Digital system subgroup meeting on 2012/11/7 16:00- (JST)
出席者: 宮川、道村、三代木、和泉、上泉、譲原、神田、端山、関口
1. CLIO観測の報告
- 制御 (宮川)
- Wind Riverでのリアルタイムモデルもほとんど改変なしでGentooで再ビルド可能であった。新しいモデルでロック、キャリブレーションは順調にいった。ゲインなどの設定も以前のものがBURTのSnap fileで残っていたのでほとんど困ることはなかった。
- フレームデータがきちんと取れていることが分かった。
- Detchar(端山)
- かなりのソフトのインストールがすんだ。簡単なノイズ解析も可能になった。期間中にできなかったソフトも、後日リモートでインストールした。
- 準リアルタイムで、Webページに解析結果を示すようなものを構築した。
- レーザーパワー、加速度計の出力を同時に取得した。
- 人為的にチェンバーをたたくなどして、ノイズを入れて、加速度計、干渉計の両スペクトルに出るようなデータを取得した。
- 解析ソフトインストール状況(譲原)
- インスパイラルを計算するソフトをインストールした。結果5kPc程度であった。
- decimationの影響を見たい。(神田)
- Decimationは割るので関係ないはず。(和泉)
- キャリブレーションされた感度の4kH以上のうねりはソフトウェアのAI filterの影響だが、今回は取り除けなかった。(和泉、宮川)
- Open loop THの実測と計算値が一致していないのは、IIR filterの影響が出ているのかも。(和泉)
- 既知の伝達関数が分かっているものを測ってみたらどうか?(神田)
2. 現状報告
- VIS現状(関口)
- 停電から復帰したときに、IO chassisが故障したようである。交換して動くようになった。
- 坪野研(道村)
- 正田さんが低温共振器の実験に使おうとしている。AAのグランドがおかしいようなので、KAGRAと同じものを発注している。
- 回路現状(上泉)
- PDの納品がすんで、坪野研に送った。
- DAC用のBNCコネクタを製作してCLIOに送った。
- BO用のケースを柏の工作室で加工するよう手配している。今月末位に納入予定。
- デンセイに1Uの箱を依頼、
- 組み上げ、検査は?(三代木)
- デンセイに頼むつもり(上泉)
- 天文台デジタル
- CLIOと天文台にインストールしてあるソフトはほぼ同じ。(端山)
- ソフトを入れた状態で配布したい。(宮川)
- Client用に1TB程度のHDDを増設して欲しい。
- メンテナンス上NFS経由で導入したい。(端山)
- KAGRAはそうなるが、STDAではローカルにインストールしたい。(宮川)
- リアルタイム制御を含めたシステムは解析に必要か?(神田)
- フレームデータを生成するのに必要。(端山)
- 値段はデータを取って、何かをアクチュエートするようなシステム込だと回路なども含めると400万円くらい。天文台にいれたような実際のデータは取らない最低限のシステムだと、リアルタイム計算機とADCとCleient用計算機で100万円ちょっとか。(宮川)
- 重力はデータの保存の際のLatencyは?
- STDAではローカルのHDDに落としているので問題ないが、KAGRAではたくさんあるリアルタイム計算機からMyrinetを介してData Concentratorに集まってくるため、きちんとした検証が必要。北部会館が稼働し始めたので、今年度と来年度でテストをする。(宮川)
- LHO(和泉)
- 温度などのゆっくりしたもののデータの取得用のSlow digitalシステムに関わっている。ETHER CATと呼ばれる、Windows baseのもの。まだ開発段階で、ライブラリレベルでのチェックなども必要。
- OPC serverでBroad castしていて、EPICS serverを別途用意してやることでEPICSに配信している。
3. AEL説明会について(宮川、上泉)