Digital system subgroup meeting on 2012/10/10 16:00- (JST)
出席者: 宮川、上泉、譲原、山本、田中、端山、大石
1. DC電源の選定について(宮川)
- 先月の資料参照
- KEPKOのATEシリーズが性能的にいい、aLIGOで使うJQEシリーズは改造などが必要となるので、少し不安。
- このような方針で、他のサブグループの意見も聞いてみる。
2. 現状報告
防振システム(関口)
- Pre-Isolatorの制御は休止中。地面振動の測定をやっていて、その読み込みにSTDAを使っている。
- チャンネルに断線がある。ケーブルではない。チェックして問題箇所が分かったら報告してもらう。
- RT model及びMEDMの改変をしたい。明日以降宮川と電話で相談しながら進める。
回路(上泉)
BNC->D-SUB変換の基板が到着、部品もきている。
- CLIOの観測で使いたいので、来週の中ぐらいにあるとありがたい。(宮川)
- デンセイと引き続き1Uの箱の開発を進めている。
天文台システム(端山)
- 和泉君が天文台のSTDAで周波数安定化用のモデルの設計をしていたようである。
- 天文台にはかなりの解析ソフトをインストールした。
- インストール済みの物を標準システムとして配布できるようになるか?(宮川)
- 多分可能。但しOSのバージョンなどに依存する物が一部ある。
3. CLIOでの観測について
- 干渉計の状態:
- 鏡のコンタミが発生しているため、本日昇温。明日再びチェック。
- 両腕ともロックは可能だが、Boostがまだうまくはいらない。
- 感度はおそらく期待できない。
- デジタルシステムの状況:
- GentooでのRT systemの動作を確認、Client WSも動いているようである。
以前WindRiver上で動いていたCLIOのLSCのコードの再ビルドはできた。
- ロック、キャリブレーション、BOの再動作確認など、やることはまだたくさんある。
- bindが一部動いていない。
- 観測データを解析する。ノイズの状況を解析するのが目的。
- 天文台STDAで確認して、CLIO内にリモートでインストールしている。7割位はインストール終了。
- CLIOでデータを取って、解析できる環境を整えるのがミニマムサクセス。純リアルタイム解析、オフライン解析までできれば大成功。
- 突発的なノイズなどの応答も確かめたい。
時系列ののh(t)及び、v(t)->h(t)への伝達関数が必要。(山本)
- 観測時間は5分から数時間くらいがターゲット。
4. その他
- LHO訪問は延期。