Differences between revisions 8 and 9
Revision 8 as of 2019-03-27 21:02:45
Size: 2476
Editor: kenta.tanaka
Comment:
Revision 9 as of 2019-03-27 21:35:17
Size: 2854
Editor: kenta.tanaka
Comment:
Deletions are marked like this. Additions are marked like this.
Line 51: Line 51:
 * うーん。結局ノイズに埋もれてよく分からない。。特にVerticalのピーク。さらに言うと,Rollのピークが対角化した後で小さくなった。
== 疑問点 ==
 * そもそも,excitationを入れる時にE2C行列を対角化してない,つまりactuatorがVだけ,Rだけ,Pだけに押せているのかが分からない。

2019/03/27

What we did

  • 道村さんのやり方で試しにセンサーの対角化をやってみる。

  • 6自由度全部で対角化をやるのは時間がかかるので,configurationが似ているvertical方向の3つのセンサーを使うことにする。
  • 自然の揺れを使って,3つのセンサーV1,V2,V3(ch名 K1:VIS-TMSX_LVDTINF_V*_OUT)のPSDを測る。

  • Vertical, Roll, Pitchの共振周波数(1.79Hz, 0.969Hz, 0.961Hz)のピークの比をとって,以下のような行列を作る。r12はV2/V1, r13はV3/V1を表す。f_V, f_R, f_Pはそれぞれの共振周波数。

eq1.png

  • 符号はセンサーの幾何学的配置から求められる。
  • この逆行列が求める対角化行列
  • ...が,地面振動ではピークがノイズに埋もれて見えなかった。なので,少しやり方を変えて,Excitationを入れることにした。

seismic_sensor.png

  • Vertical方向,K1:VIS-TMSX_TEST_V_EXCからwhite noiseを入れて,Vertical, Roll, Pitchの共振周波数のピークの比をとる。この時,Euler to actuator Coil (E2C) 行列は幾何学的配置から求めた行列を用いる。

E2C matrix (from geometrical position)

V1

V2

V3

0.3333

0.3333

0.3333

Vertical

0.4534

-1.3015

0.8481

Roll

1.2410

-0.2278

-1.0132

Pitch

  • 同様にRoll方向,Pitch方向にもwhite noiseを入れて,Vertical, Roll, Pitchの共振周波数のピークの比をとる。

V_white.png R_white.png P_white.png

  • 行列を作ると以下のようになる。

Vert

Roll

Pitch

1

1

1

V1

0.9189

-2.7414

-0.1599

V2

1.0018

2.0306

-0.8203

V3

  • 逆行列をとって,verticalのセンサーの対角化行列が以下のようになった。

diagonalization matrix (only vertical direction)

V1

V2

V3

0.3308

0.3665

0.3318

Vert

0.0763

-0.2342

0.1387

Roll

0.5929

-0.1322

-0.4705

Pitch

  • これをLVDT to Euler(L2E)のvertical成分に代入して,自然の揺れでの各自由度ごとのPSDを測定した。

seis_compare.png

  • 「REFあり」が対角化した後のPSD。無印が対角化してない時のPSD。
  • うーん。結局ノイズに埋もれてよく分からない。。特にVerticalのピーク。さらに言うと,Rollのピークが対角化した後で小さくなった。

疑問点

  • そもそも,excitationを入れる時にE2C行列を対角化してない,つまりactuatorがVだけ,Rだけ,Pだけに押せているのかが分からない。

KAGRA/Subgroups/AOS/TMSX_O3/2019-03-27 (last edited 2019-03-27 21:35:17 by kenta.tanaka)