2023/7/4 15:00-16:00 AEL meeting
- 出席者: 宮川、上泉、霜出、高瀬
0. 2023年度回路製作予定
- FY2023
- D-sub BNC for DAC x10 (10x10=100)
- Pico motor driver
- DC PD driver
- Circuits spares/repairs: 2500
DC QPD:200
- coil driver (予備基板: HP 8枚, LP ~10枚, monitor board 0枚):300
- whitening filter x10:200
- IRIG-B:300
RF PD:400
- RF PD interface (予備基板4枚):100
RF QPD:400
- RF QPD interface (予備基板5枚):100
- others:500
1. AAの改造
24kHzの信号を見たい。->10kHzのローパスのカットオフを上げる。40kHzは見たくない。65535Hzも見たくない。
http://gwclio.icrr.u-tokyo.ac.jp/lcgtsubgroup/electronics/2023/05/aa-ai-filter.html
(6/6)notchが一つのシンプルバージョンを、まずは1chのみ改造した性能確認。-> 最低限4-8ch分作ってO4a終了後(6/28)すぐにテスト。できればテストに24chあるといい。
- attenuator部分をアダプター方式で作る。
- (7/4)2台とも完成して、1台は既に坑内、もう一台は測定待ち。
2. IO chassis
- Timing slaveが在庫がほとんど尽きる。
- (5/23)未組み立てが2台あるので、自分たちで組み立てる。ただしAdnacomが足りない。
- (7/4)MTPケーブルをどう坑内に持っていくかで、インフォファームと打ち合わせた。
3. Shutter
ユニバーサルで1枚作り、あとは基板を起こす。(霜出)-> 11/1 Altiumで再設計
- (1/10)2月6日以降に切り替え。
- (7/4)今週入れるチャンスがあるかもしれない。
4. D-SUBケーブル
(2/7) 最後、チェッカーを作る。-> (5/9)回路設計はほぼできたので、部品剪定をしている。
- (7/4)部品が揃ったので作り始めている。
- (5/9)D-SUB9pin用シェル交換の準備ができた。とりあえず100個あるので50本分交換することができる。戻ってきたケーブルを直すにとどめ、積極的には交換しない。
5. BNC-D-sub
- DAC-BNC
- DAC用は、以前のものをベースにして10台製作した。
測定プログラムを更新中->->(4/4) 更新完了、あとは測定。->(5/9)測定完了。ノイズは大したことなさそう。ジャンパーをつけたらノイズが減った。
DAC用の新しいものを製作を前に、ノイズ測定をする。-> (5/23)DACとAIを繋げて測定する。
6. AA/AI filter
- (4/18)青海さんが測定したAIシャーシに2台NGがあった。コンデンサがずれていると思われる。
- (4/18)西野君のD論実験でAA/AIが1-2台必要。
(4/18)Hitz製のAA/AIで何台か故障しているので、修理する。->霜出 -> (5/9)修理継続中。(5/23)部品待ち。-> (7/4)部品は手に入れた。修理待ち。
7. Whitening filter
後半に作る。部品集めから。-> 上泉
部品が350-400万くらいかかりそう。->三代木さんと相談。->(1/10)予算が一旦ストップしたが、300万円分の許可が出た。現在見積中。->買える部品は全部買った。
(4/18)足りてない部品の見積りを依頼した。->(7/4)部品入手中。
8. DC QPD
(4/4) 50枚を目処。QPDの在庫は5個。ざっくり20台製作か。-> 基板を作る枚数も、部品の数も20台分にする。
(5/23)足りてなかったLTのquadオペアンプも手配完了。今後製作。-> (6/6)ホクシンに発注した。8月中に納品予定。
9. HPCDもう1ロット
- (5/23)部品手配完了。今後製作。基板はHPCD20 + monitor20枚を部品載せまでして、10台分組み立て、残り10枚は予備。
(4/18)加速度計にはLPCDが4台程度必要。干渉計的にはO5まではHPCDが必要。-> LPCDは余裕があるので、HPCDを作る方向。
(6/6)発注準備中。-> (7/4)発注完了。9月納品予定。
10. IRIG-B
- (4/4) 2Uのままで、必要ないBNC用基板は入れないでおく。5台を目処につくる。
- (4/18)IRIG-B daughter board ROMがある。Timing slaveにもROMがあるが、それが書き換えが必要かどうか、テストベンチを使って調べる。
- (5/23)IRIG-B daughter board ROMに書き込む必要があるが、LIGO DCCにデータがある。書き込みは普通のことなので、できるはず。
(5/23)ディスプレイの入手が海外製品で大変そう。5x2=10台購入。-> (6/6)ホクシンに入手できるか確認中。
- (5/23)JTAG USBも2本購入。
11. Configボード
(5/23)6月初めに到着予定。-> 6/6納品済み。
- (7/4)S番号を取得する。
12. Common mode servo
- (4/4) CMBのglitch問題。
- 基板についたコネクタのところが揺れてノイズになっていたよう。
- 入れ替えたものでも接触不良が確認できた。コネクタを固定するような方法を考える。
- slowとfastのD-SUB9pinケーブルが入れ替わっていた事が霜出さんにより発見された。現実的にはRTモデルの入力のところで入れ替えて正しく動くようにしていた。
- 基板についたコネクタのところが揺れてノイズになっていたよう。
- (4/18)パネルに固定されていないコネクタを、外してみて、耳付きのコネクタに付け替え、パネルを新たに作って付け替える。
4月初めにデンセイに送ってみてもらったら、可能というとなのでまず1枚進める。-> (5/9)4/28にデンセイから返ってきて、変更可能とわかったので、他の基板も同様に進める。
- 最初に予備基板のみを交換して、次に予備シャーシの分を交換。最後に坑内に入っているのがまとまってきたら交換。
- D-SUBや2ピンLEMOのモニター用ポートはパネルから離されていて、10ohmと100nFでGNDにつながる。本来モニターポートは常時信号に使うべきではない。
-> 一度、O4a後でもいいので、モニターのみの使用にできないか、打診してみる。-> (5/23)基板に固定して、使うことに決定。
(5/23)デンセイに10枚分をコネクタ交換してもらうよう発注した。6月以降に到着。-> (6/6) 交換済みのものが到着した。
パネルの調整は高瀬さんが担当、戸村さん、上泉さんでサポート。-> (6/6)製作中。-> (7/4)パネル1枚完成で組み立ててみた。パネルに改良は必要なさそう。あと、最低4枚をこれから発注。
(6/6)予備のものをデンセイに送る。-> (7/4)送付済み。
13. 故障など
オシロが不調(立ち上がらない)->自前修理を試みる。 -> 三代木さんから在庫確認が来ていた。
IO chassisのコンデンサが焦げた。->交換してみる。
- Nikhefが作ったLVDTの基板のノイズが大きかった。
- KEPCO30Aの修理は2台とも完了。
- 同時に落ちるコネクタの購入。
- 9/6 テスターが一つ故障。簡単に直せたら修理。
- 9/6 IO chassisのコンデンサが焼けたやつを、コンデンサを外してそのスロットは使えなくした。これで再利用できる。
- 9/6 SR785が調子が悪いので、新しいものに置き換えた。調子が悪いのはあまり再現性がないので修理も難しい。余裕がある時にオーバーホールするかも。
HPCDリレー切り替えできず。調べても問題なし。接点皮膜か?メンテナンスデーにリレーを切り替えるようなスクリプトを組む。-> 池田さんが作ってくれた。月に一度くらいで動かしている。
- すでに交換済み。
- 山本君がHPCDを2台使いたいといのでLPCDから変更した。LPCDの分を1枚使ったので、HPCD基板を1枚使った。
10/2 EndのHPCDを交換する必要がある。片方交換済み。もう片方は回路はできているので交換待ち。-> シャーシ1台、基板が1台分が予備。
- リレーの接点不良の可能性がある。
SR560が返ってきたが、バッテリーが死にかけている。-> H26の古いものだが、バッテリーは以前交換したもの。交換したが初段のFETがおかしいかも。使用不可のシールを貼って保留。
- AgilentのN5181Bが計3台故障。とりあえず修理は保留。
- 2022/12/6 3f RFPDの周波数調整。電気的に特に不具合はなかった。
- (3/7) 回路室のテストベンチのラックの100V電源にフィルター3つつけている。そこから30mA漏れていて漏電と検出されている。
- (5/9) 牛場君から、whitening filterのスイッチが1ch動かないとの報告があった。持ち帰ったものは、スイッチIC自身が壊れていたが、5Vのレギュレータの供給電圧が5.8Vだったので、ICとレギュレータの両方を交換して直った。直ったものは測定中。
(7/4) IO chassisのコンデンサが焦げた。-> 修理してみる
14. ADC/DACノイズについて
- 8/9 18Vと24VのGNDが繋がるとだめ。
- 8/9 IO chassisの出力側: DACのSCSIケーブルと、DIOのケーブルのDO側が繋がっていると、IO chassisの電源(24V)のGNDとIO chassisの筐体が繋がる。ラックのフレームと回路電源(18V)のGNDが繋がっている。そのためさらに何らかの理由で24Vと18Vの繋がっているよう。
- 9/6 IO chassis筐体とデジタルのGNDがどこで繋がるか探した。DACのボードを設置して内部のSCSIケーブルを繋ぐとフレームと繋がる。あとは、アナログGNDとデジタルGNDがどう触れるか?真ん中にあるフレーム周りで、塗装で落ちてるかどうかでデジタルのGNDが筐体に落ちるか決まっているよう。
- 9/6 DACのボード内で、デジタルのGNDとAGNDはつながっている。ただし、AGNDは回路のGNDとは別物。
- 9/20 デジタルGNDとアナログGNDがつながる原因は、DAC出力(アナログGNDに繋がっていて、それがデジタルGNDに繋がっている)からAI入力につながるが、その各入力が10kOhmで繋がっているが、ch数が多いので抵抗値が小さくなり、全体として入力インピーダンスが低い。電源入れない時の出力インピーダンスが45kOhm(+)、100kOhm(-)。
10/2 回路室にADCノイズが測れるテストベンチを新規PCと共に作る。-> 山本 押野君の機材を移動して、そのスペースに新たなPCとHitz製のIOシャーシで組む。
- 12/6 坑内各ラックのADCのノイズを測りたい。どのチャンネルに載っているかを特定する。
- 12/6 回路室のWSの準備ができた。置き場所を探してる。まずはADCノイズの再現。
- 回路室を片付ける必要がある。不必要なものは屋根裏部屋へ。
- 12/23に坑内SR系とOMCラックのADCチャンネルのノイズを測定した。残りはIOO周り。
- (2/7)測定すべきものはすべて測定した。
- (3/7) Xend 1階のADC3枚のノイズを測定した。Yendが最後に残っている。
- (4/4) 近いうちにDACの測定テストを試しにやってみる。
- (4/18) 4/7にIX,IYのDACの以前測ったもの以外の測定をした。
- (4/18) AI以降に回路をつなぐと、ピークがたくさん出ていた。周波数にも規則性がない。dewhiteningで対処療法的に回避している。
- (4/18) 両エンドとType A以外をどこまでやるかを検討中。
- (4/18) 4/7にIX,IYのDACの以前測ったもの以外の測定をした。
- (5/9)回路室でIOシャーシを置く場所を確保した。
- (5/9)DACのノイズをEXとEYで測定した。平田さんたちがIXとIYのDACノイズを測定した。生のDACではまだいいが、回路を繋ぐとノイズがかなり大きくなる。Dewhitnening filterでとりあえず対処療法で良しとした。
15. その他
D-SUB37pinケーブルを作る。-> Misumi
- 電子負荷装置が入荷した。
新しいSR785用にノイズカットのトランスを入れるといい。->霜出。
- (4/4) DAC-BNC converのゲインを2倍にしたものを山本君に渡した。データも測定して渡した。
提案
- テーブルで使うようなDC電源タップが必要か。短いやつ。
- クリーンブース内のミニラックをDINレールにしたらどうか
PEMのAC100VをDCに変換してもらう。-> PEMと話し合いを持つ。
配線案
- 電源の中点をラックに落とす。
買い物
***電源用D-SUBなどの組み込みに使うコネクタなどの在庫が切れてきている。*** -> いくつかは購入した。
- 不足品をリストアップ。
- 次回打ち合わせ7月18日(火)午後3時。
- 次々回打ち合わせ8月1日(火)午後3時。