2024/5/20 14:00-15:00 AEL meeting
- 出席者: 宮川、上泉、戸村、霜出、青海、高瀬、廣瀬
1. 2024年度回路製作予定
FY2024: 2750 -> 1375
- OMC driver: 100
- IRIG-B:200
- Timinig slave test x: 100
- RF distributor x5: 300
- RF PD
- RF PD interface (予備基板4枚)
- RF QPD
- RF QPD interface (予備基板5枚)
- IO chassis x?? 5: 500
- MPO-LC fiber cable x10: 50
- Power supply tap for 18V x15: 500
- Power supply tap for 24V x15: 500
- PZT driver x10: 500
2. RF distributor
(3/5) 残り5台を予備と考え、部品納入後、2024年度組み立て。-> 上泉
3. Timing slave
- 戸村さんと、青海さんで担当。
- FPGAが初めてだが、LIGOのものからいじらない予定。
- とりあえずテストで数台。うまくいったら量産。スパンとしてはテストができれば戸村さんが確実にいる4月位まで、その後は年スパンで量産。
- IO chassisにつなげる。
4. OMC PD driver バイアス電圧調整
- (3/5) 設計を上泉さんが引き受けて、すでに完了。2024年度になって部品を発注して進める。
- 電源を2系統、元から分けるので、交換は真空槽を開ける必要がある。
5. Shutter
- (11/7) 新しいシャッターの場合、閉じる時間が倍に(遅く)なっている。
(12/19) PSL roomの24Vが2A消費している。ちょっと大きい。-> 宮川がチェックする。
6. BNC-D-sub
- DAC-BNC
- DAC用は、以前のものをベースにして10台製作した。
測定プログラムを更新中->->(4/4) 更新完了、あとは測定。->(5/9)測定完了。ノイズは大したことなさそう。ジャンパーをつけたらノイズが減った。
DAC用の新しいものを製作を前に、ノイズ測定をする。-> (5/23)DACとAIを繋げて測定する。 -> (9/5)解析棟サーバー室でテストすることにした。
7. AA/AI filter
- (2023/4/18)西野君のD論実験でAA/AIが1-2台必要。
- (3/5) 在庫(修理品含む)AA: 19台 or more、AI: 12台 or more
8. Whitening filter
(3/5) 2/14に納品済み。10台分のノイズの測定完了で、1台だけおかしいものがあった。-> (4/2)調査中。
9. HPCDもう1ロット
- (11/7)シャーシ分の伝達関数測定などの検査は完了。
(12/19)基板分の測定が残っていて、シャーシに組み込んで測定する必要がある -> 年明けの予定(青海) -> (1/23) 組み込みながら測定中 -> (2/6) 測定は完了。一部おかしいフィルターがあるので、修正中。-> (4/2)調査中。
(2/6) 玉木君のKEKの実験でType AのCryo一式で、少なくともHPCDが4台欲しい。シャーシの数が少し足りないかも。AA/AI、Whiteninigフィルターも必要。StandAloneで組む。
- (2/6) 予備: 基板10組(HPCD+monitoro)、組んだものが10台程度あるはず。
10. IRIG-B
- (4/4) 2Uのままで、必要ないBNC用基板は入れないでおく。5台を目処につくる。
- (4/18)IRIG-B daughter board ROMがある。Timing slaveにもROMがあるが、それが書き換えが必要かどうか、テストベンチを使って調べる。
(5/23)IRIG-B daughter board ROMに書き込む必要があるが、LIGO DCCにデータがある。書き込みは普通のことなので、できるはず。->(12/19)先に進める。
(5/23)ディスプレイの入手が海外製品で大変そう。5x2=10台購入。-> (6/6)ホクシンに入手できるか確認中。 -> (2/6) 確認中だが、ダメらしい。-> (3/5) GPS monitorを12台発注した。付属ACアダプターは使わないかわりに、シャーシないのDC電源を使う。 -> (4/2) 2023年度納品が2024年度4月に食い込む。
(5/23)JTAG USBも2本購入。-> (3/5) 既存の基板からバイナリファイルを吸い出しができるはず。
11. Common mode servo
- (8/1) 足りない分の2台を新規に作るが、部品の値が把握できない。ある程度推測したので、確認してもらう。
- (9/5) 霜出さんが組み立て始めてくれた。
- (8/1) 他のものも一部部品の値がわからないものもあるので、今回できるだけ特定して記録に取っておく。
- (11/7) 部品の定数が確定し次第組み立てだが、おそらく現状のを確認することはできない。
- (11/7) IMCのCMSのオフセットを直したい。
- (12/19) 基板改造の確認したので。情報は揃った。
- (12/19) Fast pathのローパスの片方をGNDに落としているが、コンデンサが残っていてACでつながっている可能性がある。コンデンサをとった方がいいかも。もう少し調査。
(12/19) 16dBのところで発振している可能性がある。もう少し調査。-> 条件によって発生。-> (2/6) 発振とかは今の所大丈夫そう(牛場)。
- (12/19) 18Vが一度落ちたが、なぜ落ちたか原因は不明。
- (12/19) 24Vの電圧が落ちていたので根元で上げた。MCLにオフセットが乗っかったのはその24Vをいじった可能性がある。
(1/23) 山本君が最後の微妙な違いを測定してまとめてくれた。現在その資料に基づき、改良中。-> (3/5) IMC用のTFを作るため(推測)の部品はすでにあるので、これから10-15個の部品を乗せる。初段で0.2V程度のオフセットがあるので、初段から順に消していかなければならない。
- (4/2) 16dBから15dBの切り替えで、15dBも16dBも共にオンになり140usの間31dBになる。15dBから16dBの切り替えも同様になることがわかった。これまでの調査から少なくともデジタル側で問題がある。ソフトか、BOカードかはまだ不明。オフセットが問題ではなさそうなことが判明した。回路を切り替えるかどうかは未定。実際のKAGRA坑内の状況を確認することと、DGS側の原因の追求。CONTECにも問い合わせか。
(5/10) 数十MHzに発振。初段のVFが100MHzと帯域が広くN側がGNDがないために高周波で電位差がおきるのが原因 -> ケーブルのインピーダンスマッチングが必要かも。原因ch2がGNDに落ちるとダメ。浮かせる、もしくはケーブルが短いと発振しない。CMのGNDに回り回って繋がるとダメっぽい。
- 差動入力にしてGNDに落とさなければいいはず?Greenで差動にわけて試したが、それでも発振した。
I&Qの場合は、シングル化して499 Ohmを挟んでオフセットを除去して解決する方法は一つ見つかった。
- アンプを交換するのも解決策の一つ。
- ケーブルを短くするのも解決策の一つ。
- LEMOの2ピンケーブルは購入しておく。2mくらいと15mくらいを数本。
- 7月までに改造も含めて解決したい。
12. Binary checker(BIOC)
(4/2) BIOCに不具合があることが判明した。whitening, CMSのTTL入力のところに、~15Vがかかってしまう。BOから電圧が出ないので、回路側からBOに返す電圧(~15V)を、そこに使ってしまっているため。 -> 使用中止をアナウンス(上泉)、GNDを切ることを目的に使っている場合は、Gender changerの類を使ってもらう。gokagraとkagra-pmsに送付して、今使っているものも回収。
- 新たに必要かどうか?いい案があれば設計する。
13. D-SUB37pinケーブル
(2/6) 一度在庫確認をする。-> AEL
(2/6) 足りなければ作る。-> Misumi?
(3/5) 短いものはそこそこあった。長いものも(道村君が買ったもの?)そこそこありそう。長いものはそれほど使わない。PSL roomにいっているのは長いが、使わなくなったものがそのまま残されているはず。ラック間を飛ばすのに、20mオーダーのケーブルが使われている。エンドの1階に必要かも。XはTMSのコイルドライバーで必要になる。-> 山本
- (3/5) 道村君が買ったものの在庫確認をする。
(4/2) Misumi or デンセイで製作。現在あるものは、1.5m MF:39本、1.5m MM:23本、10m MF:16本、その他で25ピン 10m MF:4本、25ピン 1m? MF:20本?。購入はMFが基本。購入する長さ:5, 20, 30mをそれぞれ各30本程度。-> 山本君にTMSのところの長さを最終チェック
- (4/2) Genger changerで全ての37ピンケーブルのGNDを切ることになるかもしれない。
14. PZT driver
- (4/2) 市販のPZTドライバーでGNDがつながってしまっている。LIGOのようにPZTドライバーを自分たちで作るか?
15. 戸村さんの異動
FPGA、IRIG-B -> 青海
IO chassis -> 上泉
CMS -> いる間に解決、バリエーションを作るところまでは戸村さんにやってほしい。
I&Q demodulator -> まだ在庫あり
- 戸村さんは秋以降になりそう。
- 安井さんが6/1から。7月くらいから乗鞍か?
15. 故障など
オシロが不調(立ち上がらない)->自前修理を試みる。 -> 三代木さんから在庫確認が来ていた。
IO chassisのコンデンサが焦げた。->交換してみる。
- Nikhefが作ったLVDTの基板のノイズが大きかった。
- KEPCO30Aの修理は2台とも完了。
- 同時に落ちるコネクタの購入。
- 9/6 テスターが一つ故障。簡単に直せたら修理。
- 9/6 IO chassisのコンデンサが焼けたやつを、コンデンサを外してそのスロットは使えなくした。これで再利用できる。
- 9/6 SR785が調子が悪いので、新しいものに置き換えた。調子が悪いのはあまり再現性がないので修理も難しい。余裕がある時にオーバーホールするかも。
HPCDリレー切り替えできず。調べても問題なし。接点皮膜か?メンテナンスデーにリレーを切り替えるようなスクリプトを組む。-> 池田さんが作ってくれた。月に一度くらいで動かしている。
- すでに交換済み。
- 山本君がHPCDを2台使いたいといのでLPCDから変更した。LPCDの分を1枚使ったので、HPCD基板を1枚使った。
10/2 EndのHPCDを交換する必要がある。片方交換済み。もう片方は回路はできているので交換待ち。-> シャーシ1台、基板が1台分が予備。
- リレーの接点不良の可能性がある。
SR560が返ってきたが、バッテリーが死にかけている。-> H26の古いものだが、バッテリーは以前交換したもの。交換したが初段のFETがおかしいかも。使用不可のシールを貼って保留。
- AgilentのN5181Bが計3台故障。とりあえず修理は保留。
- 2022/12/6 3f RFPDの周波数調整。電気的に特に不具合はなかった。
- (3/7) 回路室のテストベンチのラックの100V電源にフィルター3つつけている。そこから30mA漏れていて漏電と検出されている。
- (5/9) 牛場君から、whitening filterのスイッチが1ch動かないとの報告があった。持ち帰ったものは、スイッチIC自身が壊れていたが、5Vのレギュレータの供給電圧が5.8Vだったので、ICとレギュレータの両方を交換して直った。直ったものは測定中。
(7/4) IO chassisのコンデンサが焦げた。-> 修理してみる
15. ADC/DACノイズについて
- 8/9 18Vと24VのGNDが繋がるとだめ。
- 8/9 IO chassisの出力側: DACのSCSIケーブルと、DIOのケーブルのDO側が繋がっていると、IO chassisの電源(24V)のGNDとIO chassisの筐体が繋がる。ラックのフレームと回路電源(18V)のGNDが繋がっている。そのためさらに何らかの理由で24Vと18Vの繋がっているよう。
- 9/6 IO chassis筐体とデジタルのGNDがどこで繋がるか探した。DACのボードを設置して内部のSCSIケーブルを繋ぐとフレームと繋がる。あとは、アナログGNDとデジタルGNDがどう触れるか?真ん中にあるフレーム周りで、塗装で落ちてるかどうかでデジタルのGNDが筐体に落ちるか決まっているよう。
- 9/6 DACのボード内で、デジタルのGNDとAGNDはつながっている。ただし、AGNDは回路のGNDとは別物。
- 9/20 デジタルGNDとアナログGNDがつながる原因は、DAC出力(アナログGNDに繋がっていて、それがデジタルGNDに繋がっている)からAI入力につながるが、その各入力が10kOhmで繋がっているが、ch数が多いので抵抗値が小さくなり、全体として入力インピーダンスが低い。電源入れない時の出力インピーダンスが45kOhm(+)、100kOhm(-)。
10/2 回路室にADCノイズが測れるテストベンチを新規PCと共に作る。-> 山本 押野君の機材を移動して、そのスペースに新たなPCとHitz製のIOシャーシで組む。
- 12/6 坑内各ラックのADCのノイズを測りたい。どのチャンネルに載っているかを特定する。
- 12/6 回路室のWSの準備ができた。置き場所を探してる。まずはADCノイズの再現。
- 回路室を片付ける必要がある。不必要なものは屋根裏部屋へ。
- 12/23に坑内SR系とOMCラックのADCチャンネルのノイズを測定した。残りはIOO周り。
- (2/7)測定すべきものはすべて測定した。
- (3/7) Xend 1階のADC3枚のノイズを測定した。Yendが最後に残っている。
- (4/4) 近いうちにDACの測定テストを試しにやってみる。
- (4/18) 4/7にIX,IYのDACの以前測ったもの以外の測定をした。
- (4/18) AI以降に回路をつなぐと、ピークがたくさん出ていた。周波数にも規則性がない。dewhiteningで対処療法的に回避している。
- (4/18) 両エンドとType A以外をどこまでやるかを検討中。
- (4/18) 4/7にIX,IYのDACの以前測ったもの以外の測定をした。
- (5/9)回路室でIOシャーシを置く場所を確保した。
- (5/9)DACのノイズをEXとEYで測定した。平田さんたちがIXとIYのDACノイズを測定した。生のDACではまだいいが、回路を繋ぐとノイズがかなり大きくなる。Dewhitnening filterでとりあえず対処療法で良しとした。
- (8/1)OMC/SR3のDACノイズを測定した。まだ少し残っていて、平田さん、佐藤さんと手分けする。
- (8/1)IMCの接続がBNCで、どう測定するか議論する必要がある。
- (9/5) 一度DACノイズを測定しようとしたが、トラブルで諦めた。次回は9月後半くらい。
- (11/7) 保留中。残りは平田さんなどに測定してもらう。
- (12/19) ALSとIMCとIOOのDC電源を変えた。これで(エンド1Fを除いて)全てDC電源化したはず。その他電源繋ぎ換え整理。
- (1/23) 12/22にPRエリアのDACノイズを測定した。あと少しDACノイズ測定が残っている。
16. その他
D-SUB37pinケーブルを作る。-> Misumi
電子負荷装置が入荷した。-> (3/5) テストしてみた。
新しいSR785用にノイズカットのトランスを入れるといい。->霜出。
提案
- テーブルで使うようなDC電源タップが必要か。短いやつ。
- クリーンブース内のミニラックをDINレールにしたらどうか
PEMのAC100VをDCに変換してもらう。-> PEMと話し合いを持つ。
配線案
- 電源の中点をラックに落とす。
買い物
***電源用D-SUBなどの組み込みに使うコネクタなどの在庫が切れてきている。*** -> いくつかは購入した。
- 不足品をリストアップ。
- 次回打ち合わせ4月16日(火)午後3時。
- 次々回打ち合わせ5月7日(火)午後3時。