Minute of KAGRA commissioning meeting
- 日時: 2018/2/13 午前11時00分~12時00分
- 参加者: 宮川、麻生、木村、横澤、灰野、井上、長野、苔山、山本
- educe: 三代木、鈴木、宮本、土田、牛場、廣瀬、和泉、田越、木村、大橋
1. 先週までの作業報告と今後数週間の作業予定
- アラインメント、防振系: 和泉、宮川
- 防振系の作業がメイン。ETMYを真空に引く段階で、どこかに当たっていた。
- BFのYawの伝達関数を見て、真空前の一番良かった状態に戻した。
それでもPayloadのどこかに摩擦で戻る力がかかってしまているので、おそらく信号ケーブルがΦ100mmの内側に当たっている可能性が高い。チェックリストに入れて事前にきちんと確認することが必要。
- 冷却中もほとんどアラインメントはずれていかない。干渉計動作をすることができる可能性を示唆している。
- 70Kまでが一番熱収縮が起きるので、最初の1-2週間が一番変化が大きいと思われる。
- Glitchによる励起がやはりまだ起こっている。
- IPのDCコントロールを入れる予定。
- 冷却
- 2/7冷却開始。
- 水漏れのために、冷凍機を一つ停止。スケジュールには影響ない。
- 現在鏡の温度は230K程度。
- REFL portへのアラインメント
- ETMYのダンピングを今週、来週でまずしっかりする。
- IOO: PMC性能評価、ISSのコミッショニング、WFSの調整を開いている時間にする。
2. Stage 3
- スケジュールをもう少し詰める。時間的にはかなり厳しいことが予測される。
3. Operation task (灰野、田越)
解析
- 時間が限られていてもCBCなどは短縮などして対応可能。
- 夜シフトの人の、昼間の寝場所の確保。送り迎えの確保。
- シフトに参加する人の把握。
- Inverse filterの準備は間に合うか?(和泉)
- アクチュエータが弱いのでiKAGRAよりも振れないはず(麻生)。周波数に注意。1-40Hzくらいか?
- 干渉計が動く前に準備できるものはしておく。干渉計が動きだしてからできることもあらかじめ考えておいて、時間を有効に使う。
- 宮本君が3月に滞在して学ぶ予定。
- MCを使って解析の練習をする。
- モードスタックを試すのはどうか?
実験
- 片側Cryoで状況が変わってきているので、再度仕切り直しが必要か?
- 磁場Injectionは楽しそう(和泉)。準備もしている(長野)。
Shunup asymmetryは?->和泉、道村、苔山などで担当。
- Calibrationももう少し見直したい。
共通
- LSC modelはiKAGRAのものを使う。CALの部分は移す。
- Expertをどう育てるか?人数と、期間の確認。
- 各機器のトラブルに対応できる担当を、実質の作業者も含めてリストを作る。
- リモートで相当のことができるはず。ExpertもリモートでかなりOKなはず。
- 古田さんを通して施設関係のトラブルにも対処する。
4. Task or 検討事項
DAQ channel全体でのデータ量からくる制限 -> 各サブグループからの状況を見てDGSが検討、とりあえずPhase 1の運用が始まる以前までに決定
コントロールルームで表示すべきもの -> 担当、時期
- レーザーのセーフティーがらみ。業者と相談か?
- Pcalのレーザーのセーフティー。
Figure of MeritのようなサマリーページをWebで見る -> 端山、ASAP
重力波アラート: オンランで出てくるものがありそうなので、それをサイトに持ってこれるかもしれない。 -> 田越
その他
- 次回は2月20日。