3885
Comment:
|
6609
|
Deletions are marked like this. | Additions are marked like this. |
Line 9: | Line 9: |
* サスペンションモデルは制御方法の違いごとに、ブロックを分ける。 | * サスペンションモデルは”制御方法の違い"ごとに、ブロックを分ける。 |
Line 12: | Line 12: |
防振装置の役割に応じて、RTモデルを2つに分ける。 | 防振装置の役割に応じて、サスペンションのRTモデルを2つに分ける。 |
Line 82: | Line 82: |
== モデル編集 == === 作業の流れ === 1.mdl、Foton、DAQファイルを一旦バックアップ(最後の削除) $ userapps /opt/rtcds/userapps/release $ cd vis/common/models または cd vis/k1/models 編集するモデルファイルのコピーを作成しておく(編集前の比較用) $ chans /opt/rtcds/kamioka/k1/chans K1VISxxx.txt : Foton File $ cd daq/ /opt/rtcds/kamioka/k1/daq K1VISxxx.ini : DAQ File 2.MATLAB(mdlファイル)の編集 Terminalを開き $ matlab & 3.ビルド前の確認 [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW] サスペンションはSAFEにすること。 SDFが0であること。 GDSがオールグリーンであること。 3.RealTimeModelのPCへログイン、make ,make install,startを行う [sitemap]-[CDS]-[CDS]でPC名を確認 $ ssh k1xx (ex.k1EX1) ビルドフォルダへ移動 $ cdscode make実行 $ make k1visXXX install実行 $ make install-k1visXXX モデルの再起動 $ startk1visXXX モデルが起動したら次の作業を行う。 4.SDFの設定 [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW] CHANS NOT FOUND がある場合:[SDF RESTORE SCREEN]-[LOAD TABLE]を押す CHANS NOT INITがある場合:[MON]([ACCEST]を含む)にして、[CONFIRM]を押す 5.Trippe Monitorが赤の場合 [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW] - [Trippe]-[WD],[DK]を押す 押しても緑にならない場合は、WDに引っ掛かっている為、対象のEPICSチャンネルの閾値等へ値を設定する必要があると思われます。 6.GDSが赤の場合 [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW]-[GDS] [IPC]が赤 [Diag Reset]を押す [DAQ LOAD]に差分がある場合は押す。 [DC] -[Status]が0x2000の場合はDAQの再起動を行う -[Status]が0xbadの場合、 [CDS]-[DAQ Status]-[!mx_stream]を押す [AWG]が赤の場合 [sitemap]-[CDS]-[CDS]のCFCの隣の黄土色のボタンから[Admin only]-[start awgtpan]を押す 7.Fotonファイルの編集とロード Fotonファイルの整合性の確認 $ foton Fileから対象のK1VISxxx.txtを選択 [File]ボタンを赤くなったら編集が必要、色が変わらなければ作業不要 赤の場合はFotonファイルをテキストエディタで開き、新、旧のモデルファイルで同じ意味を持つフィルタは名称の変更を、該当しない場合は削除する。 $ emacs K1VISxxx.txt 赤で亡くなるまで続ける。 8.[sitemap]-[CDS]-[CDS}からGDSを開き[COEFF LOAD]を押す 9.Fotonファイルを/opt/rtcds/userapps/release/vis/k1/fotonfilesへコピー 10.不必要なファイルを削除 |
Real Time Model Development
Contents
コンセプト
- メンテナンスの手間を減らすために、各サスペンションで使うステージのブロックは共通化する。
- 共通化で生じたステージブロックの不要な入出力は終端処理しておく。
- サスペンションモデルは”制御方法の違い"ごとに、ブロックを分ける。
サスペンションモデル
防振装置の役割に応じて、サスペンションのRTモデルを2つに分ける。
- まず、LIGOの防振がSEIとSUSで分かれているように、KAGRAも分ける。
- 慣習に従って、TowerとPayloadの2つのRTモデルに分ける。
- ただし、例外として、Type-CはPayloadのみにする。
Towerモデル
- TowerはLIGOのSEIに相当し、Pre-isolator、BFダンパー、GASを含むモデル。
- Towerモデルは、1種類のブロックを用意する。
- (追記:TypeA,B,Bpでタワー部分の制御方法が違うので、3種類にするかもしれない。)
Payloadモデル
- PayloadはLIGOのSUSに相当し、BF以下の振り子を含むモデル。
- Payloadモデルは、4種類のブロックを用意する。
- Type-A用のモデル
- Type-BとBp用のモデル
- Type-CのIMC用のモデル
- Type-CのOMC用のモデル
ファイル
ライブラリモデル (/opt/rtcds/userapps/release/vis/common)
- ./VIS_LIB.mdl : 共通で使うブロックを置く場所。
- たくさんあるので省略。
- ./TOWER_MASTER.mdl
- ./PI(旧TOWER_MASTER) : TypeA,B,Bp用
- PAYLOAD_MASTER.mdl
- ./CRY(旧CRYOPAYLOAD_MASTER) : TypeA用
- ./PAY(旧PAYLOAD_MASTER) : TypeB,Bp用
- ./IMC(旧TYPEC_MASTER/IMC) : IMCの3つ,IMMT1,2用
- ./OMC(旧TYPEC_MASTER/OMC) : OSTM,OMMT1,2用
サスペンションモデル (/opt/rtcds/userapps/release/vis/k1)
- ./
- k1vis{optics}t.mdl : TypeA,B,Bpのすべてのサスペンション
- k1vis{optics}p.mdl : TypeA,B,Bpのすべてのサスペンション
- k1vis{optics} : TypeCのすべてのサスペンション
各サスペンションのモデル整備状況
2020/12/24 更新
optic |
Towerモデル |
Payloadモデル |
備考 |
ETMX |
PI |
CRY |
完了 |
ETMY |
PI |
CRY |
完了 |
ITMX |
PI |
CRY |
完了 |
ITMY |
TYPEA_MASTER/ |
TYPEA_MASTER/ |
[1] |
BS |
TYPEB_MASTER/ |
TYPEB_MASTER/ |
[3] |
SRM |
PI |
TYPEB_MASTER/ |
[2] |
SR2 |
PI |
TYPEB_MASTER/ |
[2] |
SR3 |
TYPEB_MASTER/ |
TYPEB_MASTER/ |
[3] |
PRM |
PI |
PAY |
完了 |
PR2 |
PI |
PAY |
完了 |
PR3 |
PI |
TYPEBP_MASTER/ |
[5] |
MCI |
--- |
IMC |
完了 |
MCE |
--- |
IMC |
完了 |
MCO |
--- |
IMC |
完了 |
IMMT1 |
--- |
IMC |
完了 |
IMMT2 |
--- |
IMC |
完了 |
OMMT1 |
--- |
OMC |
完了 |
OMMT2 |
--- |
OMC |
完了 |
OSTM |
--- |
OMC |
完了 |
TMSX |
VIS_TMS_LIB/TMS_VIS |
--- |
[4,6] |
TMSX |
VIS_TMS_LIB/TMS_VIS |
--- |
[6] |
- [1] CRYで使用中の為、修正は待ち状態(2月上旬?まで)
- [2] リンクを解除して、個別にIMとTMをPAYLOAD_MASTER.mdlから参照している。BIOがTypeBとBpで統一されていないため、PAYモデルを使いたいができない。
- [3] 改修作業で使用中の為修正は待ち状態
- [4] リンクを解除している。
- [5] PR3はしばらく触らない方針。
- [6] スケジュールにはTMSをやる時間がないが、一応モデルの場所は把握しておく。ほとんど触っていないし中身も知らない。
モデル編集
作業の流れ
1.mdl、Foton、DAQファイルを一旦バックアップ(最後の削除)
- $ userapps /opt/rtcds/userapps/release $ cd vis/common/models または cd vis/k1/models 編集するモデルファイルのコピーを作成しておく(編集前の比較用) $ chans /opt/rtcds/kamioka/k1/chans
- K1VISxxx.txt : Foton File
2.MATLAB(mdlファイル)の編集
- Terminalを開き
$ matlab &
3.ビルド前の確認
- [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW] サスペンションはSAFEにすること。 SDFが0であること。 GDSがオールグリーンであること。
3.RealTimeModelのPCへログイン、make ,make install,startを行う
- [sitemap]-[CDS]-[CDS]でPC名を確認 $ ssh k1xx (ex.k1EX1) ビルドフォルダへ移動 $ cdscode make実行 $ make k1visXXX install実行 $ make install-k1visXXX モデルの再起動 $ startk1visXXX モデルが起動したら次の作業を行う。
4.SDFの設定
- [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW] CHANS NOT FOUND がある場合:[SDF RESTORE SCREEN]-[LOAD TABLE]を押す CHANS NOT INITがある場合:[MON]([ACCEST]を含む)にして、[CONFIRM]を押す
5.Trippe Monitorが赤の場合
- [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW]
- - [Trippe]-[WD],[DK]を押す
- 押しても緑にならない場合は、WDに引っ掛かっている為、対象のEPICSチャンネルの閾値等へ値を設定する必要があると思われます。
6.GDSが赤の場合
- [sitemap]-[VIS]-[VIS_OVERVIEW]-[GDS] [IPC]が赤
- [Diag Reset]を押す
- -[Status]が0x2000の場合はDAQの再起動を行う -[Status]が0xbadの場合、 [CDS]-[DAQ Status]-[!mx_stream]を押す
7.Fotonファイルの編集とロード
- Fotonファイルの整合性の確認 $ foton Fileから対象のK1VISxxx.txtを選択 [File]ボタンを赤くなったら編集が必要、色が変わらなければ作業不要 赤の場合はFotonファイルをテキストエディタで開き、新、旧のモデルファイルで同じ意味を持つフィルタは名称の変更を、該当しない場合は削除する。 $ emacs K1VISxxx.txt 赤で亡くなるまで続ける。
8.[sitemap]-[CDS]-[CDS}からGDSを開き[COEFF LOAD]を押す
9.Fotonファイルを/opt/rtcds/userapps/release/vis/k1/fotonfilesへコピー
10.不必要なファイルを削除