ./PI(旧TOWER_MASTER) : TypeA,B,Bp用
  • PAYLOAD_MASTER.mdl
    • ./CRY(旧CRYOPAYLOAD_MASTER) : TypeA用
    • ./PAY(旧PAYLOAD_MASTER) : TypeB,Bp用
    • ./IMC(旧TYPEC_MASTER/IMC) : IMCの3つ,IMMT1,2用
    • ./OMC(旧TYPEC_MASTER/OMC) : OSTM,OMMT1,2用

サスペンションモデル (/opt/rtcds/userapps/release/vis/k1)

  • ./
    • k1vis{optics}t.mdl : TypeA,B,Bpのすべてのサスペンション
    • k1vis{optics}p.mdl : TypeA,B,Bpのすべてのサスペンション
    • k1vis{optics} : TypeCのすべてのサスペンション

各サスペンションのモデル整備状況

2020/12/24 更新

optic

Towerモデル

Payloadモデル

備考

ETMX

PI

CRY

完了

ETMY

PI

CRY

完了

ITMX

PI

CRY

完了

ITMY

TYPEA_MASTER/
TYPEA_TOWER_MASTER

TYPEA_MASTER/
TYPEA_PAYLOAD_MASTER_EMPTY

[1]

BS

TYPEB_MASTER/
TYPEB_TOP_MASTER_shutdown

TYPEB_MASTER/
TYPEB_PAYLOAD_shutdown

[3]

SRM

PI

TYPEB_MASTER/
TYPEB_PAYLOAD_shutdown

[2]

SR2

PI

TYPEB_MASTER/
TYPEB_PAYLOAD_shutdown

[2]

SR3

TYPEB_MASTER/
TYPEB_TOP_MASTER_shutdown

TYPEB_MASTER/
TYPEB_PAYLOAD_shutdown

[3]

PRM

PI

PAY

完了

PR2

PI

PAY

完了

PR3

PI

TYPEBP_MASTER/
TYPEBPMASTER_PAY

[5]

MCI

---

IMC

完了

MCE

---

IMC

完了

MCO

---

IMC

完了

IMMT1

---

IMC

完了

IMMT2

---

IMC

完了

OMMT1

---

OMC

完了

OMMT2

---

OMC

完了

OSTM

---

OMC

完了

TMSX

VIS_TMS_LIB/TMS_VIS

---

[4,6]

TMSX

VIS_TMS_LIB/TMS_VIS

---

[6]

  • [1] CRYで使用中の為、修正は待ち状態(2月上旬?まで)
  • [2] リンクを解除して、個別にIMとTMをPAYLOAD_MASTER.mdlから参照している。BIOがTypeBとBpで統一されていないため、PAYモデルを使いたいができない。
  • [3] 改修作業で使用中の為修正は待ち状態
  • [4] リンクを解除している。
  • [5] PR3はしばらく触らない方針。
  • [6] スケジュールにはTMSをやる時間がないが、一応モデルの場所は把握しておく。ほとんど触っていないし中身も知らない。

KAGRA/Subgroups/VIS/RealTimeModel (last edited 2024-07-17 12:43:49 by satoru.ikeda)