Digital system subgroup meeting on 2013/9/4 16:00- (JST)
出席者: 宮川、上泉、麻生、端山、浅野、鳥谷、横澤、山本、譲原、関口、道村
1. 回路の現状(上泉)とAELミーティングの独立
- 現状:
- TTFSS(周波数安定化サーボ)はほぼ完了。残りのケーブル等を用意している。
その他、LVTD driver, coil driver, GEO phone interface, whitening filter, optical lever driver, I&Q demodulator等が走り始めている。
- 内山さんが一部回路の制作を手伝ってくれる。既に電源ケーブル等を作ってくれた。
- S-numberによる物の管理が始まった。
- 回路基板それぞれにS-numberをつける。いくつもあるS-numberの大元にD-numberをつけ、そこから参照できる。
- 回路基板のみでなく、回路シャーシ、計算機等にも使用し始めている。
- 回路の会議がチーフ会議の無い週の月曜日15時から独立して行われているので、これ以降はAELの会議はこの場では行わない。
- 会議はオープンなので興味のある人は参加してもらって構いません。MLに登録すれば連絡が行くようになります。詳しくは宮川まで。
2. RTS2.6.3へのアップデートまとめ(宮川)
STDN、SNS、LNS全てに於いて2.6.3までのアップデートが完了した。STDAは後述するように問題が発覚したが、無事に解決したblog。
3. IO chassisの接続について(宮川)
- 短いケーブルを使っての接続はこれまでもそこそこ安定に出来ていた。これはGEN2での接続だが、相性がたまたまうまくいったので問題が無かったと思われる。
- Hitzとの検証で、GEN1での接続だとうまくいくことが分かった。
- たまたま昨年度末に買った8台のRTFE用の計算機上のBIOSでGEN1に制限出来ることが判明し、GEN1に制限してしまえば今のところ接続に失敗したことはない。
- ただしこれは接続できる計算機が限られるということである。
- 計算機に依らず、インターフェースカード上でGEN1に制限できないか、メーカーに検討してもらっている。
- 光での接続、もしくはこれまで不安定だった長いケーブルを用いても状況は同じである。
4. IRIG-Bテスト
- 新しく買ったGPSアンテナでTiming Masterが認識でき、IROG-B chassisも無事に現在時刻を示すようになった。ただし、現在アンテナを室内に立てているため、衛星を捕らえるまでの時間が長く、ロストしてしまう率が高い。
- きちんとアンテナを外に立てて、衛星をどれくらい捕らえることができるかのテストをする必要がある。
- IRIG-Bの信号はFrame dataに入っているのか?(端山)
- Frame dataにはタイムスタンプが押されるが、それはIRIG-Bと1PPSの信号を元にして押される。IRIG-Bと1PPSが正しい時間を表しているかどうかはFrame dataを見ただけでは分からない。別途検証する必要がある。(麻生)
5. 柏と本郷のUpdateについて(関口、正田)
- 柏: rmmodコマンドでリアルタイムモジュールが落ちる問題があったが、その後のHDD交換で無事に動いている。
- 本郷: 同じくrmmodで落ちる問題があり、これはHDD交換で良くなったはずだが、その後リアルタイムモジュールがスタートしない。タイミング信号が怪しいが正田さんが先週末から風邪でお休みのため、今のところ原因不明。
- アップデートは必須か?(道村)
- いくつかの重要なアップデートはした方がいいが、必ずしも必要ではない。特に本郷で使っていた2.1.4だと、DCオフセットの値によってDACのACのノイズフロアが挙がることが確認されているので、今回アップデートした価値は十分あると思われる。
6. 現状報告(あれば)
- 特に無し。
7. ICALEPCSへの出席
- 10/5-11までサンフランシスコで開催される制御の国際会議に宮川が出席する。
8. その他
- 学会発表はこれまで通り宮川が担当。
- 次回は10月2日16時からの予定