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 * 次に全自由度にダンピングフィルターを入れたところ、  * 次に全自由度にダンピングフィルターを入れたところ、下のようになった。

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 * ダンピングできていたはずのピークが再び大きくなった。特に水平方向の1.2 Hzのピークが目立つ。
 * 全自由度のダンピングフィルターを入れると、ダンピングが悪化する理由はまだわかっていない。
   * 対角化がうまくいっていないせい?
   * フィルターのゲインおよび位相の設定が微妙?

2018/07/29

  • まず、IP TESTからexcitation signalを入れてIP TESTからBLEND FILTERまでの伝達関数を測定した。ここから、Coil Actuatorのゲインを得た。

width=500width=500 width=500

  • 共振周波数及びGainからVertical方向のV,R,Pについてdamping filterを作成した。
  • 以前作成していたY方向と今回作成したV方向のdamping filterをかませたところ、YawとVerticalの1.8 Hz程度にあったピークが低減された。

20180729_spectra_VYdamped.png

  • R,Pには1.2 Hzに共振のピークがみられる。
  • このピークはL,Tをダンピングすると小さくなったことから、Horizontalからのカップリングと考えられる。
  • 下図はL,Tのダンピングを入れた時と、入れていないときのLVDTのスペクトル。REF0,1,2はダンピングなしのとき。

20180727_spectra_LTdamped.png

  • L,T,R,Pにダンピングフィルターを入れたときの結果が下の図。

20180729_spectra_LTRPdamped.png

  • ダンピングしていないY,Vにピークが残っているが、それ以外の自由度についてはダンピングできている。
  • 次に全自由度にダンピングフィルターを入れたところ、下のようになった。

20180729_spectra_alldamped.png

  • ダンピングできていたはずのピークが再び大きくなった。特に水平方向の1.2 Hzのピークが目立つ。
  • 全自由度のダンピングフィルターを入れると、ダンピングが悪化する理由はまだわかっていない。
    • 対角化がうまくいっていないせい?
    • フィルターのゲインおよび位相の設定が微妙?

KAGRA/subgroup/AOS/TMS-VIS0/2018-07-29 (last edited 2018-07-29 18:46:56 by SatoshiTanioka)