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 * 出席者: 宮川、上泉、霜出、戸村、道村、阿久津、粟井  * 出席者: 宮川、上泉、霜出、道村、阿久津
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 * 発注状況
  * 1U 筐体 6月2日、9日にスタンダード、19日、20日RF30台で合計80台納入
  * 6/15にレギューレーターボード200台納品、16日検収。
  * 6/12にRF系の部品を発注した。納期が8月末。
  * LVDT driverとdistributorのパネル、追加4セット文のGEO phoneのパネル6/12に発注。23日に完成したが、Fedexのトラブルで発想が延期。
  * RF関連の部品調達部品実装まで、基板30枚6月30日に納品完了。
   * パネルをこれから発注予定。
  * LVDT combinerの残り6台分が6月8日に納品完了。
 * I&Q demodulatorは価格調整をしている。部品表の内訳が来ているが、高い部品も込みの価格なので、それを除けば金額的には問題ない。
  * 90度 Phase shifterの納期がかかりそう。これで全体の納期が制限されそう。
  * リンエイにSMAケーブルを発注済み。7月中に納品予定。
  * ササキにD-SUB変換ケーブル
   * ササキにD-SUBケーブル全て7月28日に納品済み。
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 * I&Q demodulatorは部品表をデンセイに送るが、遅れ気味。
  * リンエイにSMAケーブルを発注済み。7月中に納品予定。
  * ササキにD-SUB変換ケーブル発注済み。7月中に納品予定。
  * パーツが高額なため、60枚、15台づつに分ける。一部RF部品を別で頼む。
  * 組み込みは必要台数は霜出さんにやってもらう。残りはデンセイに頼む予定。
 * DC QPD 30枚見積もり中。
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 * ササキにD-SUB9pin 40cmケーブルを200本発注済み。納品は少しかかる予定。  * RF系のパネル、CRY用のパネルを発注済み、お盆明けくらいに納品予定。
  * WenzelとMini circuitは8月末納品予定。
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  * 8台7月に欲しいので、手持ちの20台のうち8台をCRYように改造。それようのパネルを発注。残りは下期。   * 8台7月に欲しいので、手持ちの20台のうち8台をCRYに改造。残りは下期。
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 * LVDT driverとdistributorのパネル交換は一台を除いて全て完了。おそらくKEKにあるはず。
  * GEOphoneはパネルが7月6日に納品され、4台組み立て済み。
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  * EAGLEからAltiumに変換して設計中。細かい問題はあるが、順調。   * 一通り完了。チェック中。Top図がないことが判明。
  * ポリゴンがうまく構築されていない?
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 * LVDT driverはニケフに発注された。Input 25枚、Mainが10枚。10台分で、予備がInput5枚。  * LVDT driverの発信機を頼むか?
  * 1 rackで共有できないか?
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 *
Line 39: Line 39:
 * HPCDの50台のうちの回路室にある分の45台分、伝達関数の測定が完了。
  * Coil outで測定している。LPCDにも適用予定。
   * 伝達関数測定において、HPCDのCoil outは出力にコンデンサがついている。Coil outの開放で測定するのが一番いい。
  * ノイズはDewhiteningオフのものしかきちんと測れない。
   * LIGOもNMを使って測定している。
   * NMは10HzからkHzまで測定可能
   * HP, LP回路室にあるもののノイズは測定済み。合計70台のうち19台分がまだ測れていない。
 * HPCDの温度測定実験。回路室で、3台重ねて、3台とも電源を入れた。10mA流す。4時間でICが56.5度、天板42.1、底板、43.5度。KAGRA内だともっと暑いかも。
  * 結論としては隙間を開けた方がいい。
  * 現在のHPCDは25mAでWatch dogが作動してしまう。定数を変える必要がある。
Line 47: Line 43:
 * Watch dogが動作するかの簡易検査。FCとSCの出力から、きちんとWatch dogが働いていることが確認された。
  * 一台異常なものがある。
  * Watch dogのリレーが動くかどうかの確認をした。HPCDについては実際の電圧を最後にかけて動作を確認した。閾値7Vで、6.8Vで1分以上働かないこと、7.4Vで10秒以内(実際には7-8秒)で働くことを確認。14Vとかだと1秒程度で働くことを確認。LIGO-T0900232-v1を参照。

 * LIGOのHPCDとノイズの比較。抵抗がKAGRAの方が大きいのとDewhiteningの段数が多い。LIGOは40オームで終端して測定、KAGRAは開放端で測定。
 * HPCD、LPCDの回路室にある分は測定済み。
  * 一台だけchが一つ出力が出ないものがあった。修理して既に坑内で使っている。
 * HP, LPで既に使われているものをどうやって測定するか?
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 * 引き続き検討。
  * そもそも必要か?
  * やるとしたら製作済みの電源ボードを10枚くらい。
  * どれくらいもたせたいか?
  * 方法は?材質、厚さ、マスキング方法など。
  * どうやってテストする?
  * 14日午前に業者と打ち合わせ。
  * 接点がやられる?
   * 金メッキで回避できるか?
 * 少量でテストしてみることにした。どれにするかはもう少し検討。
Line 70: Line 56:
 * LVDTのドライバーのパネルのザグリ量が大きすぎて、薄い金属部分でとめるだけになっていて、ケーブルをはめた時点で穴が空いてしまった。
 * LPCDで回路ミスが発覚。一箇所GNDに落とし忘れたためWatchdogが働かない。ワイヤーで0Vに落とす修正をすることで解決できる。
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==== 新規トラブル ====
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==== 新規トラブル ====

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 * 計算機室からの電源ケーブルの先の端子をつけてくれた。(戸村)  * BSラックの電源切り替え完了。

2017/7/31 15:00-16:00 AEL meeting

  • 出席者: 宮川、上泉、霜出、道村、阿久津


1. 現在進んでいる回路の進捗状況

  • I&Q demodulatorは価格調整をしている。部品表の内訳が来ているが、高い部品も込みの価格なので、それを除けば金額的には問題ない。

    • 90度 Phase shifterの納期がかかりそう。これで全体の納期が制限されそう。
    • リンエイにSMAケーブルを発注済み。7月中に納品予定。
    • ササキにD-SUB変換ケーブル
      • ササキにD-SUBケーブル全て7月28日に納品済み。
  • DC QPD 30枚見積もり中。
  • RF系のパネル、CRY用のパネルを発注済み、お盆明けくらいに納品予定。
    • WenzelとMini circuitは8月末納品予定。
  • CRY
    • 8台7月に欲しいので、手持ちの20台のうち8台をCRY用に改造。残りは下期。
      • 基板は同じもので、抵抗だけ変える。抵抗は入手済み。タイミングを見て交換する。
      • Top図は別番号、パネルはフロント側だけ別番号。RFのパネルと同時に発注。
  • LVDT driverとdistributorのパネル交換は一台を除いて全て完了。おそらくKEKにあるはず。
    • GEOphoneはパネルが7月6日に納品され、4台組み立て済み。
  • ISS
    • 一通り完了。チェック中。Top図がないことが判明。
    • ポリゴンがうまく構築されていない?
  • LVDT driverの発信機を頼むか?
    • 1 rackで共有できないか?

2. 検査体制

  • HPCDの温度測定実験。回路室で、3台重ねて、3台とも電源を入れた。10mA流す。4時間でICが56.5度、天板42.1、底板、43.5度。KAGRA内だともっと暑いかも。
    • 結論としては隙間を開けた方がいい。
    • 現在のHPCDは25mAでWatch dogが作動してしまう。定数を変える必要がある。
  • HPCD、LPCDの回路室にある分は測定済み。
    • 一台だけchが一つ出力が出ないものがあった。修理して既に坑内で使っている。
  • HP, LPで既に使われているものをどうやって測定するか?

3. 防湿材

  • 少量でテストしてみることにした。どれにするかはもう少し検討。

4. トラブル報告等

前回会議までのトラブル

  • RFPDが故障した。昔は何台か、最近は1台壊れた。
  • RF PD or QPDでコネクタがはまらない。
    • 先っぽに柔らかいケーブルをつける。テンポラリーのケーブルを渡したのでテストしてもらう。ケーブダイレクトのやつは使えないので注意。
    • 真空層のフランジにD-SUB9ピンがはまらないのも同じ問題。シェルが落ちるかどうかは要確認。
  • Markにネジを返してもらう。
  • BSで使っていたLPCD(S1504056)を交換するときに、基板上の電源のコンデンサが焦げていたので交換した。
  • 6/12 TTFSSの1台目EOM出力が張り付いていた。チェックでは特におかしなことはなかった。半田不良箇所らしきものがあったので一応直した。
    • PMCサーボを代わりに使おうとすると、カレントリミットでショートしているように見える。研究棟でチェックしても問題ない。
    • AELのメンバー3人が入坑しチェック。その際、テーブルにシャーシが触れていたからかもしれないと判断(まだ結論は出ていない)。
    • 電流リミットもないように見えた。PMCサーボのEOMパスが張り付いた。18V電源がカレントリミットに達していた。元の電源のカレントリミットを6A上げた。
    • 18Vの電圧降下が起きていたので、大元で電圧を上げた。
  • HPCDを使おうとして、動かなかった。回路室に持ってくると異常なし。カレントリミットが原因だった。
  • MC servoのIN1に入れると上に張り付く。ネジが2つ外れていたが、1セットのみ見つかった。外れないようにスプリングをつけた。一応おかしなところはないように見える。ただし、スイッチの切り替えはしていないので、見えていないだけかもしれない。
  • 伝達関数測定時、コヒーレンスが悪くて、HPCDのコイルの出力が小さい。HPCDを交換したら使えるようになった。再び最初動かなかったものに交換したら、結局動いた。サチっていた可能性がある
  • Type BpでLVDT回路の中の基板の出力がノイジー。基板を交換することで対応予定。
  • Type BでLVDTドライバーが動かない。
  • 2017/7/3
    • MCサーボに960Hzと961Hzが出た。加算器が原因だとわかってきたが、現在調査中。
    • LVDTドライバーのシャーシのネジが3本なめた。
      • 「ネジとりインパクト」で解決

新規トラブル

5. トラブル対応策

  • 何か起こったらまず回路のメンバーに電話する。
  • フォーマットを作って、Dropboxに入れる。
  • 回路グループのメンバーができるだけ坑内に入る。
  • 電源に電流リミット値を書いておく。
  • シャーシの電源容量を把握すること。出来ればシャーシにテプラを貼っておく。

6. その他

  • BSラックの電源切り替え完了。
    • 6/30に業者とスイッチボックスの打ち合わせをした。


  • 次回打ち合わせ7月31日(月)午後3時。

KAGRA/Subgroups/AEL/meeting/20170731 (last edited 2017-07-31 15:47:52 by OsamuMiyakawa)