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== (6)坑内重機作業 == == (4)坑内重機作業 ==
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KAGRA坑内での作業場に関する諸注意

KAGRA坑口駐車場エリアおよび坑内において作業を行う業者は、以下の資料と説明をよく理解したうえで行うこと。

(1)KAGRA安全規則

「KAGRA安全規則」 を読み、尊守してください。

(2)KAGRA安全講習資料

KAGRAでの作業開始前に必ず、「KAGRA安全講習」をKAGRA側担当者から受講してください。

KAGRA側担当者は、原則KAGRA側の作業発注者です。場所・時間は担当者と決めてください。

(3)坑内に、大型車、クレーン車を入坑させる場合の注意

KAGRAの跡津坑口へのアクセスマップ です。

国道41号線からKAGRA坑口へ通じる道は、坂道でかつ曲がりくねっており、長さやホイルベースにも依存しますが、おおむね4トン車程度まで通過できます。実際に通過可能かどうかは、業者さまの責任でご確認ください。

KAGRAの駐車状からKAGRA中央実験室に通じるアクセストンネルで通過可能領域を示した「トンネル通過断面図」を掲載します。経験上、4トンボックス車両は高すぎて通過できないと考えてください。平台車が基本です。

特に冬場は、道路の凍結や、積雪による道幅の狭小化で、チェーンのない大型車両は、登坂不可になることがしばしばあり、もしスタックすると、他の研究グループに多大の迷惑を掛けますので、そのような事態は避けてください。

(4)坑内重機作業

KAGRA側には、中央実験室の清浄空間に、「リーチフォーク」、「牽引車(大・小)」、「高所作業車(6m)]があります。「牽引台車(4m長、4トン)」・「ウインチ付牽引台車(4m長、4トン)」 が中央駐車場に置かれています。「電気運搬車 T3(積載100kg)」が中央駐車場(Xアーム用)とYアームに置かれています。

使用する場合は、事前にKAGRA側担当者に申請しかつ(6)の、「入坑申請ホームページ」にも記載してください。多数の利用者がある場合は、時間調整に協力してください。希望に添えないこともあります。

もし、これらの機器をKAGRA実験室内(中央は前室・実験室ABC・IXYC領域、IXYV領域、IXYA領域)で使用する場合は、床養生を必須とします。さらに、実験室外の駐車場などで利用し、実験室内に返却する場合は、駐車場の大扉前にも床養生を行い、その上で、タイヤ車両についた泥を水洗いとふき取り清掃の後、これも床養生を行った前室に移動させ、実験室Aの指定の場所に返却し、充電を開始すること。特に前室や実験室Aに滴水や泥よごれがついた場合は、すべて清掃すること。

(5)トイレ・水の使用に関する注意

KAGRA坑内外、坑口ファン小屋内外のいかなる蛇口からの水であっても、「飲めません!」。各自飲料水のご用意お願いします。

坑口のトイレは、屋外に設置されている仮設トイレをご使用ください。

坑内のトイレの内、中央駐車場のトイレのご使用は、ご遠慮ください。

坑内両エンドには、「緊急用のトイレ」があります。これは、スポーツ大会や災害用で使われる「袋・薬剤処理タイプ」のトイレです。緊急時にご使用ください。 使用後は、絶対に「坑外に持ちだし」、業者様の責任で捨ててください。。

坑内外で濁水・汚水を発生させてはいけません。

(6)入坑申請前の準備

日々や週間のKAGRA坑内への入坑申請は http://gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp/inout からお願いします。

特に、荷役による大型車両の入坑がある場合は、その時間帯について十分KAGRA担当者と打ち合わせ、申請にも記してください。この情報は、KAGRA研究者の毎日の朝の朝礼で確認される重要な情報ですので、コメントなどあれば、細かくお願いします。

最初の作業開始前に、「入坑管理カード」をKAGRA側から必要数配布します。神岡町東茂住の北部会館横のKAGRA研究棟の事務室まで取りに来てください。そのKAGRAでの使用方法は、「KAGRA入坑カードシステムマニュアル」をご参考ください。

KAGRA/workinstruction (last edited 2017-12-11 14:37:51 by miyoki)