Digital system subgroup meeting 議事録 2011/6/8 16:00(JST)~
1. 予算
- 800万円/1800万円ほど使った。残りは主に回路等。だいたい予定通り。(宮川)
2. 日立造船の参加
- 人員不足と、将来システム一式で発注できる体制を整えるべく、とりあえず月数回程度、神岡までそれぞれの分野の専門家に来てもらう。とりあえず4ヶ月間試しにこの体制でやってみる。(宮川)
3. 防振グループとの擦り合わせ
- 資料参照(説明は山元さん)
- ピコモーターはデジタルにつなぐ必要は無い。(山元)
- ステッピングモーターはドライバを新たに開発する必要がある。(麻生)
- 今回はグローバルコントロールは必要ないが、将来的には必要となる。(山元)
- ADCへはLEMOの2芯ケーブルが差動で使われている。DACについては高橋さんに確認。(山元)
- デジタルシステムと防振系のアナログ回路をつなぐインターフェースボックスが必要。その中には端子の変換(D-SUBからLEMOの2端子)、whitening/dewhitening filter, 可変のゲイン。デジタルで回路の雛形は提供するが、実際の設計は防振側とアナロググループでする必要がある。(宮川)
- 測定データはTAMAで取られた物で、現在柏には制御できる物が無いので、今回提供するデジタルシステムで始めて制御できるようになるため、8月に渡すという期日は守ること。(山元、宮川)
- ピコモーターはデジタルにつなぐ必要は無い。(山元)
4. 神岡への訪問
- 道村、正田組の訪問に付いては、DACが安定に動くようになってから。一週間位を目処。
- タイミング信号を入れるための基板、端子等はCLIOの物が余っているので、それを流用。
- 端山、阿久津組については6/28-30を予定。坑内に入る予定で、共同研究者になってもらう。
- 外部からデータにアクセスするには神岡にVPNで接続する必要がある。共同研究者はVPNのアカウントをもらえるので問題ないが、例えば海外の研究者がアクセスしたい場合は今のところ不可能である。Joeの場合もこれに当たり、実はすでにアクセスしてみてもらいたいような状況になってきている。早急に解決したい。(神田、宮川)
5. 神岡での作業場所
- 現在ゲストが来ても神岡での作業場所が無いので、新たな場所を手配中。候補としてはプレハブを建てるか、坑山アパートを改装して使う。いずれにせよ数ヶ月位はかかる予定。(宮川)
6. 各タスク
- 回路
- AA/AIの基板のP板.comへの発注はまだ準備中。部品の実装にオートマウントを使う場合は部品表と、部品の座標が必要だが、今のところ見えていない。(森脇)
- 部品表については宮川が送る。
- 基板製作に5日、部品実装に1週間の計約2週間で部品が実装されたものができる。(森脇)
- AA/AIの基板のP板.comへの発注はまだ準備中。部品の実装にオートマウントを使う場合は部品表と、部品の座標が必要だが、今のところ見えていない。(森脇)
- D-SUBケーブルに付いては絶縁コネクタを特注すると2−3千円と高価なので、市販の部品を接着する方法等を確かめている。(森脇)
- Standalone system
- DAC未だ正しく動かず。16kHzでは動くが代わりにawgtpman(test point)がうまく走らない。リアルタイムを構成する各サービス等のソフトを自分の環境で再ビルドする必要がありそう。これから一週間位でいろいろ試す。(宮川)
- ADC,DAC性能評価(資料参照)
- DACの出力に飛びと周期的なエラーがある。(大石)
- どこかのビットがおかしい可能性が高い。周期的なエラーに幅があるのは、あり得る。(神田)
- GS社(今回購入した日本の代理店はLHS社)に仕様の範囲内か聞いてみると良い。(神田)
- いずれにせよ、1LBS程度なので、それほど大きいわけではない。(大石)
- DACの出力に飛びと周期的なエラーがある。(大石)
- Network test
- 物はほぼ購入したのでこれからテストする。Joeにも手伝ってもらう。(宮川)
- Simulated Plant
- Joeが詳しいはずなので、7月に来たときに聞いてみる。(宮川)
- Timing test
- 物はほとんどそろった。三代木さんが神岡に来たときにテストを手伝ってもらう。(宮川)