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[[http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/~miyoki/KAGRA-Entrance-Instruction/KAGRAatotsumap.pdf |KAGRAの跡津坑口へのアクセスマップ]] です。 [[http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/~miyoki/KAGRA-Entrance-Instruction/重力波観測研究施設案内図.pdf |KAGRAの跡津坑口へのアクセスマップ]] です。
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== (11)KAGRA事務室連絡先 ==
=== 事務室(茂住解析棟)住所 ===

〒506-1205 岐阜県飛騨市神岡町東茂住238

東京大学宇宙線研究所重力波観測研究施設

電話:0578 85 2343(事務室)

=== KAGRA坑口住所 ===

飛騨市神岡町跡津川字大伏平555番

KAGRA坑内での作業場に関する諸注意

KAGRA坑口駐車場エリアおよび坑内において作業を行う業者は、以下の資料と説明をよく理解したうえで行うこと。

(1)KAGRA安全規則

「KAGRA安全規則」 を読み、尊守してください。

(2)KAGRA安全講習資料

KAGRAでの作業開始前に必ず、「KAGRA安全講習」をKAGRA側担当者から受講してください。

KAGRA側担当者は、原則KAGRA側の作業発注者です。場所・時間は担当者と決めてください。

(3)坑内に、大型車、クレーン車を入坑させる場合の注意

KAGRAの跡津坑口へのアクセスマップ です。

国道41号線からKAGRA坑口へ通じる道は、坂道でかつ曲がりくねっており、長さやホイルベースにも依存しますが、おおむね4トン車程度まで通過できます。実際に通過可能かどうかは、業者さまの責任でご確認ください。

KAGRAの駐車状からKAGRA中央実験室に通じるアクセストンネルで通過可能領域を示した「KAGRAトンネルトラック限界サイズ」です。経験上、4トンボックス車両は高すぎて通過できないと考えてください。平台車が基本です。

特に冬場は、道路の凍結や、積雪による道幅の狭小化で、チェーンのない大型車両は、登坂不可になることがしばしばあり、もしスタックすると、他の研究グループに多大の迷惑を掛けますので、そのような事態は避けてください。

(4)KAGRA所有の坑内重機の利用の注意

KAGRA側には、中央実験室の清浄空間に、「リーチフォーク」、「牽引車(大・小)」、「高所作業車(6m)]があります。「牽引台車(4m長、4トン)」・「ウインチ付牽引台車(4m長、4トン)」 がKAGRA中央駐車場に置かれています。「電動運搬車 T3(積載100kg)」が中央駐車場(Xアーム用)とYアームに置かれています。

使用する場合は、事前にKAGRA側担当者に申請し、かつ(5)の「入坑申請ホームページ」にも記載してください。多数の利用者がある場合は、時間調整に協力してください。希望に添えないこともあります。

もし、これらの機器をKAGRA実験室内(中央とエンド)で使用する場合は、床養生を必須とします。さらに、実験室外の駐車場などで利用し、実験室内に返却する場合は、駐車場の大扉前にも床養生を行い、その上で、タイヤ車両についた泥を水洗いとふき取り清掃の後、これも床養生を行った前室に移動させ、実験室Aの指定の場所に返却し、安全停止措置を行った後、充電を開始してください。特に中央の前室や実験室Aに滴水や泥よごれがついた場合は、すべて清掃してください。

(5)入坑事前準備と入退坑時の諸注意

日々や週間のKAGRA坑内への入坑申請は http://gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp/inout からお願いします。

特に、荷役による大型車両の入坑がある場合は、その時間帯について十分KAGRA担当者と打ち合わせ、申請にも記してください。この情報は、KAGRA研究者の毎日の朝礼で確認される重要な情報ですので、コメントなどあれば、細かくお願いします。

最初の作業開始前に、坑内連絡用のPHS電話(期間が長い場合は充電器)と入坑管理ICカードをKAGRA側から必要数配布します。神岡町東茂住の北部会館横のKAGRA研究棟の事務室まで取りに来てください。そのKAGRAでの使用方法は、「KAGRA入坑カードシステムマニュアル」をご参考ください。

業者様が、早朝最初の入坑グループになることがよくあります。その場合、KAGRA坑口シャッターの開け方等については、KAGRA事務室かKAGRA側担当者にお聞きください。

業者様がKAGRA坑内から退坑される最後のグループになった場合は、KAGRA坑口シャッターの閉止をお願いする場合があります。その場合も、KAGRA事務室かKAGRA側担当者にお聞きください。

(6)坑内作業服装に関する注意

坑内は、ISO Class 6~7程度の清浄空気で満たされていますので、実験室内での作業においては、清浄な靴と服装の上、簡易クリーンスーツの着用をお願いします。簡易クリーンスーツは、ご用意ください。但し、現在KAGRA実験室内は温度が高いため、適宜服装で御調整ください。飲食は原則禁止ですが、水の飲料だけは許可しています。

作業場がYアームの場合、どうしても一時的に中央実験室を靴を携帯して通過する必要があります。その場合は、簡易クリーンスーツの着用は免除しますが、靴や服装からの発塵や滴水、汚れの脱落にご注意ください。靴は、ビニール袋などに入れて運んでください。

(7)クリーンブース内を通過して荷運搬する場合の注意

中央のIXYCクリーンブース、XY両エンドのEXYCクリーンブースの片側は、物資運搬のため通過できる構造になっていますが、通常ISO Class 3程度の非常にクリーンな環境が保たれ、床清掃もされています。

もし、物資を通過運搬する場合は、通路となる空間を新品・清浄なシートでトンネル状に囲い、床も新品・清浄なシートで養生をし、簡易クリーンスーツと清浄な靴を着用したうえで運搬すること。通過する物資の汚れは、駐車場や実験室手前でよく落としておくこと。KAGRA側の担当者か(10)の古田・早河の立ち合いの上行うこと。

(8)トイレ・水の使用に関する注意

KAGRA坑内外、坑口ファン小屋内外のいかなる蛇口からの水であっても、「飲めません!」。各自飲料水のご用意お願いします。

坑口のトイレは、屋外に設置されている仮設トイレをご使用ください。

坑内のトイレの内、中央駐車場のトイレのご使用は、ご遠慮ください。

坑内両エンドには、「緊急用のトイレ」があります。これは、スポーツ大会や災害用で使われる「袋・薬剤処理タイプ」のトイレです。緊急時以外の試用はしないでください。 もし使用した後は、必ず「坑外に持ちだし」、業者様の責任で捨ててください。

坑内外で濁水・汚水を発生は禁止です。

(9)ゴミの処理

ゴミは原則すべて持ち帰りとします。坑内のゴミ捨て場には捨てないでください。

(10)KAGRA側の担当者

なにか疑義が乗じた場合は、まずは、対応しているKAGRA側の担当者と連絡をとり、指示に従ってください。

担当者が捕まらない場合は、KAGRA坑内環境管理者として 建設マスターの資格を有する古田()、及び早河()が巡回していることが多いので連絡してください。

また、この二人諸注意を受けた場合は、その指示に従ってください。特に重機・電気関係で質問がある場合も二人に聞いてください。答えられることはその場でお答えします。

(11)KAGRA事務室連絡先

事務室(茂住解析棟)住所

〒506-1205 岐阜県飛騨市神岡町東茂住238

東京大学宇宙線研究所重力波観測研究施設

電話:0578 85 2343(事務室)

KAGRA坑口住所

飛騨市神岡町跡津川字大伏平555番

KAGRA/workinstruction (last edited 2017-12-11 14:37:51 by miyoki)