開催日時
- 2018/06/22 13:00 - 16:00
参加者
- 横澤、上泉、戸村、霜出
検査場所
- BS, SR
検査メモ(横澤)
- BSはおそらく大幅にやり直し。ラック配置が決定後に、1-2日集中して配線し直しがよいと思われる。
- SR系は回路配置は問題無し。だいぶ良さそう
- GEOPHONE系の短いケーブル、ネジ止めされていない。
- 回路が熱くなっている部分がある。
- watch dog用の配線がたれている。
- High power coil driver 3つがつながっているのはよくない。
- 配線に関しては、コメントしたくないくらいひどい状況である。
- 使っていない配線は綺麗に片付けておく。
- BSで無駄に配線されていた、HPCDのFC monitorを全て外しておきました。
- LANケーブルと信号線を混ぜるとノイズがのる可能性があるので、注意が必要。
検査メモ(上泉)
- レポートとは別に、SR2ラックに設置のDC電源の設定値がプラス、マイナス共に17.5V程度になっています。
- ケーブル配線等の電圧降下を考慮すれば、18V以上の電圧を設定してください。 電源電圧が低くなり過ぎると正常に動作しない回路が出てきます。
検査メモ(戸村)
- 特に無し。
検査メモ(霜出)
- ラックと各シャーシの外側との電気的接続が不十分。24V電源18V電源の中点と各シャーシ外の電位を同じにしたほうが良い(信号グランド電流を考慮した上で最適な場所で接続する
- 必要があると思います)。 (100v電源を内蔵する装置は筐体が100Vのアース側に接続されています。100Vのアース側と直流電源の中点の電位差ノイズ電流も考慮する必要があります。)
- 目的の信号を伝達するシャーシ間の信号ケーブルはなるべく最短距離になるシャーシ配置が理想です。(モニターは除く)
- 各シャーシ内の基板のグランド電位は電源コネクタの中点になります。直流の電源タップの接続で信号をやり取りする微弱信号のシャーシ同士はできるだけ隣にして信号に電源中点
- の電位差がそのまま信号に混じらない電源接続の際の工夫が大切です。
- 直流の電源タップのカスケード接続は下方から外に接続すると、その上部各タップグランド電位の差も電流に応じて変化します。カスケードは最上部にしてそれ以下のラック内タップ
- の中点電位差変化がラック内のシャーシ共通に変化するようにして個別に0電位が変わらない工夫が必要です。
- 信号をやり取りするラック同士も接続して共通のラックアース電位にするなど、ラックが異なる信号線にノイズ電位差が起きないように工夫された方が良いと思います。
- ラックの外と接続している回路ユニットの信号線は信号と信号グランド電流だけ流れるようにして、アース電位の違いのノイズ電流がグランド側に流れない工夫が必要かもしれません。
- 熱の発生するシャーシユニットが多いのでシャーシの温度上昇に放熱の配慮が必要です。(特にハイパワーコイルドライバー、AAのシャーシ)
- 現在のハイパワーコイルドライバーのモニター出力は接続するケーブル等によっては600kHz~700kHzで発振します。またNM出力は10Vrms程度以上でノイズ(60kHz~70kHz)が発生します。
- 発振しない、ノイズを広めないためにも、モニター出力端子への接続は動作確認が終われば外した方が良いかもしれません。
次回