AELの方針とAELを利用しての回路制作
2012/11/9 10:00-12:00
- 出席者:宮川、上泉、三代木、麻生、ちんたん、斎藤、高橋、関口、鈴木
- EVO: 大石、内山、阿久津、石塚
資料
JGW-G1201384 AELの方針とAELを利用しての回路制作
- 会議中の議事録メモ:山元
議事録
(1)AELの方針について
- 回路のCAD、Altiumの使用希望者は宮川まで。会社のサーバーにあるのでネットワークがつながるならどこからでも可。学習時間がかかるきらいがあるが、上泉が講習受講済み。
- 回路図というのは実装図(基盤図)まで含む。
- Versionや枝番の問題:多数の同一回路があり、それぞれに微小な修正が加えられたとき、どのように管理するか?
- JGW docでない別の物が必要。
- 電子版(wikiもしくはe-logの書き込み)と紙(図で書き込んだ方がわかりやすい場合あり)の両方が必要。
- 紙は基本centerにおいておき、endの回路をいじるばあいはendに紙を持っていき、修正内容を書き込みcenterに持ち帰る。
- またある程度時間がたつ、もしくは修正量がたまったら紙の上に書かれた変更を電子版に移行。
- 真空、低温は機器制御関連(状況モニタ)で信号を発してそれを渡す装置が必要。
- このような回路の製作は基本企業にまかせるが、AELはこのようなものを把握しておくべき。マニュアルやmechanicalものも管理という点は同様(担当はAELではないかもしれないが)。
上記のようなdocumentは坑内外両方に置くべきか?->検討課題
- BNCとNは使わない。ともかくRF関連はかっちりと固定できるものを。
- 真空装置に入れる筐体(真空タンク内のgeophoneの封じる箱など)は各sub groupが用意する。
- lemoに関して
- 多極はトラブルが多いので避ける。2pinの細いのは信頼性が低い。
- 太いものは信頼性が高いが、値段も高い。
- J-PARKではNIMを使用している。
- 防振は既存のものがあるので必ずしも今回AELが示したものとは合致しないかもしれない。ともかくここで示したのは原則論でそれと外れるものがあることは覚悟しているし、適宜対応したいと考えている。
- ケーブルに関して
- 環境負荷など(例えば廃棄するとき)から規制がかかる場合があるので、注意が必要。消防法の観点からは対象外。
- つまり自己管理。SKもそう。SKおよびケーブル会社にこの点を問い合わせる。
- AC電源について
- AC電源を実験室から排除する場合DC電源部屋が必要。放熱(ファンが必要?)は大丈夫か。
- 瞬停対策
- hard disk以外はあまり気を付けなければならないものはないと考えている。
(2)AELへの回路製作の依頼
- 検査について
- 企業に依頼というのは予算という観点からも専門性(伝達関数の測定ですら簡単ではない)という観点からも課題がある。
- Altium
- 基盤図まで作成。自動配線機能は使えないが、部品の繰り返しは使える。
- Front Panel Express
- 発注するときはAELに依頼。
- 税関でひっかかると納入まで2週間かかる。
- また物性研の工作室にも依頼している。まもなくできるので比較する。
- どの程度の回路が必要か各subgroupにアンケートを取る予定。
- p12の青字は既に着手済みのもの。
- ターゲットについて
- AOSが担当。スイッチのon offはDGSか。hardwareとしては機器制御か。
- monitor信号はweb cameraで。
- 回路関係はともかく最初AELに声をかけてほしい。
- ターゲットを使用しないときにゲートバルブ閉めるが、
- 自動か手動かで価格がかなり異なる。このような観点を含めて誰が決定するのか?
- ゲートバルブの購入は来年なのでまだ時間はある。
- P板に部品の発注もできる。
- 予算に関して
- 最先端は繰越を考えても来年度で終了。
- 合計としてはかなりの金額になるが、一挙に購入することは考えにくいので政府調達の可能性は少ない。
- prototype(最先端の用語では先行機)を作って確かめて大量発注することを考えるともう少し時間がかかる。
- 色々な方針は実際にやりながら様子を見るので早めにtryしてほしい(予算を考えると早めの方が有利ということもある)
- CLIOで試してみたいという要望があれば内山、宮川まで。