Student meeting
動機
オンサイトで実験していても他のサブグループのことについて知る機会が少なく、基礎的なことでさえも理解せずにいることが多いことに問題意識を持ってこの基礎レクチャーの開催を決めました。
目的
一つのキーワードとして知の伝達があります。
KAGRAのそれぞれのシステムに対してプロフェッショナルと呼べるような学生が身近にいる(現在のKAGRAのステイタスや問題点については最も知っているかもしれません)ので、そのような方々から知識をしっかり伝達してもらい、議論する機会を持てるようにすることが目的です。
この目的は必ずしもこの会の中で全て達成されるものと思っているのではなく、この会が終わった後も継続的に行えるようにすることが望ましいと思っています。
立ち位置
最新の内容やプロフェッショナルな議論をする会というのはrem meeting(重力波交流会)、ICRR輪読や各subgroup meetingなど数多く存在します。
ただ、基礎的なレクチャーを行う会というのはあまりありません。(かつて基礎レクチャーというものがありましたが、最近は開かれていないように思います)
また、今年度の2019年度は例年あったサブグループ説明会がなく、各サブグループの外観ですら受動的には知る機会はほとんどありません。
このような事情からこの会を通して基礎的なことを学びつつその知識を持って議論を行えるようにし、この会の外での個人的交流やセミナーなどを通して知識を吸収していくことの手助けとなるような会にしたいと考えています。
以上の理由から、この会では
- 前提知識は求めない