起動方法
- Client workstation上で起動する場合: desktop上の「DTT」とかかれているアイコンをダブルクリック、もしくは上部タイトルバーに並んでいるアイコンにカーソルを合わせてdataviewerと表示されるものをクリックする。
terminal上から起動する場合:
>dataviewer &
もしくは
>dv &
と打つ。dataviewerから出てくるエラーメッセージ等を見る場合は、ターミナルから「&」無しで起動した方がいい。
使い方1. リアルタイムデータを見る
- 「Signal」タブを選ぶ。
- 見ることのできるチャンネルは、リアルタイムで流れている、256Hz以上の速いTP channel(Test Point channel、リアルタイムデータという意味)、及び64Hzの遅いEPICS channel。TP channelを見たい場合は一番下にある「Fast」を選ぶ。デフォルトではFastが選択されている。EPICS channnelを見たい場合、Fastの横にある「Slow」を選ぶ。
まず、右側の1から16のチャンネルのどこにこれから見るチェンネルを置きたいかを、シングルクリックで選ぶ。とりあえず一番上のK1を選択状態にしてみて下さい。その後、左側と真ん中の見たいチャンネル、例えば
K1:VIS -> K1:VIS-F0 -> K1:VIS-F0H1SEN -> K1:VIS-F0H1SEN_IN1 (16k, testpoint)
をダブルクリックして選ぶ。最後の数字の16kは、このチャンネルが16kHzで記録されていることを示す。- 次に「Realtime」タブを選ぶ。Signalから今選んだ(表示させたい)チャンネルの番号をすべて押す。
- 「Start」ボタンを押すとスクリーンが現れ、データが時間とともに流れていく様子が表示される。
もしスクリーンが表示されなかったり、データが出ない場合はterminal上から起動した上で、terminalに出てくるのエラーメッセージを見ていると原因が分かりやすいかもしれない。
- 各種設定で表示方式を変えることができる:
- 「Signal」を複数選ぶことで、複数のチャンネルを選んで表示させることができる。
- 「Auto」のチェックを外すことで、グラフの最大、最小表示幅等を選ぶことができる。
- 「Resolution」を変えることで、時間幅を変えることも出来る。「Sec」で横軸を変えることができるが、これは「Resolution」の値である程度表示できる範囲が制限される。
使い方2. 過去の長い時間のデータを見る
- 「Signal」タブを選ぶ。
- 見ることのできるチャンネルは、Storageに保存された過去のデータで、256Hz以上の速いDAQ channel(過去のデータのチャンネルという意味)及び64Hzの遅いEPICS channelである。DAQ channelを見たい場合は一番下にある「Fast」を選ぶ。デフォルトではFastが選択されている。EPICS channnelを見たい場合、Fastの横にある「Slow」を選ぶ。
まず、右側の1から16のチャンネルのどこにこれから見るチェンネルを置きたいかを、シングルクリックで選ぶ。とりあえず一番上のK1を選択状態にしてみて下さい。その後、左側と真ん中の見たいチャンネル、例えば
K1:VIS -> K1:VIS-F0 -> K1:VIS-F0H1SEN -> K1:VIS-F0H1SEN_IN1_DQ (16, float)
をダブルクリックして選ぶ。最後の数字の16は、このチャンネルが16Hzで記録されていることを示す。- 次に「Playback」タブを選ぶ。まず真ん中ら辺の「Time Now」ボタンを押し、現在の時間を表示する。現在の時間以外に任意の時間を入れても大丈夫である。
- その後、どれくらいの時間戻したいか選ぶ。例えばHHに2と入れれば、そこに書いた時間から2時間前まで結果が表示される。
- 中程の「Data」は、表示したい細かさを選ぶ。例えばSecond Trendとすれば、1秒ごとのデータを表示する。
- 真ん中右の「Signal」というところから見たいチャンネル、今回の場合1を選択して、左下の「Start」ボタンを押す。
グラフが表示されれば成功であるが、DAQ channelでないTEST POINTチャンネルを選んでしまったり、データが保存されていない時間帯等はグラフが表示されない。ターミナルのエラーメッセージを見ていると分かりやすいかもしれない。
- 複数のチャンネルを選んで表示させることもできるし、最大値、最小値、平均値等を選ぶこともできる。