Digital system subgroup meeting on 2012/1/18 16:00-17:20 (JST)
出席者: 宮川、神田、譲原、山本、上泉、麻生、端山
1. 今年度予算執行状況
- 最初見込んでいたのは1700万円であったが、回路及びIO chassisを業者に製作を頼む関係で、大幅に予定金額を越えそう。(宮川)
2. 来年度、再来年度の予算計画
- 1/20までに、来年度、再来年度使う予定の金額を、大橋さんに知らせなければならないが、日立造船にこれまでの打ち合わせから得られた大まかな金額を出せるか頼んである。今日の夜届く予定。(宮川)
- Interlockは独立して要求する予定。(麻生)
DetCharの分もきちんと要求すべき。(麻生->端山)
3. 天文台解析システムの現状
- まだbootにトラブルがある。(端山)
- 外部から天文台にアクセスできる方法を検討して欲しい。(宮川)
4. 回路現状報告
- 防振グループのPre-Isolatorのインターフェースを製作中。デザインはほぼ終わり、間もなく発注予定。後述する防振グループとのテストには、箱は難しいが、基板は間に合わせる予定。(上泉)
- AA/AI filterはすでに組み上がっているが、テストがまだ出来ていない。(宮川)
5. 防振グループへの制御システム提供
- 1/26-2/1に柏に一台Standaloneシステムを運び、制御のテストをする予定。(宮川)
6. 日立造船との打ち合わせの報告
- 資料参照(コラボレータのみ閲覧可能)
- AA/AI基板の値段は開発費を除いた一枚当たりで考えると妥当ではないか。(麻生)
7. レビューの準備
- 資料参照
P12: DetChrを図に入れて欲しい。(端山)
- 環境モニタ、解析の間に入れるような図を作る。(宮川)
- P18: hardware層とlogic層をきちんと分けた図を作ると分かりやすい。(神田)
- P19: 地物でもGPSによるタイミングを独自に構築するのか?(端山)
- LCGT,地物で別々に用意する。理由は地物の萌芽先に出来て間に合わないのと、冗長性のため。ただしLCGTのが用意できた後はそれを使うかもしれない。
- センサー部分で信号を分岐して、それぞれ地物、LCGTにつなぐので、その場合解析に使うデータはLCGTに来たものを使えばいいので、基本的に問題ないが、それぞれ地物、LCGTに記録されたデータ同士を比較するとGPSの遅延が問題になるかも。(宮川)
- P19: 500TBはPre-process server?(神田)
- iLCGTの観測とbLCGTのコミッショニングでこれ位使ってしまう予定なので、Pre-process serverは別で用意してもらった方がいい。(宮川)
- P19: 坑内から出て行くPre-process serverへの転送速度がリアルタイム解析に重要なので、知りたい。(端山)
- 坑内は十分に早いが、坑外は少なくとも数kmの転送があるので、きちんと検証しなくてはならない。(宮川)
- どこの担当?(神田)
- 施設もしくはデータ解析ではないか?(宮川)
- P:19: 坑内から坑外へのネットワークは富士通等神岡で経験があるところがいい。(神田)
- P32: 一年でどれくらいのデータ量?(神田)
- 生データで300TB/yearくらい。ただしiLIGOを参考に算定しているので、河邊さん等の助言でも増えることを考えておいた方がいい。冗長性等も考えるとラフに言って1PB/yearくらいか?(宮川)
- 全体:デジタル系のノイズも含めてきちんとNoise budgetの予測等は出来るのか?(神田)
- 今あるnoise budgetは原理的なノイズしか考えていないので、テクニカルノイズきちんと含んだNoise budgetが出来るようなシステムを組む必要がある。(宮川)
- iLIGO/eLIGOで実績がある位のパフォーマンスは出せると思う。CLIOでも限定された状況ではあるが、実証済み。ただしLCGTはaLIGO相当なので、そこまでのパフォーマンスがあるかどうかはきちんと検証する必要がある。(宮川)