Minute of KAGRA commissioning meeting
- 日時: 2018/2/27 午前11時00分~12時00分
- 参加者: 宮川、山本、横澤、牛場、麻生、井上、三代木、阿久津
- eZuce: 和泉、都丸、鈴木、正田、木村、大橋
1. 先週までの作業報告と今後数週間の作業予定
- アラインメント、防振系: 和泉、榎本、牛場
- 現在ビームをYエンドだけでなく、Xエンドでも見失っているので、今日真空槽内を見てチェック。Oplevではセンターの鏡はセンターを示している。
- 現在11時半の最新情報でPR3のところで7時半の方向で50%欠けている。(榎本)
- 真空槽を閉めても外からビームをトレースできるカメラなどの手段が必要なのでは。(宮川)
- ダンピングループはYawのピークを何本か落とせた。
- PitchはS/Nが悪いので、ループが閉じれない。
- Negative gがあるので、難しいのではないか。引き続き作業する。
- Heat linkの影響の計算をした。(宮本、牛場)
- Type Aの20mHzの共振周波数がHeat linkであがる可能性の説明はつく。
- Satellite ampの初段のアンプにCを追加することで、発振が消えたと思われ、センサーのノイズが小さくなった。
- DACの出力が落ちるのがglitchの原因とわかった。RT modelを16kHzから2kHzにすることでglitchが消えた。Phase1では2kHzでいく。
- 解析側はそれほど気にしないと思われる。(山本)
- いずれにせよ、解析の人たちも含めて検討する。
- PR2とPR3高さの調整を明日の水曜日に実行する。ネジ締めが残ったら後日。
- 押しネジをチタンで購入する。
- ビームの再アラインメントを3/1,2に予定。
- 温度はMCで4-5度下がっている。他は全体に1度程度下がっている。
- ネジ締めは半日くらいかかりそう。12日のミラプロの作業は詰まっているので、5日の週にやるのがベターか。もしくは2日に双葉に頼むか。
- 現在ビームをYエンドだけでなく、Xエンドでも見失っているので、今日真空槽内を見てチェック。Oplevではセンターの鏡はセンターを示している。
- 冷却
- 現在鏡の温度は110K切った程度。
- REFL portへのアラインメント
- 今週PR系の高さ調整が終わったあととりかかる。
- 基本的にRPMの透過光を利用。1mW程度あるはず。
- IFIから出てくる光を外に出すPOMがきちんと動くかチェックが必要。(苔山)
- BSに置いてあるPDをIFIの戻り光を見ることに使う。
- IFIが失敗したらPRMの反射光を使う。その場合は追加の鏡をインストールする。
2. ETMXインストールスケジュールの確認
- 3/5の週にPR2チェンバー内の真空非対応のものを真空対応に交換する。
- 3/8,9にIYCでの作業がある。
- 3/12の週にダクト締結、3/19の週にリークチェック。
- 3/12の週にTMSのインストール。
- 3/19の週にBRTのアラインメント。
- 3/26の週には大気に戻す。ダクトはしばらくはそのまま。
3. Task or 検討事項
BSへのフィードバックついて
- 実験側
- 解析側
Heat linkの影響(宮本)
- LSC model(道村、和泉)
- iKAGRAのままか、フルモデルに変更するか。
- 走らせるPCによってはCALモデルを走らせる位置を変える必要があるかもしれない。
DAQ channel全体でのデータ量からくる制限 -> 各サブグループからの状況を見てDGSが検討、とりあえずPhase 1の運用が始まる以前までに決定
コントロールルームで表示すべきもの -> 担当、時期
- レーザーのセーフティーがらみ。業者と相談か?
- Pcalのレーザーのセーフティー。
- ある程度準備が進んできている。(井上)
- 安全マニュアルに1047nmを記載する。
重力波アラート: オンランで出てくるものがありそうなので、それをサイトに持ってこれるかもしれない。 -> 田越
4. Phase2
その他
- 次回は3月6日。