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GeophoneにはGeophone自身の周波数特性を補正するfilterと、DCで発散することを防ぐためのDC cutoff filiterとを入れて測定した。
cutoffの周波数は0.1 Hzとしてある。
この場合、出てくる信号は速度に対応する。
変位に変換しなかったのは、変位に変換するフィルターを入れたところデジタル上で信号が発散してしまう現象がみられたため。
そこで、速度でスペクトルをとって、周波数で割って変位に変換してプロットしなおした。
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 * まず、LVDTについてはセンサーの対角化を行っている。一方でGeophoneについてはLVDTで行ったような対角化を行っていない。そのため、LVDTと一部で振舞いが異なる。例えば、GeophoneのL,Tでは0.95 Hz程度にピークがあるが、LVDTのL,Tではピークがなくなっている。これはR,Pからのカップリングの影響と考えられる。  * まず、LVDTについてはセンサーの対角化を行っている。一方でGeophoneについてはLVDTで行ったような共振のピークからカップリング率を求めて…といった対角化を行っていない。そのため、LVDTと一部で振舞いが異なる。例えば、GeophoneのL,Tでは0.95 Hz程度にピークがあるが、LVDTのL,Tではピークがなくなっている。これはR,Pからのカップリングの影響と考えられる。
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 * GeophoneのVでは高周波に行くにつれてきれいに落ちている。一方でL,Tではbounceしている。  * GeophoneのVでは高周波に行くにつれてきれいに落ちている。一方でL,Tではbounceしている。このbounceはYにもみられる。

メモ

ダンピングフィルターを入れた時と、入れていない時についてLVDTとGeophoneでスペクトルを測定した。 GeophoneにはGeophone自身の周波数特性を補正するfilterと、DCで発散することを防ぐためのDC cutoff filiterとを入れて測定した。 cutoffの周波数は0.1 Hzとしてある。 この場合、出てくる信号は速度に対応する。 変位に変換しなかったのは、変位に変換するフィルターを入れたところデジタル上で信号が発散してしまう現象がみられたため。 そこで、速度でスペクトルをとって、周波数で割って変位に変換してプロットしなおした。

ダンピング無しの場合

spectra_without_damping.png

spectra_without_damping2.png

  • まず、LVDTについてはセンサーの対角化を行っている。一方でGeophoneについてはLVDTで行ったような共振のピークからカップリング率を求めて…といった対角化を行っていない。そのため、LVDTと一部で振舞いが異なる。例えば、GeophoneのL,Tでは0.95 Hz程度にピークがあるが、LVDTのL,Tではピークがなくなっている。これはR,Pからのカップリングの影響と考えられる。
  • Geophoneの信号を信じると、共振以上の周波数では大体4次で落ちている。これはきちんと防振性能が出ていることを表している。
  • GeophoneのVでは高周波に行くにつれてきれいに落ちている。一方でL,Tではbounceしている。このbounceはYにもみられる。
  • LVDTとGeophoneとでcoherenceを取っていなかった。あとでデータを取ってきて測れないか?

KAGRA/subgroup/AOS/TMS-VIS0/2018-09-12 (last edited 2018-09-12 12:30:34 by SatoshiTanioka)