[~~], $ ~~と書いてあるところはコマンドラインでの操作を表している。
立ち上げ
- IOシャーシの電源を入れる
- Stand alone(デジタルシステムのラックにあるPC)の電源を入れる
- ADCとDACの起動確認(デジタルシステムに接続しているPCで行う。)
- Desktopからターミナルを立ち上げる。
- コマンドで[dmesg | grep ADC]と[dmesg | grep DAC]のそれぞれを打ち込み実行する。
- (dmesg : stand aloneで起動しているものをすべて表示するコマンド)
- ADC、DACが入っている枚数あるか確認。
- 例)2枚入っていたら、[ADC 0]と[ADC 1]が表示される。
- コマンドで[lsmod]を実行する。
- (lsmod : 走っているプログラムを表示するコマンド)
- 最低限マスターモデル(k1x01)が走っていることを確認。マスターモデルは必ず動いていないといけないもの。
- このとき、別のモデルを動かしているとそれも表示される。
Matlabでのエラーなど
- ブロックにUnsolved Linkという表示が出てて編集できない時。
基本的には、ほとんどのサイトPCでは設定済みなのでこのようなエラーはないと思うが、もしこの状態になっていたら /opt/rtcds/の下にある”rtcds-user-env.sh”というファイルを $source rtcds-user-env.sh というコマンドを実行すると各ブロックにパスが通った状態で Matlabが開ける!!
モデルのビルド
Matlabでモデルを変更した場合、それを反映させるためにビルドという操作を行わなければならない。 以下に沿ってstand alone上でビルドを行う。
- $ cdscode
$ make x1cryproto (※x1cryprotoは、Matlabで変更したモデルの名前を入れる。)
$ make install-x1cryproto
$ startx1cryproto
基本的にはここまでの4ステップを行えば完了する。 もし、チャンネルの変更があった場合はDAQの再起動が必要となるため、続けて以下の操作を行わなければならない。 こちらも、stand alone上で行う。
- $ ps -ef | grep daqd : この操作でdaqdのプロセス一覧が表示される。表示された番号を参照して次の操作を行う。(※番号が2つ表示してあるdaqdのプロセスは消さないこと!)
$ kill 番号
svnアップロード手順
- 少なくとも"usercode"コマンドを実行して、この下で行う。ただし、例えば更新したいモデルがCryだけだった場合には、そのフォルダに移動してその後の作業を行ったほうが便利。
- $ svn status : 現在のアップロード状況が把握できる。頭に'A'が付いているものは以下の操作であるaddを実行している可能性がある。'?'となっているものに関しては、addされていないファイル。
$ svn add ファイル名、もしくはフォルダ名(場所も指定) : アップロードするファイルをこの時に指定する。最後の操作でsvnサーバーへアップロードする。フォルダ名で指定した場合すべてのファイルがアップされる。すべてをアップする必要がない場合には、ファイルを指定して一つずつaddする。複数個ファイルがある場合には[$ svn add ファイル名 スペース ファイル名]のように書けば一度に加えることができる。
- $ svn commit -m "コメントなど" : この作業が完了するとsvnサーバーにアップロードされる。コメントなどを簡単に記入しておくと良い。また、アップロードした後、バージョンの番号が表示されるのでそれを記録しておくと昔のバージョンに戻れるのでどこかに記録しておくことをおすすめする。
diaggui