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上が並進方向 (L,T,V)の自由度で見たときのスペクトル,下が回転方向(R,P,Y)の自由度で見たときのスペクトル。REFありが元の幾何学行列で分離した自由度で見たスペクトル,REFなしが対角化した行列で分離した自由度で見たスペクトル要するにここで欲しいのは,REFなし,つまり赤,青,黄緑のスペクトルのピークがそれぞれ1つだけになっていて欲しい。その観点で先ほどの図を見ると,上の並進方向は概ね良さそうに見える。一方で下の回転方向は赤(Roll)が3つ,青(Pitch)が2つのピークを持っているように見える。うーん。困った。 上が並進方向 (L,T,V)の自由度で見たときのスペクトル,下が回転方向(R,P,Y)の自由度で見たときのスペクトル。REFありが元の幾何学行列で分離した自由度で見たスペクトル,REFなしが対角化した行列で分離した自由度で見たスペクトルである。

要するにここで欲しいのは,REFなし,つまり赤,青,黄緑のスペクトルのピークが__それぞれ1つだけになっていて欲しい__。その観点で先ほどの図を見ると,上の並進方向は概ね良さそうに見える。一方で下の回転方向は赤(Roll)が3つ,青(Pitch)が2つのピークを持っているように見える。うーん。困った。

19/06/13

昨日の続き,というかやり直し。(元々の幾何学matrixのV3からRollへ寄与する成分の符号が間違っていたため。)

元々の幾何学matrixをもう一度載せると

geophonematrix_original.png

この行列を元に作った対角化行列は以下のようになる。

geophonematrix_diagonalized.png

上の対角化行列を入れた状態で,カップリング率が下がっているかを検証するため,地面振動によるTMSの振動のスペクトルを見る

190628spectrum_seis.png

上が並進方向 (L,T,V)の自由度で見たときのスペクトル,下が回転方向(R,P,Y)の自由度で見たときのスペクトル。REFありが元の幾何学行列で分離した自由度で見たスペクトル,REFなしが対角化した行列で分離した自由度で見たスペクトルである。

要するにここで欲しいのは,REFなし,つまり赤,青,黄緑のスペクトルのピークがそれぞれ1つだけになっていて欲しい。その観点で先ほどの図を見ると,上の並進方向は概ね良さそうに見える。一方で下の回転方向は赤(Roll)が3つ,青(Pitch)が2つのピークを持っているように見える。うーん。困った。

KAGRA/Subgroups/AOS/TMSX_O3/2019-06-13 (last edited 2019-07-04 14:28:12 by kenta.tanaka)