Differences between revisions 3 and 4
Revision 3 as of 2017-07-03 15:28:24
Size: 6480
Comment:
Revision 4 as of 2017-07-03 15:57:37
Size: 7527
Comment:
Deletions are marked like this. Additions are marked like this.
Line 49: Line 49:
  * Watch dogのリレーが動くかどうかの確認をした。HPCDについては実際の電圧を最後にかけて動作を確認した。閾値7Vで、6.8Vで1分以上働かないこと、7.4Vで10秒以内(実際には7-8秒)で働くことを確認。14Vとかだと1秒程度で働くことを確認。LIGO-T0900232-v1を参照。

 * LIGOのHPCDとノイズの比較。抵抗がKAGRAの方が大きいのとDewhiteningの段数が多い。LIGOは40オームで終端して測定、KAGRAは開放端で測定。
Line 59: Line 62:
  * 14日午前に業者と打ち合わせ。
  * 接点がやられる?
   * 金メッキで回避できるか?
Line 73: Line 80:
 * IOOトラブル
Line 88: Line 93:
 * 2017/7/3
  * MCサーボに960Hzと961Hzが出た。加算器が原因だとわかってきたが、現在調査中。
  * LVDTドライバーのシャーシのネジが3本なめた。
   * 「ネジとりインパクト」で解決

Line 99: Line 110:
 * 計算機室からの電源ケーブルの先の端子をつけてくれた。(戸村)
  * 6/30に業者とスイッチボックスの打ち合わせをした。
Line 101: Line 115:
 * 次回打ち合わせ7月3日(月)午後3時。  * 次回打ち合わせ7月31日(月)午後3時。

2017/7/3 15:00-16:00 AEL meeting

  • 出席者: 宮川、上泉、霜出、戸村、道村、阿久津、粟井


1. 現在進んでいる回路の進捗状況

  • 発注状況
    • 1U 筐体 6月2日、9日にスタンダード、19日、20日RF30台で合計80台納入
    • 6/15にレギューレーターボード200台納品、16日検収。
    • 6/12にRF系の部品を発注した。納期が8月末。
    • LVDT driverとdistributorのパネル、追加4セット文のGEO phoneのパネル6/12に発注。23日に完成したが、Fedexのトラブルで発想が延期。
    • RF関連の部品調達部品実装まで、基板30枚6月30日に納品完了。
      • パネルをこれから発注予定。
    • LVDT combinerの残り6台分が6月8日に納品完了。
  • I&Q demodulatorは部品表をデンセイに送るが、遅れ気味。

    • リンエイにSMAケーブルを発注済み。7月中に納品予定。
    • ササキにD-SUB変換ケーブル発注済み。7月中に納品予定。
    • パーツが高額なため、60枚、15台づつに分ける。一部RF部品を別で頼む。
    • 組み込みは必要台数は霜出さんにやってもらう。残りはデンセイに頼む予定。
  • ササキにD-SUB9pin 40cmケーブルを200本発注済み。納品は少しかかる予定。
  • CRY
    • 8台7月に欲しいので、手持ちの20台のうち8台をCRYように改造。それようのパネルを発注。残りは下期。
      • 基板は同じもので、抵抗だけ変える。抵抗は入手済み。タイミングを見て交換する。
      • Top図は別番号、パネルはフロント側だけ別番号。RFのパネルと同時に発注。
  • ISS
    • EAGLEからAltiumに変換して設計中。細かい問題はあるが、順調。
  • LVDT driverはニケフに発注された。Input 25枚、Mainが10枚。10台分で、予備がInput5枚。

2. 検査体制

  • HPCDの50台のうちの回路室にある分の45台分、伝達関数の測定が完了。
    • Coil outで測定している。LPCDにも適用予定。
      • 伝達関数測定において、HPCDのCoil outは出力にコンデンサがついている。Coil outの開放で測定するのが一番いい。
    • ノイズはDewhiteningオフのものしかきちんと測れない。
      • LIGOもNMを使って測定している。
      • NMは10HzからkHzまで測定可能
      • HP, LP回路室にあるもののノイズは測定済み。合計70台のうち19台分がまだ測れていない。
  • Watch dogが動作するかの簡易検査。FCとSCの出力から、きちんとWatch dogが働いていることが確認された。
    • 一台異常なものがある。
    • Watch dogのリレーが動くかどうかの確認をした。HPCDについては実際の電圧を最後にかけて動作を確認した。閾値7Vで、6.8Vで1分以上働かないこと、7.4Vで10秒以内(実際には7-8秒)で働くことを確認。14Vとかだと1秒程度で働くことを確認。LIGO-T0900232-v1を参照。
  • LIGOのHPCDとノイズの比較。抵抗がKAGRAの方が大きいのとDewhiteningの段数が多い。LIGOは40オームで終端して測定、KAGRAは開放端で測定。

3. 防湿材

  • 引き続き検討。
    • そもそも必要か?
    • やるとしたら製作済みの電源ボードを10枚くらい。
    • どれくらいもたせたいか?
    • 方法は?材質、厚さ、マスキング方法など。
    • どうやってテストする?
    • 14日午前に業者と打ち合わせ。
    • 接点がやられる?
      • 金メッキで回避できるか?

4. トラブル報告等

前回会議までのトラブル

  • RFPDが故障した。昔は何台か、最近は1台壊れた。
  • LVDTのドライバーのパネルのザグリ量が大きすぎて、薄い金属部分でとめるだけになっていて、ケーブルをはめた時点で穴が空いてしまった。
  • LPCDで回路ミスが発覚。一箇所GNDに落とし忘れたためWatchdogが働かない。ワイヤーで0Vに落とす修正をすることで解決できる。
  • RF PD or QPDでコネクタがはまらない。
    • 先っぽに柔らかいケーブルをつける。テンポラリーのケーブルを渡したのでテストしてもらう。ケーブダイレクトのやつは使えないので注意。
    • 真空層のフランジにD-SUB9ピンがはまらないのも同じ問題。シェルが落ちるかどうかは要確認。
  • Markにネジを返してもらう。
  • BSで使っていたLPCD(S1504056)を交換するときに、基板上の電源のコンデンサが焦げていたので交換した。

新規トラブル

  • 6/12 TTFSSの1台目EOM出力が張り付いていた。チェックでは特におかしなことはなかった。半田不良箇所らしきものがあったので一応直した。
    • PMCサーボを代わりに使おうとすると、カレントリミットでショートしているように見える。研究棟でチェックしても問題ない。
    • AELのメンバー3人が入坑しチェック。その際、テーブルにシャーシが触れていたからかもしれないと判断(まだ結論は出ていない)。
    • 電流リミットもないように見えた。PMCサーボのEOMパスが張り付いた。18V電源がカレントリミットに達していた。元の電源のカレントリミットを6A上げた。
    • 18Vの電圧降下が起きていたので、大元で電圧を上げた。
  • HPCDを使おうとして、動かなかった。回路室に持ってくると異常なし。カレントリミットが原因だった。
  • MC servoのIN1に入れると上に張り付く。ネジが2つ外れていたが、1セットのみ見つかった。外れないようにスプリングをつけた。一応おかしなところはないように見える。ただし、スイッチの切り替えはしていないので、見えていないだけかもしれない。
  • 伝達関数測定時、コヒーレンスが悪くて、HPCDのコイルの出力が小さい。HPCDを交換したら使えるようになった。再び最初動かなかったものに交換したら、結局動いた。サチっていた可能性がある
  • Type BpでLVDT回路の中の基板の出力がノイジー。基板を交換することで対応予定。
  • Type BでLVDTドライバーが動かない。
  • 2017/7/3
    • MCサーボに960Hzと961Hzが出た。加算器が原因だとわかってきたが、現在調査中。
    • LVDTドライバーのシャーシのネジが3本なめた。
      • 「ネジとりインパクト」で解決

5. トラブル対応策

  • 何か起こったらまず回路のメンバーに電話する。
  • フォーマットを作って、Dropboxに入れる。
  • 回路グループのメンバーができるだけ坑内に入る。
  • 電源に電流リミット値を書いておく。
  • シャーシの電源容量を把握すること。出来ればシャーシにテプラを貼っておく。

6. その他

  • 計算機室からの電源ケーブルの先の端子をつけてくれた。(戸村)
    • 6/30に業者とスイッチボックスの打ち合わせをした。


  • 次回打ち合わせ7月31日(月)午後3時。

KAGRA/Subgroups/AEL/meeting/20170703 (last edited 2017-07-03 15:57:37 by OsamuMiyakawa)