2014/7/14 15:00-16:40 AEL meeting
- 出席者: 宮川、上泉、高橋、阿久津、麻生
1. 電源ケーブル状況
- whitening用のD-SUB9ピンの二股ケーブルと電源用のD-SUB3ピンの見積りを頼んでいる。
- 道村経由のDaniel情報でLIGOでD-SUB3ピンの上下逆さま挿入問題というのが起きているらしい。こちらでも簡単に上下逆で差すことができるのを確認できた。そのため回路を破損するのを防ぐために、コネクタのプラスチック部分の形状を、真ん中のピンが反転している物に変更して製作する。既存の回路には新しいケーブルでも古いケーブルでも挿せるが、新しく作った回路側のコネクタには新しいケーブルしか挿せなくなる。
2. ラック搬入計画現状
- Y arm 500m、2000m地点に真空パイプ設置前に38Uの防塵、防水ラックを8/20-9/10の間にインストールする必要がある。現在スケジュール調整中。これは主に地物の測定器と地物とDGSのDAQ用。
3. whitening filter検査試験の方法
- 今週水曜から鳥谷君が来て、測定計を組む予定。その結果をもとに業者にどこまでやってもらうのか等を検討。
- シフト体制で、KAGRAコラボレータにも来てもらわざるを得ない。
4. ワルシャワ大へのコイルドライバー作成依頼の状況確認
- 回路図やチェンネルの情報はある程度渡した。そこから新規回路図のたたき台を依頼していて、その案が到着し次第防振系も交えて検討を開始する。
- 高橋さんからチャンネルのRequirementを送ってもらいワルシャワ大の方に提供する。
5. 回路製作依頼書の作成
依頼書の0次案をアップロードした。
- 返事の期限を書いておくといい。(阿久津)
- 案としてはJGWDocに依頼書を回路図や基板図と共にアップロードしてもらい正式な依頼とする。
- 第2ロット以降も、依頼書は同じJGWDoc番号に新しいバージョンとしてアップロードしてもらう。
6. 回路製作状況確認ページ
http://gwwiki.icrr.u-tokyo.ac.jp/JGWwiki/KAGRA/Subgroups/AEL
- 目的は簡単に全体を見渡すことが出来、上泉さんがどれを優先的に作ればいいかの判断材料にできること。
7. 進捗状況
- 天文台でのステッピングモータードライバーの動作確認
- ハードウェア的にリミッターがかかり、左右二回転のスイッチに対応しているため、復帰するときも逆回転には出来るので、ソフト的には特別なことをすること無く使用することができる。
- ドライバーの電源やコネクタも非常にシンプルなコネクタ変換の基板のみ作ればいいということである。
- LVDT driver
- 送ってもらった基板から採寸が出来るかと、発信器の回路をどうするかで、余り進んでいない。
- 防振系としてはとにかく箱詰めをして欲しい。(高橋)
- 外部発信器、内部発振をフロントパネルに付けたスイッチで切り替えるようにする。
- 11月末に6台必要。4台は物理的に離れた場所で使う。2台はPR2,3で近い。そのため、外部発信器なら5台必要。
- NIKHEFでは発信器回路はDDSを使うようである。
- 送ってもらった基板から採寸が出来るかと、発信器の回路をどうするかで、余り進んでいない。
I&Q demodulator
現在MiniCircuit等の一部部品の納入待ち。納入され次第回路製作の発注開始。
- 3ヶ月待ちの部品が一つあるが、回路上にバイパス経路が有るので、今回は実装しない方向。
- oplev
- 7/30にP板から納品予定。
8. その他
- 次回は7月28日15時からの予定