Digital system subgroup meeting on 2015/3/9 16:00-17:00 (JST)
- 出席者: 宮川、苔山、粟井、小野、麻生、高橋、三代木
1. メンバーシップ
- 基本的には昨年度と同じ方針。今のところエフォート率順に苔山、上泉、粟井、三代木、横澤、神田、道村、山本、譲原から申請があった。
2. リアルタイムモデルとMEDM画面の進行状況
- 雛型はDGSグループから提供する予定。現在PSL, IMC, VIS-MCEのRT modelとMEDMが出来かけている。IMC-ASC, LSC, VIS-PR2, VIS-PR3をiKAGRA用にこれから作る予定。先週端山君、今週奥富君にシフトに来てもらい画面が少しづつ出来上がってきている。
- VIS関係は奥富君にVISのモデルを作り込んでもらうかもしれない。藤井君にも手伝ってもらう。
3. IOシャーシ稼働状況
- LIGOで使っているDC-DCコンバータタイプの電源を使ってRT上できちんとモデルを組んだ状態で16/18枚まで動いた。モデルを組まない状態ではこれまで18枚全部起動できたのだが、モデルを組んだ状態では5枚が最大であった。このときは300Wタイプを使ったが、同じ系列の450Wタイプを使うと16枚動かなかった。電源の特性が悪いのか、もしくはたまたまの個体差なのかは不明。もう少し続けるが、いずれにせよ少なくともこの電源を使えば16枚までは動くことが分かったのは大きな進展である。
4. 坑内インストール状況
- 全てのシステムが稼働した。具体的にはRTモデルが制御用の計算機で動き、MEDMからそれらが見え、計算機同士での制御用信号のやり取りであるGE及びDolpihinのRFMが動き、データ転送系うまくいってストレージまでデータが保存され、dataviewerやdiagguiから現在、過去のデータ共に見えるという事である。
- 上記動作に伴い、懸案事項であったIPアドレスをclass Cの192.168.10.XXXからclass Aの10.68.10.XXXに変更した。これは外部からVPNで繋いだ場合192...だと一部のネットワークとかぶる事が既に分かっている事と、宇宙線研がclass B, その下のSKがclass Aをとっていたので、宇宙線研内部とかぶると間違えやすい事と、同じ観測器のSKに従いclass Aとした。
- コントロールルームの整備が進んでいる。来週またモニタを追加する予定。机等も発注を終えた。
5. 坑内配線
- 水がある事や、高い位置のレールラックが一部に有るので配線は大変そう。DCのケーブルがかなり太い。
- 一度は自分たちで配線してみて、どの位大変か試してみる。
6. 坑内ラック設置について
- ラックに直接かぶせるビニルカバーを製作し、中に熱源である電球を持ってきて湿度がどれくらい下がるか試している。60W x 2 = 120Wの電球で周りの温度が15度、湿度85−90%くらいなのに対し、20度、65-70%という結果。更に60W電球を一つ増やしもう少し様子を見る。
- X-endの状況がかなりいいので、ラックを持っていきネットワークの接続テストを行う予定。
4. その他
- 次回打ち合わせ6月1日(月)午後4時からの予定。